さいごに -Lesson3の総括-

アニメ監督の宮崎駿さんも、映画を作るときは結末を決めずにどんどん冒頭から作っていくそうです。主人公を追い込んでいくとともに作家自体をピンチにおとしいれ、なんとか解決策をひらめくようにしているそうです。

締め切りにならないと出来ない、っていう方も多いですが、あれも生命の危機を演じることで、火事場のバカ力を引き出そうとしているのでしょうか。

マンガでも、連載の場合は結末が決まってないことはよくあるそうです。創作物のほとんどは、設定自体が「嘘」です。その嘘をなんとか辻褄合わせようとして作っていると、言い訳しているような感覚になるときがあります。

以上のように、言い訳と創作は共通点が非常に多いのです。普段でもトラブルにあったときは、実際に言うかどうかは置いておいて、「こんな言い訳だったら面白いかな」と妄想することは、物語の創作能力をあげる練習になります。

「一休の マネして寺を 追い出され」という句もあるように、なかなか一休さんレベルまでいかなくても、やみくもに子供の言い訳を封じず、「もうちょっと面白くできないの?」と物語の練習をするのはいかがでしょうか。