この記事は株式会社ベーシックが提供するツール「ferret One」のブログからの転載です

BtoBマーケティングのお困りごとをまるっと解決するサービス「ferret One」は、「ChatGPT」を活用してコンテンツ制作を支援する機能のオープンβ版を、2023年4月18日より提供開始しました。

今話題の「ChatGPT」をBtoBマーケティングで活用するとどんなことができるのか?

活用によるメリットや今後の展望について、「ferret One」の開発責任者とマーケティング部マネージャーが詳しく解説します。

マーケティング業務におけるAIとの付き合い方まで言及した、マーケティング業務に関わる方に必見の内容です。

目次

  1. ChatGPTとは?
  2. ferret Oneの目指す思想とマーケターのあるべき姿について
  3. ferret Oneのお客様が抱えるマーケティング業務の課題とは?
  4. ferret One×AIでマーケティング業務はどう変わるのか?
  5. ferret Oneがマーケティング業務の効率化を実現できる理由
  6. 第1弾コンテンツ作成支援機能の概要とは?
  7. コンテンツ作成支援機能のおすすめの使い方
  8. 質疑応答
  9. AIはアシストソリューションとして、業務効率化に役立つ

登壇者プロフィール

小松 奈央(こまつ なお)
株式会社ベーシック ferret One事業部 プロダクト部 部長
シンクタンク系SIerでのPMを経てWebマーケティング職へ転向後、人材会社や旅行会社など事業会社でのBtoCBtoBマーケティングや顧客向けコンサルティングを行ってきた。マーケ担当者の負荷軽減・成果最大化をテクノロジーで実現する思いを持ち、2021年8月に株式会社ベーシックに入社。現在、ferret Oneのプロダクト責任者を務めている。
林 侑平(はやし ゆうへい)
株式会社ベーシック ferret One事業部 マーケティング部 マネージャー
Web専業広告代理店にてBtoB営業と運用の経験を経て、2011年、ベーシック入社。 比較メディアのBtoB営業を中心に活動し、その後EC事業の事業責任者を経て、SaaSプロダクトの事業推進に役割変更。カスタマーサクセス部門の立ち上げからセールス部門の責任者を兼任後、パートナーサクセス推進室の立ち上げを推進し、現在に至る。

ChatGPTとは?

ChatGPTとは

林:
「ChatGPT」は、人間と自然な対話を行うことができる対話型のAIです。

高度な言語処理能力を持っているため、連続して会話ができるのが特徴です。新しくテキストを生み出す「生成」に優れている一方で、情報の正確性などが完璧ではないため、業務をアシストするソリューションとして、活用いただくべきものと考えています。

ferret Oneの目指す思想とマーケターのあるべき姿について

マーケターにはどのような仕事があり、なにに注力すべきなのか解説します。

マーケターがすべきは、コンテンツを作成・配信

本来、マーケターが行う仕事とは

林:
BtoBマーケティングにおいて、リード獲得のためにマーケターがすべき仕事は、お客様の課題の解像度を上げて、課題解決できるようなコンテンツを作成・配信することです。

Microsoft社でも、打ち手の30%しか成功しないと言われており、誰でも簡単に施策実行できる環境を手に入れ、いかに多くの施策を打っていくかが非常に重要になります。

配信業務については、すでに有効なソリューションが多く、業務効率化により、多くの施策にチャレンジできる環境を作れるようにはなっています。

「ChatGPT」によりコンテンツ作成の業務でも、自動化できる範囲が拡大

「ChatGPT」によりコンテンツ作成の業務でも、自動化できる範囲が拡大

林:
最近「ChatGPT」が登場したことで、コンテンツ作成の業務についても、自動化できる範囲がぐっと広がりました。同じリソースでも、多くのコンテンツ制作に時間を割けるようになるので、多くのお客様と有効な接点をを持てるようになるのです。

ferret Oneのお客様が抱えるマーケティング業務の課題とは?

マーケターが抱える課題について、調査結果をもとに紹介します。

多くの企業が人材不足により、マーケターが行うべき業務ができていない

BtoBマーケティング担当者が抱える課題

出典:「BtoB企業におけるリード(見込客)獲得に関する実態調査レポート2022」

小松:
リード獲得施策において最も多かった課題は、人的リソース不足でした。そのほかの課題についても、根本は人材不足が原因で、本来マーケターが行うべき業務に対応することができないためだとわかります。

「ferret One」のお客様にヒアリングした結果でも、マーケティング業務にかけられる人数は、半数以上が1人以下である」という回答結果となりました。

マーケターが担当するべき業務範囲は広いです。1人で行っていると、リソース不足でやりたい施策ができなかったり、壁打ちや相談ができなかったりします。

ferret One×AIでマーケティング業務はどう変わるのか?

