30~40代の女性をターゲットにするなら「Wowma!」に出店するべき!ブランディアが出店してわかった他モールとの違いとは
現在、日本国内だけでも様々なECモールが存在しています。
ECモールは、特定のジャンルに特化した「特化型ECモール」と、あらゆるジャンルを網羅する「総合型ECモール」の2つに分類できます。
特化型の場合は特性がつかみやすく利用ユーザーも明確になっている場合がほとんどです。
一方、総合型ECモールに対しては*「多少差異はあるものの、利用するユーザー自体はそれほど変わらない」*とイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
全てのECモールがそのイメージに当てはまるわけではありません。
KDDIのグループ会社が運営する総合型ECモール「Wowma!」は、流入するユーザー層にある特徴が見られるようです。
今回は、KDDIコマースフォワード株式会社監修のもと、実際に「Wowma!」に出店されている「ブランディア」を運営する株式会社デファクトスタンダードのWebマーケティング責任者にインタビューを実施、「Wowma!」を利用するメリットやユーザーの特徴を伺いました。
KDDIグループが運営する総合型ECモール「Wowma!」とは?
https://wowma.shop/features.html
KDDIコマースフォワード株式会社が運営する「Wowma!」は、現状は商品数3,000万品以上・出店店舗数6,000以上の規模です。(2017年10月現在)
KDDIグループが運営しているモールならではの、auユーザー3,800万人にアプローチできる導線設計がなされています。
au WALLETやauスマートパスなどのauサービスと連携してauユーザーの利便性を高めつつ、au以外のユーザーに向けたサービスの展開もしています。
開設して日が浅いため、他モールに比べると、出店数や流通総額はまだ小規模です。
それでもWowma!への出店を判断し、出店後も大きなメリットを感じている店舗は少なくないようです。
Wowma!出店企業はどのような点に期待し、どのような恩恵を受けているのか。
出店店舗の1つである「ブランディア」のWebマーケティング担当をされている前田氏に聞いてみました。
今回お話を伺ったのはこちら
株式会社デファクトスタンダード マーケティング部 前田朋希 氏
Web特化型の中古品買取・販売サービス「ブランディア」
https://brandear.jp/
ferret:最初に、ブランディアの事業内容を教えてください。
前田氏:
ブランド品の買取事業がメインです。
高い買取価格を提示するために、様々な販売経路を確保しています。
今は大きく分けて、自社EC、ECモール、海外の3カテゴリに出店していますね。
買取サービスは店舗で提供されるイメージがあるかと思うのですが、弊社はあえて店舗を持たずにWebに特化することで、お客様に高い買取価格を提示できるようにしています。
買取価格の値付けは、全てシステムで自動化しています。
膨大なデータに基づいて判断するので、地域や担当者によるブレもなく各ブランドの商品を適正に審査しています。
CM効果で申し込みが多数きていますね。買取手続きを処理するのは普通時間がかかりますが、スタッフ1,000名以上で対応しているのと、システムによって効率化しているので問題なく処理できています。
ferret:セカンドブランドの領域に強みを持たれているようですが、その市場を狙った意図は?
前田氏:
ハイブランド品は買取りやすいんですよね。
型番があるので値段がつけやすく、どの買取業者も対応しています。
一方、その下の価格帯の商品は型番がない場合が多くて値段がつけにくく、他社はとりたがらない。
弊社の場合、データベースに基づいて価格設定を行っているのでセカンドブランドでも買い取ることができるんですよね。
そこが差別化ポイントになるので注力しています。
販売経路拡大のためにWowma!へ出店
ブランディアのWowma!特設サイト
ferret:既に様々なチャネルに出店しているなかで、Wowma!に出店されることになったきっかけはなんだったのでしょう?
