さいごに

芸人でも「今どのポジションが空いているか?」を考えて芸を練っていきますが、クリエイティブにこそマーケット感覚が求められます。

子どもにも、「この落書きはよくあるやつじゃない?」「まだ書かれたことがない落書きってどんなもの?」などと質問を投げかけ、マーケット感覚を養う訓練をしていくことも大切でしょう。

最後に「できた落書きをどう評価するのか?」というタスクですが、シンプルにSNSに投稿し、反応の大きければ褒めてあげれば良いでしょう。改めて、下ネタと炎上を狙う路線は別の練習になるので厳禁です。

繰り返しになりますが改めて手順をまとめます。

1. 「情報量を多くする」ために、
2. 「1つの情報を2つに増やす」原理を使い、
3. 「知っているものを見たことがない形にする」という表現で、
4. 「教科書の落書き」でまだ書かれてない分野を探して企画し、
5. 「落書き」をSNSに投稿して反応を見て採点しましょう。

SNSは何でもよいですが、Twitterかインスタグラムか、友だちに限定するならLINEのタイムラインへの投稿から初めてみても良いと思います。全ての落書きを怒るのではなく、面白くない落書きを怒ってあげてください。親の指導によって落書きが上達すれば、尊敬してくれるかもしれません。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

もしSNSに投稿して「教科書に落書きするな!」とツッコマれた場合は、「落書きしたことがない者がまず石をなげうて」と返しておいてください。