「ferret One」に「ChatGPT」が連携された「ferret One AI」により、マーケティング業務がに変わるのかどう変わるのか、具体的に紹介します。

「ferret One AI」は、忙しいマーケターを助けるための専任のアシスタント

ferretOne AIは、忙しくて大変なあなたの専任アシスタントです

小松:
「ferret One AI」は、忙しいマーケターを助けるための専任のアシスタントと捉えていただければと思います。

時間のかかる作業を代わりに行ってくれたり、思いつかなかったアイディアのヒントをくれたり、さまざま細かい確認作業も瞬時に行ってくれたり、できることは多岐にわたります。

今後、一定のマーケティングスキルを持った人たちを採用することは、難しくなってくると思いますので、いつでも文句を言わずに助けてくれるのが、AIを活用するメリットの1つです。

マーケティング業務は「データを渡して、提案された施策を選ぶ」へ

ferretOne×AIで効率的なマーケティング活動ができる

小松:
「ferret One AI」を活用すると、マーケティング業務は「データを渡して、提案された施策を選ぶ」というプロセスに変わります。

施策実施までのプロセスは、例えば、Webサイトのアクセス解析から、どのページを改善すべきか仮説を立て、その中から実施する施策を選択しなければなりません。時間とスキルが必要で、ちょっと腰が重いなと感じている方が多いのではないでしょうか?。

ferret One AI」なら、蓄積されたデータから、施策案を自動で提示してもらうことができます。

例えば、記事制作時に、何を書くか悩むことがありますよね。リサーチに時間をかけたり、自分の頭からひねり出したり、かなり大変だと思います。

それをAIにざっくりとしたテーマを投げるだけで、記事の案を瞬時にもらうことができるようになります。自分では思いつかなかったアイデアを発見することもできますし、自分の情報を整理することもできるようになります。

ferret Oneがマーケティング業務の効率化を実現できる理由

ferret Oneだからこそ実現できる理由

「ferret One AI」だからこそ、圧倒的にマーケティング業務が効率化できる理由を3つご紹介します。

理由① AII in Oneツールでデータが集約されている

小松:
AII in Oneツールなので、様々なデータが集約されているということです。

Webサイトやメールのデータを、タグやパラメーターなどの特別な設定をしなくても一元管理できます。簡単にデータをAIに渡せるので、AIから提案をもらうためのプロセスを削減していけるメリットがあると思います。

理由② すぐに施策を実行できる環境がある

小松:
AIの施策提案をすぐ実施できるため、PDCAサイクルがかなり早く回せる環境にあるということです。

例えば、「このページコンテンツ改善をした方がいいよ」と提案があった時、「ferret One」のCMS機能はノーコ―ドで見たまま編集可能なため、すぐに修正して公開することができます。

今後はAIと会話するだけで、LP(ランディングページ)が自動作成できる機能も追加予定ですので、これからマーケティングプロセスが劇的に効率化されてくるかなと思います。

理由③ BtoBマーケのノウハウ・型があるからAIと相性がいい

小松:
BtoBマーケティングのノウハウを、プロンプトに反映できるということです。AIから適切な回答を得るには、どんな指示を送るかという「プロンプト」がかなり重要だと言われています。

通常、「ChatGPT」の画面で指示を送る場合は、指示をしっかり書かなければ、適切な回答が返ってきません。「ferret One AI」では、システムの裏側でBtoBマーケティングで利用できる最適な形で返答されるように、あらかじめ指示しているので、ユーザーが難しいプロンプトを書かなくても、的確なレスポンスを得られます。

第1弾コンテンツ作成支援機能の概要とは?

コンテンツ支援機能でできること

「ferret One AI」の昨日リリース第1弾「コンテンツ作成支援機能」では記事作成を手助けする4つの機能を提供しております。

  • ブログ記事のネタを提供する
  • ブログ記事の作成支援をする
  • 記事の添削
  • 書いた記事を要約して、導入文を作る

具体的な記事の作成のどんなことを解決してくれるのか説明します。

課題1:記事を書きたいが、何を書けばいいか分からない

小松:
ざっくりしたテーマを渡すだけで瞬時にアイデアを提供してくれます。

思いつかなかった新しいアイディアが出てきたり、頭の中にぼんやりあるアイデアを言語化してもらえます。情報が整理され、コンテンツ案が明確になります。

課題2:記事を書きたいが、ライティングに自信がない

小松:
どのような構成で書けばいいのかわからず、筆が進まない時がありますよね。そうした場合、AIアシスタントが作ってくれた構成をブラッシュアップしていけば、何もないところから書くよりもずっとライティングが楽になると思います。

課題3:記事を書いてみたが、添削に時間がかかる

小松:
記事を書いた後に、表現や日本語が間違ってないか添削してもらえます。

自分が書いたものを自分でチェックすると、どうしても見逃してしまうことがあります。また、誰かにお願いしたいと思っても、忙しそうだからと気が引けてしまうことがあると思います。

AIアシスタントなら、いつでも正確にチェックをしてくれるので、業務がかなりスムーズに進むようになります。

コンテンツ作成支援機能のおすすめの使い方

「ferret One AI」の活用方法

「ferret One AI」のコンテンツ作成支援機能のおすすめの使い方を紹介します。

AI×自分の専門知識でコンテンツを生み出す

小松:
「ferret One AI」のおすすめの使い方は、AIアシスタントに丸投げするのではなく、AIアシスタントをうまく頼りながら自分たちの専門知識を生かしてコンテンツを生み出すということになります。