前田氏:
セカンドブランドを買ってくれるお客様がいる販路を探していました。
既存のECモールだとハイブランドを購入されるお客様が多く、なかなかセカンドブランド商品に対してのニーズが見えなかったんですよね。
なので、既存ECモールとは異なるユーザー層がいるところがないかなと。ある程度流入がないと意味がないので、規模が小さすぎないという基準も加えて探していました。
そこでWowma!さんを見つけたんです。
auユーザーにアプローチできるということと、KDDIさんの戦略をお聞きして今後ほぼ確実に拡大することが見込めるので出店を決めました。
実際に出店してみてわかったWowma!ユーザーの特徴は?
ferret:実際に出店してみて、実際他モールとのユーザー層の違いはあったでしょうか?
前田氏:
ありましたね。予想外だったのが、Wowma!の場合は中古品を購入することに慣れていない、そもそもネットショッピング自体に慣れていない方が多くいらっしゃるんです。
というのは、コンディションの見方がわからないとか、本物なんですかというようなお問い合わせが多いんですよね。
他チャネルからの場合は、中古品買取りの店舗を利用したことがあるような方が多いんですが、Wowma!では初めて中古品を買うんだなとっていう方が多くて、全然違う層に来ていただいているなと。
あとは、購入後の感謝の言葉が多いのも特徴的ですね。
auのデバイスにもともと入っているアプリからの導線があるから、中古品慣れしていない方にもアプローチできているんだと思います。
ferret:ユーザー属性でいうと、どのような方が多いのでしょうか。
前田氏:
30〜40代の女性がメインですね。買取サービスを利用するのがそのあたりのゾーンなので、その方達に好まれるブランドを揃えているというのはあります。
あと他モールに比べると、まとめ買いするユーザーがとても多いんですよね。
まとめ買いが多いのはキャリア決済(auポイントを利用できる)が使われているのが要因になっているかもしれません。
「この商品が欲しい」と決めうちで買いにくるのではなく、ポイントを消費するために、ウィンドウショッピングをするような感覚で回遊する方が多くいらっしゃいます。
現状、やはりハイブランド品を購入する方が多いのですが、回遊率が高いのでセカンドブランド品へ誘導できる可能性は十分ありますよね。
auキャリア決済やウォレット、ポイントは店舗にとってのメリットは?
ferret:キャリア決済やauのポイントが使われるというのは、店舗側にはどのようなインパクトがあるのでしょうか。
前田氏:
かなりインパクトありましたね。購入いただいている方のほとんどがキャリア決済を利用されています。
これは他の販路の戦略を考えるうえでも参考になりましたね。
クレジットカードを使う方がほとんどだと思っていたのですが、想像以上に引きが強かったですね。
僕も実際に使ってみたんですが、やはり便利なんですよ。
購入するのに個人情報やクレジットカード情報を入力するのに抵抗がある方にとっては、キャリア決済はとても使いやすいんだと思います。
他のモールでもキャリア決済自体は使えるんですが、あまり使われていないですね。
Wowma!の場合はキャリア決済するとauのポイントが付与されるので、そこも大きいでしょうね。
他モールと比べたWowma!の良い部分・改善が必要な部分は?
メリット:他モールとは違うユーザーの取り込みと、担当者の質が良い
ferret:Wowma!を利用して、他モールより良いと感じる点はどこでしょうか?
前田氏:
店舗にとって良い点は、やはりキャリア決済を利用したいお客様と、これまで中古品を購入したことのないお客様を取り込めることです。
他のモールではなかなか出会えない層なので、そのような方たち向けにもっと訴求していきたいですね。
あとは、*担当者の対応が素晴らしいですね。*店舗と一体となって改善・売上にコミットしていただいています。
改善が必要だと感じる点:検索機能をはじめとするシステム面
ferret:逆に、改善が必要だと感じている部分はあるでしょうか。
前田氏:
他モールに比べると、ユーザビリティがまだ弱いかなと思います。
検索機能やサジェスト(予測変換)がまだまだ改善の余地があるかなと。
あと、APIが少ないので、作業が少し面倒に感じる部分はあります。
ただ、そのような要望は出してますし、改善の見込みも立っているとのことなので、近いうちに解消されていくのかなと。
今後期待することは?
