契約作業や締め作業など行うべきタスクが決まっている業務は、素早く漏れなくタスクをこなすことが求められます。そのため、社員それぞれのやり方で行うのではなく、チェックシートなどで統一した管理を行いたいところでしょう。

そんな時、チェックシートの作成に役に立つのが、Excel(エクセル)のチェックボックス機能です。今回はエクセルでチェックボックスを作る方法をわかりやすく解説します。

チェックボックスとは

チェックボックスとは、その項目をチェックしたことを示すレ点をつけるための四角いボックスを指します。

普段の業務の中でも仕事の漏れをなくすためのチェックシートを作成したり、案件のカテゴリわけのために業務シートにチェック項目を記載したりといった活用をされているでしょう。

スクリーンショット_2017-10-24_17.03.04.png

エクセルを使えば、上記のような簡単なチェックシートを作成できます。クリックするとボックスにレ点が入るようになっており、業務の管理シートとして活用できるでしょう。

チェックボックスの作り方

では、エクセルでチェックボックスを作成する方法を紹介します。

1.クイックアクセスツールバーを立ち上げる

エクセルを立ち上げたら、画面上部のメニューから逆三角形のアイコンをクリックします。下記の画像のようにプルダウンで項目が表示されるので「その他のコマンド」を選択しましょう。

クイックコマンド1.png

2.「リボンにないコマンド」を選択する

以下のように「リボンとツールバー」と書かれたメニュー画面が表示されます。コマンドの設定から「リボンにないコマンド」を選択してください。

クイックコマンド2.png

一覧で表示されている項目の中から「チェックボックス」を選択しましょう。

青く選択された状態で画面中央の「>」をクリックすると、画面の右側に項目が移動します。画面の右側にチェックボックスが表示されているのを確認したら「保存」をクリックしてください。

3.チェックボックスを画面に挿入する

通常の編集画面に戻ると、画像のように上部にチェックボックスのアイコンが表示されています。

クイックコマンド3.png

チェックボックスのアイコンをクリックした状態で、画面をクリックして右下へとマウスを動かすと、チェックボックスが表示されます。

4.チェックボックスを編集する

チェックボックスを右クリックするとサイズを変更したり、ボックス内のテキストを編集したりといった変更が可能となります。

チェックボックス.png

作成したチェックボックスの上でクリックすると、レ点が入り、もう一度クリックするとレ点は外れます。
図や写真を挿入する際と同様に、ボックスは自由に移動できるので、ボックスを設置したい項目の横に移動させておきましょう。

5.チェックボックスをコピーする

チェックボックスを右クリックして「コピー」し、適当な場所に「ペースト」すれば、チェックボックスの複製は可能です。

ですが、そのように1つずつコピー&ペーストを繰り返さなくても、セルの中にチェックボックスを入れておけばセルのコピー機能を利用して一度に複数のコピーを行えます。

コピーしたいチェックボックスをセル内に配置し、セルの右下をドラックした状態でコピーしたい場所までマウスを移動させましょう。

チェックボックスのコピー.png

画像では「店の電源をつける」から「BGMをかける」まで選択して、コピーを行っています。チェックの多いリストを作成する時には活用してみてください。