Webマーケティングの担当者であれば、インターネットの世界や世の中の様々なことにアンテナを張っておく必要があるでしょう。ソーシャルメディアの普及などにより、あらゆる情報がリアルタイム性を持ってシェアされ、あっという間に広がっていくようになりました。

何が流行っているか、どんなニュースがあったかなどのトレンドやネタは、鮮度が命です。
Webマーケティングの担当者であれば、インターネットを活用した情報収集は欠かせない仕事の一つです。

今回は、Web担当者が効率的に情報収集するために役立つツールや手法をご紹介します。
時間に追われてなかなか情報をチェックできていないと感じている方はぜひ参考にしてみてください。

情報収集は、簡単で習慣化できる方法にしたい

Webマーケティング、特にソーシャルメディアマーケティングを活用している企業にとって、日々の情報収集はとても重要です。世の中や自社の業界界隈の関心ごとや、顧客のニーズなどをいち早くキャッチし、鮮度の高い話題を届けることで、ソーシャルメディア運用のエンゲージは大きく差が出てくるでしょう。

しかし、日々忙しい中で、ありとあらゆるサイトをネットサーフィンして情報収集をしていては、あっという間に一日が終わってしまいます。定期的にするソーシャルメディアのエゴサーチも、いつ投稿があるかもわからないのに、毎回検索窓からキーワードを入力するというのはかなり時間の無駄になってしまいます。

また、世の中や自社の業界の動きというのは、こちらから予測できるものではありません。検索のように顕在化したキーワードから情報を引っ張ってくるだけでは、不十分という場合もあります。
業務の合間を縫って短時間ででき、かつ簡単に習慣化できる情報収集方法のヒントを紹介していきます。

メールマガジンは基本だけど効果的

目新しい方法ではありませんが、情報収集においてメールマガジンは依然として有効な手段ではあります。

メールマガジンに限ったことではありませんが、情報収集の手間を出来る限り縮小するには、「自分から情報を取りに行く」のではなく、「口を開けて待っていれば、自分に必要な情報が入ってくる」という状況を作ると効果的です。

ビジネスマンであれば、メールをチェックするという作業はほとんどの方が習慣化しており、わざわざ1アクションを起こさなくとも自然な形で情報収集ができます。

メールマガジンはメールボックスがいっぱいになってしまい鬱陶しい、埋没してしまうなど問題がありますが、受信設定でメールボックスを整理しラベルをつけるなどすること
で環境を整えましょう。登録しているメールマガジンの中でも重要度を分けて振り分けるなどをすれば、貴重な情報が埋没してしまうのを防げます。

特定のニュースサイトやブログなどを見返すにはRSSが有効

よく訪れるニュースサイトやブログからの情報収集を効率化するにはRSSリーダーが効果的です。RSSとは、自分でカスタマイズして複数のサイトの更新情報を一元管理できる仕組みです。仕組みとしては20年前から存在しますが、サイト数が多い昨今でも有効な手段の一つとなっています。

ニュースサイトやブログなど複数に渡って登録しているサイトから、更新情報があればタイトルやアドレスなどを抜き出して、RSSリーダーにまとめて表示されます。

RSSリーダーを眺めているだけで、それぞれのサイトに逐一アクセスをしなくても、更新されているかがわかり、更新されたコンテンツに直接アクセスすることが可能です。