ferret:最後に、今後のWowma!に期待している点を教えてください。
前田氏:
auユーザーが、他の中古品サービスではなくWowma!に流入するのが普通という状態になってほしいですね。
Wowma!さんはまだ開設して間もないですし、属性や特徴もこれから固まっていくという段階です。
Wowma!はKDDIのau経済圏の中核として据えられているので、今後確実に流入は増えていくと見込んでいます。
規模が拡大し、ECモールとしての特徴がより固まってきた段階で一気に戦略を動かせるよう、今から準備をしています。
他モールではリーチできないユーザーを獲得するなら「Wowma!」がオススメ
【「Wowma!」出店をオススメする3つの理由】
・3,800万人のauユーザーにアプローチできる
・キャリア決済しやすい=クレカを使わない層を取り込みやすい
・ポイント利用するために訪れるユーザーも多く、回遊率が高い
KDDIコマースフォワードが運営するスマホ特化型のネットショッピングモール「Wowma!」は、3,800万人のauユーザーにアプローチしやすく、高い集客力が期待できます。
キャリア決済がスムーズに行えるので、クレジットカードを使いたくない層も取りこぼすことはありません。
auかんたん決済を利用するユーザーは購買客の40%。もちろん、「ドコモケータイ払い」「ソフトバンクまとめて支払い」などのキャリア決済も利用可能です。
またスマートフォンでの利用者が80%となっており、これからの「スマートフォンファースト」時代に最適なショッピングモールとも言えます。
今なら入会金、月会費が無料で実質固定費はなく、費用は成約手数料のみです。
どのネットショッピングモールから始めようか迷われている方は、まずは「Wowma!」を利用してみてはいかがでしょうか。
【Wowma!連載シリーズ】
3,800万人を抱えるauが総合型ECモール「Wowma!」でeコマースに本格進出!今あえてEC市場に参入する狙いとは?|ferret [フェレット]
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ベテランECコンサルが語る、モールで月商1,000万円以上を売り上げる店舗が必ず実践しているノウハウ12選|ferret [フェレット]
ECサイトの成功と失敗を分けるのは「ストーリー」の有無-顧客と関係を構築するコツを徹底解説|ferret [フェレット]
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- 導線
- 導線とは、買い物客が店内を見てまわる道順のことです。ホームページにおいては、ページ内での利用者の動きを指します。 ホームページの制作にあたっては、人間行動科学や心理学の視点を取り入れ、顧客のページ内での動きを把握した上でサイト設計を行い、レイアウトや演出等を決めることが重要になります。
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- データベース
- データベースとは、複数のアプリケーションまたはユーザーによって共有されるデータの集合体のことです。特定のテーマに沿ったデータを集めて管理され、検索や抽出が簡単にできるようになっているものを指します。
- デバイス
- デバイスとは「特定の機能を持つ道具」を表す語で、転じてパソコンを構成するさまざまな機器や装置、パーツを指すようになりました。基本的に、コンピューターの内部装置や周辺機器などは、すべて「デバイス」と呼ばれます。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- 導線
- 導線とは、買い物客が店内を見てまわる道順のことです。ホームページにおいては、ページ内での利用者の動きを指します。 ホームページの制作にあたっては、人間行動科学や心理学の視点を取り入れ、顧客のページ内での動きを把握した上でサイト設計を行い、レイアウトや演出等を決めることが重要になります。
- 回遊率
- 回遊率とは、1人のユーザーがホームページ内のページをどれだけ閲覧したのかを表す指標です。回遊率は、1訪問あたりのページビュー数(1訪問/PV)で表します。
- ユーザビリティ
- ユーザビリティとは、ホームページの使いやすさのことです。万人にとって使いやすいホームページは存在しませんが、運営者はターゲットとするユーザーに便利に使ってもらうために、優先させることや割り切ることを検討し改善する必要があります。
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