オフィスのレイアウトや組織図、サービス紹介のためのフローチャートなど、ビジネスパーソンであれば図を作成する機会があるでしょう。
ですが、ExcelやPowerPointでは使える図形も少なく、見栄えのいい図を作成するには物足りないと感じたことはありませんか?

今回は、作図ツール「draw.io」の使い方を解説します。
「draw.io」はフローチャートやオフィスのレイアウトなど図を作成できる高機能のツールです。
長机や窓といったオフィスレイアウト向けの図形や、パソコンやメールなどのアイコンも豊富なので、少ない手間で質の高い図を作成できます。
会員登録も不要なので、ぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか。

「draw.io」とは

draw.io___Chrome_ウェブストア.png
[draw.io| Chrome ウェブストア] (https://chrome.google.com/webstore/detail/drawio-diagrams/onlkggianjhjenigcpigpjehhpplldkc?hl=ja)

「draw.io」とは、フローチャートやオフィスのレイアウト図、ネットワーク図を作成できる無料の作図ツールです。

GoogleChromeのようなブラウザ上で操作ができ、作成した図はGoogleドライブやGithubと連携させて保存が可能です。

顧客向けの資料や、プレゼンテーションに用いる際には図は欠かせない存在です。
しかし、ExcelやPowerPointでは、使える素材が少なく、パソコンや人物などのアイコンはWebを検索して取得するしかありません。
その点、draw.ioでは、図形やアイコンなど豊富な素材が提供されており、工数をかけずとも質の高い図を作成できるのが特徴でしょう。

参考:
[フローチャートを簡単に作るならワードやパワポは使うな|日経トレンディネット] (http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/1056544/101700047/)

「draw.io」の使い方

draw.ioは図形やアイコンを選択して貼り付けるだけのシンプルな操作で図を作成します。では、早速、簡単なオフィスのレイアウト図を作成することを想定して使い方を説明していきましょう。

1. アクセスする

下記のURLからdraw.ioにアクセスしてください。
ソフトのインストールや会員登録は不要なので、そのまま作図画面が立ち上がります。

▼draw.io
https://www.draw.io/

2.言語を日本語に変更する

draw.ioは基本的に英語で表示されます。英語表記のままでは使いづらさを感じる方は日本語表記に表示を切り替えましょう。

2-1.地球のアイコンをクリックする

URLからアクセスすると、下記の画面が表示されます。
画面右下にある地球のマークをクリックしてください。

draw.io.png

2-2. 「日本語」をクリックし、ページを更新する

下記のようにプルダウンが表示されたら「日本語」をクリックします。
ページを更新すると日本語表記の画面へと切り替わります。

ただし、日本語表記に切り替えたからと行って必ずしも流暢な日本語に切り替わるわけではありません。表記から推測しなくてはいけない機能もあるので注意してください。

2.png

参考:
How to change the language of the menus and other text? - draw.io Knowledge Base | draw.io Support

3.保存先を選択する

日本語表記への切り替えが終わったら、図の保存先を選択します。

5.png

上記にあるように「Googleドライブ」や「OneDrive」のようなオンラインストレージや「Github」への保存が可能です。保存を行う際には、各種サービスへのログインが必要なので注意してください。

4.図の新規作成する

4-1.「新規のダイアグラムを作成する」 をクリックする

Googleドライブを保存先に選択し、ログイン認証を行うと下記のように作成メニューが表示されます。
新しく図を作成する場合は「新規のダイアグラムを作成する」を、すでに作成した図を編集したい場合は「既存のダイアグラムを開く」を選択してください。

6.png

4-2.テンプレートを選択して「作成する」をクリックする

6.5.png

「新規のダイアグラムを作成する」を選択すると、ファイルのタイトルとテンプレートが表示されます。

【利用できるテンプレートのカテゴリ(一部)】
・フローチャート
・レイアウト(ワイヤーフレーム)
・ネットワーク図
・オフィスレイアウト図
・テーブル(表)
・ベン図

上記のようなカテゴリの中から、利用したいテンプレートを選択して「作成する」をクリックしてください。
テンプレートを利用したくない 場合は「基本>白紙のダイアグラム」を選択しましょう。

5.編集する

「白紙のダイアグラム」を選択すると、下記のように作成画面が立ち上がります。

7.png

(1)タイトル:ダブルクリックして編集できます。
(2)メニューバー:キャンバスの拡大縮小や図形をつなぐ線・矢印の設定を変更できます。
(3)図形:図形やアイコンがカテゴリごとに一覧で表示されています。
(4)図のスタイル:用紙のサイズやグリット線の表示を設定できます。

左に表示される図形をクリックすると、画面中央のキャンバスに表示されます。
GoogleドライブやOneドライブのようなオンラインストレージであれば、作成した内容はオンライン上に自動で保存されます。
端末へ保存する場合はメニューバーの「ファイル」から「保存する」をクリックして保存しましょう。

また「ファイル」からは、PNGやHTMLへのエクスポートも可能です。

便利な編集機能

draw.ioには、ExcelやPowerPointにはない作図に役立つ機能が提供されています。
ぜひ参考にしてみてください。

メニューに表示する図形のカテゴリをカスタマイズする

draw.ioでは、デフォルトで表示されている図形以外にも、図形のカテゴリをカスタマイズして表示させられます。

図形のカテゴリをカスタマイズしたい際には、画面左に表示されるメニューから「その他の図形」をクリックしてください。

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上記のように、図形のカテゴリごとに見本が表示されます。試しに「フロアプラン」をメニューに追加してみましょう。

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画面左の図形メニューに「フロアプラン」が表示されました。
図形をクリックすれば、画像にあるようにテーブルや椅子などの図形が表示されます。

図形の色や挿入するテキストも自由に編集できます。編集したい図形を選んで画面右側のメニューから編集してください。

レイヤーで管理する

draw.ioは、PhotoshopやIllustratorのようにレイヤーによる作図も可能です。
レイヤーごとに異なる要素をまとめておけるので、作図をスムーズに進める際に役立ちます。

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レイヤー画面を立ち上げるには、画面左上にあるアイコンをクリックし、プルダウンから「レイヤー」を選択します。上記のようにレイヤー 画面が立ち上がります。

まとめ

「draw.io」とは、無料の作図ツールであり、GithubやGoogleドライブへの保存も可能です。テンプレートも豊富に用意されているので、時間をかけなくても質の高い図を作成することができるでしょう。

また、日本語に対応しているのもポイントです。英語がわからない方は、ログイン画面から言語を変更できるので、あらかじめ変更を行っておくようにしましょう。