前回紹介した「顧客分析戦略|ソーシャルメディアのスコアをビジネス活用(実践編)」に続いて、今回は「競合分析編」と題して、如何にソーシャルメディアのスコアをビジネス利用することができるのか、どのようなメリットがあるのかについてご紹介します。

ビジネスで事業展開する際、競合の企業やサービス様にソーシャルメディアをビジネスに活かす上で競合分析は非常に重要なポイントです。特に競合の数が多い(ソーシャルメディアの場合は発信している情報が類似しているアカウント)分野に関しては、競合が行なっているソーシャルメディア3C戦略を事前に理解する必要があります。

その理由は、自分自身のアカウントではその3C戦略と別の3C戦略を実行していくことが求められるわけで、独自の3C戦略を展開して自分のアカウント自身のオリジナルブランドを作り上げていく上でも競合分析をする事は欠く事のできない重要なステップです。

参考:
顧客分析戦略|ソーシャルメディアのスコアをビジネス活用(実践編)|ferret
  

ソーシャルメディアのスコアをビジネス活用

ソーシャルメディアスコア_競合分析戦略_005.png

今回も前回同様、上記3つのポイントに要点をまとめて競合分析を解説していきます。改めて、3C分析のCompetitorに関しては以下のリンクを参考にして下さい。

参考:
3C分析とは〜マーケティングの基礎を覚えて競合と市場を分析しよう|ferret
  

1. ソーシャルメディアでの競合分析とは何か?

ソーシャルメディアの競合分析は一言で言うと、「競合の3C戦略を理解する事」です。競合分析を行うためには、3C戦略とは何かをまずは理解している必要があります。戦略的に情報発信を行っているソーシャルメディアアカウントは3Cの定義に重点を置いて情報発信、ネットワーキングを行っています。

競合分析を行う際に気を付ける必要がある事は、プロフィールと発信内容が一致しているかどうかと言う事がポイントになります。前回の顧客分析の記事で「フォロワーからの評価」に関する重要性を話したと思うのですが、競合のアカウントがどのように競合のフォロワーから評価されていて、エンゲージメントを行っているのかはリサーチする上で重要なポイントになります。

そして、プロフィールと発信情報が一致、一貫しているアカウントは比較的に評価が高くなる可能性があります。(発信している情報に過去の経験が重なればより情報の信頼性が高くなるため)競合のアカウントをリサーチする際は、そのアカウントのプロフィールと発信情報を上手く組み合わせて判断する事が必要です。
  

2. ソーシャルメディアでの競合分析が必要な理由

競合分析が必要な理由は主に以下の2つの理由があります。

・自分自身のアカウントのポジションを知る
・自分自身が次にとるべきアクションを理解する

自分のアカウントがどのポジションにいるのかを、競合との比較を通じて明確にしていく事は非常に効率的かつ有効な戦略の1つです。これは通常のマーケティングでも言える事なのですが、競合と自身のアカウントとの決定的な違いと優位性を上手く表現できないと自分自身のアカウントのポジションを築く事が非常に難しくなります。

そして、競合の戦略を分析していく事が自分自身が次にとるべきアクションが明確になります。競合と同じ戦略を展開していては、フォロワーにとっても自分以外のアカウントをフォローするきっかけになってしまいます。

自分独自の戦略を実行して始めてフォロワーからの評価が集まってくるので、自分のアクションを見直す上でも競合分析が重要な手法の1つです。
  

3. ソーシャルメディアでの競合分析方法

今回のソーシャルメディアでの分析方法はB2C向けではなく、主にB2B、個人の方向けの分析方法なので、B2Cはまた別の手法を用いる必要があります。分析方法は様々な方法がありますが、まずはソーシャルスコアメディアランキングを活用する方法がわかりやすいです。

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画像引用元:Mozサービスを活用する

Mozと呼ばれる独自のソーシャルスコアで検索できるサイトがあるのですが、こちらを活用して自分自身のプロフィールが特定のキーワードで検索された際のソーシャルスコアのランキングを把握します。例えば私のアカウント(@kuriharan)は「CMO」のソーシャルスコア(これはフォロワー数とは別)で比較した際に15番目で掲載されます。

このように特定のキーワードで自分自身のアカウントがどの順番に位置しているのかを理解する事は、他にどのライバルアカウントが存在しているのかを理解する上でも非常に有効です。

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画像引用元:Rise globalサービスを活用する

Rise Globalというソーシャルスコアランキングサイトを活用する事でカテゴリー別のランキングを確認する事ができます。トップインフルエンサーが各カテゴリーでどのようなアカウントかを理解する事で、自身の戦略展開にもつなげる事ができるようになります。

B2B企業でデジタル営業を行いたい場合は、このようなトップクラスのインフルエンサーに直接リクエストを送り、自社の商品のプロモーションやセールスなどのリクエストを依頼する事も可能です。私の知り合いのトップインフルエンサーは日本企業の海外法人からリクエストを受けて、ビジネスセールスのサポートを行なっているという事例もあります。

競合分析は自身のアカウントのポジションを理解する上でも重要ですが、自分が所属しているマーケットのリーダーがどのような人たちで、どんな情報を発信しているのかを理解する上でも活用する事が可能です。