カスタマイズ可能な万能メールツールThunderbirdの登録と使い方
複数のメールアドレスを使いわけることが当たり前となった現在、メールが届く度に各受信トレイを確認するのは手間がかかり、メールの確認漏れも発生しやすくなります。
Thunderbirdを使えば、1つのメールアカウントで全てのメールアドレスを送受信でき、自分が使いやすいように機能を追加できるので、快適なメール管理をサポートしてくれます。
そこで今回は、カスタマイズが可能な万能メールツールThunderbirdの登録方法と使い方についてご紹介します。
Thunderbirdとは
https://www.mozilla.org/ja/thunderbird/
複数メールアドレスを1つのツールで管理でき、画面表示も読みやすく、複数の受信メールを一画面で確認できる等、Thunderbirdはメール管理ソフトとしてとても優れた機能を備えています。
● Thunderbirdの特徴
・メールのタブ表示
・削除の危険性を避けるアーカイブ機能
・背景変更や機能追加等のカスタマイズ
・全メールの高速検索
Thunderbirdの利用準備
TOPページの「無料ダウンロード」をクリックするとインストーラがダウンロードされるので、実行します。
インストールが終了したら、「今すぐMozilla Thunderbirdを起動」にチェックを入れ、「完了」をクリックします。
Thunderbirdのメール管理画面が起動しました。
Thunderbirdの使い方
画面構成
Thunderbirdにメールアドレスを登録すると、左サイドバーに登録済みメールアドレスとフォルダが表示され(①)、選択中の受信トレイの中身を確認できます(②)。各メールをクリックすると画面下部にメール文が表示されます(③)。
メール送信と受信
メールを作成する場合は、Thunderbird画面左上の「作成」をクリックします(①)。メール作成画面が表示されるので(②)、宛先と本文を記入し送信すれば完了です。
メールの受信状況を確認する時は、画面左上の「受信」をクリックします。最新メールがある場合は受信トレイに未読メールが追加されます。
受信メールを色分け
受信メールが多い理由の一つにCCで送られてくるメールが多いことが挙げられます。 メールの宛先指定には、TO/CC/BCCの3種類があり、CCは主に情報共有をしたい相手に対して指定されることが多いです。
CCで送られてきたメールが受信トレイに大量にあると、自分宛てに(TOに自分のアドレスが指定された)メールが埋もれてしまい、メールチェックに時間がかかってしまったり、急ぎのメールを見落としてしまったりする場合があります。
そんな時に便利なのが、自分宛て(TOに自分のアドレスが指定された)のメールが一目でわかるように色をつける方法です。
設定前
設定後
色分けをするには、あらかじめタグを作成して色を決めておく必要があります。
メニューバーにある「メッセージ」から「タグ > 新しいタグ」をクリックします。
タグ名を入力した後、タグ名の右にあるボタンをクリックしてカラーパレットから任意を色を指定します。最後に「OK」ボタンをクリックします。
続けて、メッセージフィルターでルールの設定を行います。
メニューバーにある「ツール」から「メッセージフィルター」をクリックします。
メッセージフィルターのウィンドウが表示されたら、「新規」ボタンをクリックします。
フィルター設定のウィンドウが表示されたら、フィルター名に任意の名前を入力し、その他の項目を下記のように選択または入力します。最後に「OK」ボタンをクリックします。
メッセージフィルターのウィンドウに戻り、作成したフィルタ名が追加されていることを確認し「今すぐ実行」ボタンをクリックします。
すると、受信トレイあったメールにフィルターが適用され、TOに自分のメールアドレスが含まれるメールが赤文字で表示されます。
フィルター設定後に受信したメールにも、フィルターが適用されていきます。
Thunderbirdの機能
メールアカウント設定
初めてThunderbirdをインストールし、メールアカウントを設定する時は、「新しいアカウントを作成する」の「メール」をクリックします。
または画面左上の「ファイル」(①)から「新規作成」(②)をクリックし、「新しいメールアカウントを取得」(③)を選択して進めます。
「メールアカウントを設定する」をクリックします。
追加したいメールアドレスとパスワード、表示名を入力したら、「続ける」をクリックします。
Thunderbirdが自動的にメールクライアント情報を取得したら、「完了」をクリックします。
追加したメールアドレスとフォルダは左サイドバー(①)に表示され、受信メール一覧(②)は中央に表示されます。
アドレス帳登録
アドレス帳に連絡先を追加したい時は、Thunderbird画面上部の「アドレス帳」(①)をクリックし、表示された別窓の左上にある「新しい連絡先」(②)をクリック、さらに表示された別窓(③)に登録したい連絡先情報を入力して「OK」をクリックします(④)。
タブ形式メール確認
メールをタブ形式で開きたい時は、「ツール」から「オプション」を選択し(①)、オプション設定窓の「表示」から「詳細」タブをクリックして(②)、「メッセージを次の場所に開く」で「新しいタブ」にチェック(③)を入れます。最後に「OK」をクリック(④)すれば設定完了です。
メールがタブ形式で開くようになりました。
アーカイブ
後で必要になりそうな大事なメールは、個別に保存できます。
メールを開き「アーカイブ」をクリックします。
メールは受信トレイから消えますが、代わりにアーカイブフォルダに保存されました。
イベントログ
メールの送受信履歴やアカウント操作履歴は、イベントログ機能で確認できます。
Thunderbird画面上部の「ツール」(①)から「イベントログの管理」を選択し、表示された別窓(②)で送受信履歴等を確認します。
カスタマイズ
デザイン
Thunderbirdの外観を変えるには、「ツール」(①)から「アドオン」を選択し、「アドオン入手」(②)をクリックして、「すべての完全テーマを見る」(③)をクリックします。
様々なテーマが表示されるので、気に入ったものをクリックしてThunderbirdの外観を変更します。
スマートフォルダー
複数のメールアドレス宛てに届いたメールを一つの受信トレイで確認するには、スマートフォルダモードを使用します。
Thunderbird上部の「表示」(①)から「フォルダ」「統合フォルダ」へと進むと、複数のメールアドレスがまとまった統合受信トレイが生成されます(②)。統合受信トレイでは、複数アドレス宛ての受信メールを一括して確認できます(③)。
アドオンマネージャー
Thunderbirdに追加できる機能のことをアドオンと呼びます。Thunderbirdをより便利に使うための追加機能が豊富に揃っており、追加するにはアドオンマネージャーを使います。
Thunderbird上部の「ツール」(①)から「アドオン」を選択し、「アドオン入手」(②)をクリックすると、様々なアドオンが紹介されています。「すべてのアドオンを見る」(④)をクリックすると、アドオン一覧ページに移動できます。
追加したいアドオンが見つかったら、緑色の「+Thunderbirdへ追加」ボタンをクリックすれば、追加が完了します。
便利なアドオン
Quicktext
Quicktextは、「お世話になります」や「ありがとうございます」等、定型文を登録して入力を効率化するためのアドオンです。毎回同じ文字を打つことなく、ボタン一つで必要な定型文を本文に挿入できるようになります。
Check and Send
メール送信前に、添付ファイル漏れや宛先アドレスの間違い等、内容確認を促すためのアドオンです。不備のある状態で送信されることを防ぎます。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
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