TikTokの動画広告の活用に興味があるものの、運用ノウハウが分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、TikTok動画広告のポイントを具体的に解説します。企業のTikTok広告運用を支援し、自身も現役ライバーとして活躍するMelocoton合同会社の吉田氏に、TikTokで反応の良いクリエイティブのパターンや相性の良い商材具体的な成功事例などを伺いました。

プロフィール

吉田 彩乃 氏
Melocoton合同会社 代表
大阪大学卒業後、新卒で外資系コンサル会社へ入社し、ERP導入後の保守運用を担当。 その傍らでライバーとして活動し、外資系コンサル会社退社後は最高月売り上げ1100万円を記録するトップライバーに。現在もライバーとして活動しながら、TikTok動画制作を台本立案からキャスティング、編集まで手がける。

目次

  1. TikTokのユーザー層と企業の参入状況
  2. TikTokと他の媒体との違い
  3. TikTokの動画広告と相性の良い商材
  4. 事例から読み取れる「成功の条件」
  5. TikTokの動画広告にかかるコストの目安
  6. "TikTok売れ"したケイト「リップモンスター」の成功要因とは
  7. 世代別の効果的なアプローチ方法
  8. 動画広告におけるライバー起用の選定基準
  9. TikTokで今後伸びそうな業種・業態

TikTokのユーザー層と企業の参入状況

ferret:
まずは、TikTokが2017年に日本上陸して6年になる今、以前と変わったポイントがあれば教えてください。

吉田:
TikTokが日本でサービスを開始した当初は、若いユーザーがコンテンツを楽しむだけのものでした。しかし最近ではユニクロなどの有名企業がTikTokのアカウントを作成して話題を作ったり、認知を広げたりする事例が増えていて、YouTube のように企業も参入する媒体になってきたという印象があります。

ユーザー層としてはZ 世代の割合が多いものの、最近では20代後半や30代、40代の方も多いです。ただコンテンツを見るだけでなく、行動を起こすユーザーの割合がその年代でも増えているので、今後はテレビのように大衆に受け入れられる媒介になるのではないかと考えられます。

TikTokと他の媒体との違い

TikTokしか見ていない層へアプローチできる

ferret:
YouTubeやLINEなどの他媒体でも動画広告が出せますが、TikTokは他とどのような違いがあるのでしょうか?

吉田:
まず、リーチできるユーザー層が異なります。InstagramやTwitter、Facebook はユーザー層がある程度被っていますが、TikTokしか見ていないというユーザーも多いです。

ferret:
TikTokしか見ていないユーザー層というのは具体的にどういう人なのでしょうか?

吉田:
Z 世代ではTikTokしか見てないというユーザーが多いです。また、FacebookやTwitterのような文字情報ではなく、動画で情報収集したいユーザーもTikTokを見ています。もちろん



TikTokのコンテンツフォーマット












TikTok広告のポイント①ユーザーの声を入れる

TikTok広告のポイント②限定訴求

TikTok広告のポイント③ユニークな訴求