SNSの投稿を見て商品を購入した経験は約50%

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引用:
トレンダーズ、女性のSNS利用と消費行動に関する調査を実施|トレンダーズ株式会社

トレンダーズ株式会社は、女性のSNS利用と消費行動に関する調査結果を実施しました。
その中で、平均して50%以上の女性が、SNSの投稿を見たことがきっかけで商品を購入したことがあると回答しました。

ファッション・美容系など女性向けのネットショップにとっては、特にメリットの大きい市場だといえるでしょう。

ソーシャルコマースのメリット

ユーザー接点の増加

ソーシャルメディアでは、企業だけでなくユーザー個人からも発信する場が機能しています。そのため、企業や商品とユーザーが接点を持つ場を増やすことができます。

購入における利便性の向上

ユーザーはSNSなどの投稿を見て、「欲しい」と思ったタイミングですぐに購入行動に移ることができます。企業側からも、購入途中の離脱を防ぐことができます。

ソーシャルコマースの種類

ソーシャルコマースには、サービスの特性によって7種類に分類できます。

【1】C2Cタイプ
【2】SNSタイプ
【3】グループ購入タイプ
【4】レコメンドタイプ
【5】ユーザーキュレーションタイプ
【6】ユーザー参加タイプ
【7】O2Oタイプ

参考:
[The 7 Species of Social Commerce|Mashable](http://mashable.com/2013/05/10/social-commerce-definition/#P4Otmxf4YEqh)

【1】C2Cタイプ

C2Cタイプは、個人から個人(CtoC)に向けたショッピングサイトのことを指します。「Amazon Market Place」などがあります。

【2】SNSタイプ

SNSタイプは、SNS内の投稿や紹介、広告をもとに購入するサービスです。Facebook、Pinterest、Twitterなどがあります。

【3】グループ購入タイプ

グループ購入タイプは、他ユーザーも合わせて申し込み、企業側があらかじめ決めておいた購入人数を満たせば、割引や特典をつけて購入することができるサービスです。Groupon、LivingSocialなどがあります。

【4】レコメンドタイプ

レコメンドタイプは、商品やサービスのレビューを集め、これまでの購買行動に基いて商品をオススメするサービスです。Amazon、Yelpなどがあります。

【5】ユーザー選定タイプ

ユーザー選定タイプは、各ユーザーが作成したショッピングリストの中から購入できるサービスです。The Fancy、Lyst、Svpplyなどがあります。

【6】ユーザー参加タイプ

ユーザー参加タイプは、クラウドファンディングのような、商品が販売される前の開発や企画から関わることができるサービスです。Threadless、Kickstarter、CutOnYourBiasなどがあります。

【7】O2Oタイプ

O2Oタイプは、買物について他のユーザーに相談したり、意見交換をしたりするチャット機能などがついたサービスです。Motilo、Fashismなどがあります。