まとめ

HRテクノロジーのツールは、今や数え切れないほどの種類が生まれています。今後も、便利な機能をもったツールが次々と生まれてくることでしょう。

革新的な技術をみると、つい目新しさに注目してしまいがちですが、自社の本来の目的を見失わないことが重要だと、渡邊 氏と向坂 氏は言います。

「本当に必要なのか」
「自社で使いこなせるのか」

導入後の社内浸透まで徹底的に考え抜いて実践していくことで、効果的なツールの導入・活用に近付けるのではないでしょうか。
  

登壇後のコメント

渡邊 氏:
技術の発展とともに価値観が醸成させることが肝要である、とインターネット広告発展の歴史からこの10年間学んでまいりました。HRテックも同様に、テクノロジーに期待しながらもきちんとそれを使いこなす体制、才能の育成という両輪を回すことで、HRテクノロジーそれ自体の価値観の変容も起こってくる、その価値観の変容がテクノロジーの発展には必要不可欠だと思っています。

そのために、まずはHRテクノロジー導入の時期に「結果」を出すこと。結果を出し「HRテクノロジーの有用性」を経営陣にも従業員にも理解してもらうこと。これがはじめの一歩ではないでしょうか。

日本の今後の発展のためにも、生産性の向上と生産力の確保は間違いなく必要で、そのためにHRテクノロジーは必要不可欠だと考えております。ぜひ皆さんと一緒に盛り上げていければ幸いです。引き続きよろしくお願いします!

向坂 氏:
技術の進歩と導入企業の増加で、HRテック市場はますます広がるでしょう。自社にあったツールの見極めと、それを使いこなす環境づくりが、今後の人事に求められると思います。

当社もまだまだ道半ばですので、皆様と一緒に日本の人事をより良くしていければ幸いです。