仕事をしていると会議や打ち合わせでスケジュールの調整が必要になるものですが、「どの会議室がいつから使えるのか」、「お客様と上司の合う時間はいつか」などの調整で、多くの時間を消費してしまうのは非効率です。

ただ、Cu-hackerを使えばGoogleカレンダーと連携することで、これまでより10倍速くスケジュールの調整が可能となります。

Cu-hackerはシンプルに言うと、スケジューリング専用カレンダーサービスです。Googleカレンダーと同期し、スケジュールの調整を進められます。複数人の予定でも、ほかの人の予定を確認しながら簡単に登録ができます。本記事では、Cu-hackerの基礎知識から使い方についてわかりやすくご説明します。
  

目次

  1. Cu-hackerとは
    1. Cu-hackerを使うとできること
  2. Cu-hackerの登録方法
  3. Cu-hackerの使い方
    1. 複数人で予定を調整する
    2. ブックマーク機能
    3. スケジュールの仮登録機能
  4. まとめ

  

Cu-hackerとは

Cu-hackerの使い方_001.png
https://cu-hacker.com/

Cu-hackerは、Googleカレンダーと同期してスケジュール管理できるツールで、空いた時間を選んで調整する相手に送るだけの簡単なスケジューリング専用カレンダーサービスです。
  

Cu-hackerを使うとできること

Cu-hackerは主に3つのことができます。

1. 時間調整を一瞬で

Cu-hackerは「アポイント調整を10倍速くするツール」とまで言われるほど、時間の調整が一瞬で行えます。空いている時間の候補をいくつか選択し、調整相手にメールを送ります。相手が候補から時間を選ぶと、カレンダーにスケジュールが自動登録されます。
  

2. 予定の仮登録

例えば、次回の打ち合わせはこの3日間の14時から15の間のどこかである、といった場合、Googleカレンダーに登録する場合は3つのスケジュールを仮登録しなければなりません。しかし、調整中のスケジュールをCu-Hacker上で「仮登録」すると、Googleカレンダーに「候補日時」が自動で登録され、候補が決定するとほかの候補日程は自動で削除されます。
  

3. 無料で利用可能

Cu-hackerは無料で利用できます。コストを掛けずに効率は10倍になるのですから、導入しない理由がみつからない素敵なツールです。
  

Cu-hackerの登録方法

Cu-hackerの登録はとても簡単です。Googleアカウントで登録ができるので、Googleアカウントにログインした状態でログインボタンをクリックするだけで完了です。
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Cu-hackerの使い方

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Cu-hackerにログインをすると、普段使っているGoogleカレンダーと同期した予定が表示されます。通常の使い方はGoogleカレンダーと変わりません。予定を入れたい時間帯を選択し、登録するだけです。
  

複数人で予定を調整する

Cu-hackerは、特に複数人で予定を調整する際に活躍します。
Cu-hackerの使い方_004a.jpg

ページ左にあるタブの「みんなで調整」をクリックします。
Cu-hackerの使い方_005.png

カレンダーの空き時間をクリックし、候補日時を設定します。すると左側にスケジュール付きの文章が作成されます。

作成された文章をコピーし、調整したい相手にメッセージを送ります。送る方法はチャットでもメールでも何でも構いません。ただし、注意点としては必ずコピーのボタンを選択してください。このボタンを押さないと 「調整履歴」の項目に、調整したいスケジュールが出てきません。

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メッセージを受け取った側がURLをクリックすると、画像のようなページが表示されます。ここで、提示されたスケジュールに対して参加か不可かを決定して送信します。メッセージを受けとる側の作業は以上です。

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スケジュールに返信されると、候補日時を提示したユーザーのアカウントの「調整履歴」に表示されます。

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今回はまだ調整する人数が1名しか回答していませんが、複数人回答すると、横並びで回答した人を確認できます。誰がいつ参加できるかが一目で確認できるので、簡単にスケジュールを調整できます。「この日時で確定」のボタンを押すと、全員のスケジュールに反映されます。
  

ブックマーク機能

通常のブックマークではなく、別画面で開く専用のブックマークを登録できます。その登録方法を紹介します。

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Cu-hackerのヘッダーに「i」の文字のアイコンがあります。

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画面の解説とおり、Cu-hackerのボタンをブックマークバーにドラッグすると、ブックマークに登録されます。

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この手順でブックマーク登録すると、別ウィンドウでCu-hackerを開けるようになります。小さい画面になるので、少しレイアウトは異なりますが、使い方は同じです。
別ウィンドウで開くことで、ブラウザで別の画面を見ながらスケジュール調整が可能になります。
  

スケジュールの仮登録機能

Cu-hackerには、スケジュールの仮登録機能があります。スケジュールの候補日がいくつかある時に、仮としてスケジュール登録ができます。予定が確定すると、ほかの仮登録していた予定は全て削除されます。

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仮登録したいスケジュールを選択します。仮登録ボタンを押すと、スケジュールが仮登録されます。

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タイトルを入力し、確定ボタンを押すと仮のスケジュールが登録されます。

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スケジュールが確定した時は確定したスケジュールをクリックして、Cu-hacker上でもスケジュールを確定させます。

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「予定として確定」をクリックします。

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スケジュールを確定させると、仮登録したほかのスケジュールは全て削除されます。
  

まとめ

Cu-hackerを使えば、スケジュールの調整が簡単にできます。スケジューリングが苦手な方も、きっとシンプルな操作性もあって、難なく使いこなせるはずです。

Cu-hackerは、同じサービスを導入していない相手とも使えます。これも大きな魅力の1つと言えます。特に複数人で登録する機会が多い人にはオススメのツールです。