テストパイロットの参加方法

このテストパイロットプログラムは、Windows・MaxOS・Linuxの各コンピュータ版Firefoxに対応しています。

まずFirefoxを開いて、テストパイロットのホームページにアクセスしましょう。
Firefoxをダウンロードしていない場合は、緑色の「Firefox 無料ダウンロード」のボタンが表示されます。
Firefoxで開いている場合には、緑色のボタンが「Test Pilotアドオンをインストール」に変わります。

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Screenshot on Firefox Test Pilot Program

ボタンを押すと、テストパイロットアドオンがインストールされ、メールアドレスを入力するように求められます。
チェックボックスにチェックを入れ、次に進みます。

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Screenshot on Firefox Test Pilot Program

ページの下のほうには、テストパイロットに参加できる「実験」が用意されています。
参加したいテストパイロット実験の「使ってみる」ボタンを押してみましょう。

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Screenshot on Firefox Test Pilot Program

ページ右上にある有効化ボタンを押すと、アドオンとしてインストールされます。
使い方は、インストール後に表示されるモーダルウィンドウのカルーセルで確認できます。

テストパイロットで用意されている機能

2017年8月時点では5つのテストパイロットが用意されています。
ここでは、具体的にどんな機能があるのかを覗いてみることにしましょう。

Min Vid

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Screenshot on Firefox Test Pilot Program

Min Vidは、YouTubeやSoundCloudなどをホームページで再生しているときに、ピクチャインピクチャのように小さなウィンドウでメディアを再生することができる機能です。

動画を見ながら作業したり、音楽を聴きながら作業をするときに重宝するでしょう。

Containers

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Screenshot on Firefox Test Pilot Program

Containersは、タブを仕事用・プライベート用などにグループ分けをすることができる機能です。

タブを色分けして見やすくしたり、コンテナーごとに違うアカウントでログインしたりすることができます。

Snooze Tabs

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Screenshot on Firefox Test Pilot Program

Snooze Tabsは、今は気が散るものを一時的に隠しておいたり、あとで時間が来たら自動的に開けるように管理できる機能です。

一時停止アイコンをクリックし、今必要のないタブを閉じ、必要なときに再度開けるようアラームを設定することができます。

Send

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Screenshot on Firefox Test Pilot Program

SendはFirefox実験ではなくウェブ実験として公開されているプロジェクトです。

Sendを使うと、最大1GBまでのファイルをアップロード、暗号化し、オンラインで共有することができます。
ファイルをアップロードすると、自由に渡せるリンクを生成します。

Sendが生成したリンクは1回のダウンロードあるいは24時間後に期限切れとなり、Sendサーバーに保存されたファイルは自動的に削除されます。

Notes

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Screenshot on Firefox Test Pilot Program

NotesはFirefoxのサイドバーに用意されたメモ帳です。

まずは実験としていくつかの書式を変更できる機能が追加されていますが、ユーザーの声によって機能が追加されたり改良されたりする可能性もあります。

Voice Fill

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Screenshot on Firefox Test Pilot Program

Voice Fillは正式にテストパイロットページには掲載されていませんが、「Speak To Me」というコードネームで開発されていた機能です。

GoogleやYahoo!などのページにマイクボタンが現れるので、それを押した後に話しかけるとAI(人工知能)が検索結果を提示してくれるというものです。
実験が進めば、さらに多くのサイトに展開される予定です。