ご担当者の皆さんは、所属している業界とか、商材ついて非常に詳しいはずです。AIアシスタントを使って、一次情報を整理したり、引き出してもらうことで、最高のコンテンツを効率的に生み出すことができると思います。

情報整理とアイデア出しをAIに任せる

小松:
例えば、自分の知識を使った記事にする場合、どの情報を使うかを取捨選択したり、ライティングのコツや作法を把握するのが大変で、なかなか筆が進まなかったりすると思います。

そこを、AIアシスタントが助けてくれます。AIアシスタントが情報整理を行ってくれて、さらにアイディアをくれるので、次の一歩を進むことができるようになります。

質疑応答

事前に頂いていた質問以外にも、イベント中に40を超える沢山の質問が寄せられました。一部抜粋してご紹介します。

記事作成機能について

Q.AIアシスタントに同じテーマで記事作成を依頼したら、同じ記事が多数になりませんか

小松:
「ChatGPT」は同じテーマでも、出してくる情報が毎回違います。記事作成だけでなく、今後リリース予定のメルマガ作成機能でも、他社と被らず活用できると思っています。

「ferret One AI」全般について

Q.通常「ChatGPT」を使う場合と「ferret One AI」を使うときの違いはなんですか?

小松:
3つあります。まずは
簡単に適切な回答を得られる点です。
AIから適切な回答を得るためには、適切な指示(プロンプト)が必要です。「ferret One」では、あらかじめBtoBマーケに最適な形で回答を得られるようにしていますので、「ChatGPT」をより簡単に使うことができます。

❷ 今後の開発になりますが、データの投入がスムーズになる点です。
レポートデータを、AIが回答しやすい形に加工して渡すので、データからの施策提案の質があがる かつ シームレスに利用ができます。

❸ 今後の自動化のフェーズでは、実際の回答結果をもとに設定作業まで自動化ができます。
これにより、マーケティング活動を圧倒的に効率的に実施することが可能になります。

Q.プロンプトを「ferret One」が調整するというのは具体的にどういうことですか?

小松:
例えば、「ferret One AI」ではユーザーが「CMS利用のメリット」と入力するだけで記事作成を依頼できます。ただ、その前に「タイトル何文字、キーワード何個で、その上の説明文を何文字以内…」など、詳細に記事作成の条件をプロンプトで指定しています。

プロンプトはAIに送る度に、毎回違った形式で回答出力されることもあり、何が最適なプロンプトなのかを見つけることが重要です。正しく回答されるように、プロンプトの書き換えを「ferret One」が行っております。

Q.「ferret One」では、チューニング(プロンプトの調整)をどの程度の頻度で実施する予定でしょうか?

小松:
現在は2日に1回くらい、適切な回答になるように調整しています。

ご利用者様が増えてきたら、失敗例などフィードバックをいただくことによって、回答パターンが溜まってくると思います。フィードバックに応じて、頻繁に調整していきたいと考えています。

Q.個人データが含まれる場合のリスクはありますか?

小松:
「ChatGPT」に入力したデータは、APIを使うと学習モデルには使われないらしいのですが、データ自体はOpenAI社に渡すことになります。
念のため、個人データなどの機密情報は入れないことをおすすめしております。

開発中の機能について

Q.「ferret One AI」で、提示してくれる施策案は、具体的にどのような施策になりますか?ブログ、メール、LP以外に何か想定されていたら教えてください。

小松:
弊社では、BtoBマーケティングについて「こういった場合は、こういう施策をするべき」というマッピングをしています。

AIにはその選択肢の中から回答してもらうため、BtoBマーケティングでやるべき施策として、ブログ、メール、LP以外では、例えば集客チャネルについて、集客効果の高いチャネルを割り出して、広告を増やしていきましょうなどといった施策提案はできるかなと思います。

AIはアシストソリューションとして、業務効率化に役立つ

セミナーでは、「ChatGPT」をBtoBマーケティングで活用するとどんなことができるのかをお伝えし、BtoBマーケティングのオールインワンツールである「ferret One」と「ChatGPT」を連携することで何ができるのかについて、マーケター目線と開発者目線でお話ししました。

マーケティングで重要なのは、お客様にとって欲しい情報を提供できるかどうかです。

AIから得られた情報に加えて、お客様の課題解決ができるような情報を、しっかりと盛り込んだコンテンツを作成いただくことが重要になります。

「ferret One AIアシスタント」などのAIをアシストソリューションとして、業務効率化に役立てていきましょう。

「ferret One」は、コンテンツ・メール作成やレポート分析・施策提案支援などBtoBマーケティングのノウハウを盛り込んでChatGPTと連携したサービスを順次追加していく予定です。
BtoBマーケティングを効率的に進めていきたいと検討中の方やサービスにご興味のある方はぜひ資料をご覧ください。

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