期間限定で販売されている商品を見て、買う予定はなかったのに思わず買ってしまったことはありませんか?
期間や地域が限定されている商品は、消費者に対して今しか買えないかもという希少価値や危機感を与える効果があります。
このような効果は、マーケティング手法としても活用することができます。
今回は限定商品の事例やメリットについてご紹介します。もっと自社商品に興味を持ってもらいたいと悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

限定できるもの

限定商品にはいくつか種類があります。

期間

期間限定商品は、ある一定期間を設けてその期間内のみで販売します。期間は商品によって異なり、数日から数週間まで様々です。さらに長期間にわたって販売する場合は、季節限定と表記することもあります。

地域

地域限定商品は、ある特定の地域のみで販売します。旅行に行ったときにお土産を買って帰るとき、そこでしか買えない地域限定の商品を買ったことがある方も多いのではないでしょうか。地域限定に加え、ご当地〇〇と表記することもあります。

店舗

店舗限定商品は、複数ある店舗の中である特定の店舗だけで販売します。全国にあるコンビニエンスストアやチェーン店で店舗限定商品を見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

限定商品の事例

限定販売されている商品をご紹介します。

ハーゲンダッツ

ハーゲンダッツ_ジャパン Häagen_Dazs.png
http://www.haagen-dazs.co.jp/

アイスクリームを販売するハーゲンダッツでは、期間限定フレーバーのアイスクリームが定期的に販売されています。
季節に合わせたフレーバーが複数販売されるので、次はどんなフレーバーが販売されるのか楽しみにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

期間限定商品を何度も販売すればいいということではありませんが、消費者を楽しませるという視点では参考にできるところがあるでしょう。

カントリーマアム

不二家チョコチップクッキー カントリーマアム.png
https://www.fujiya-peko.co.jp/countrymaam/index.html#p_limited_area

株式会社不二家が販売するクッキー、カントリーマアムは期間限定や地域限定の商品が多数販売されています。東北限定のずんだ味のカントリーマアムのように、地域の名産品を使った商品があるので、地域の特徴を生かした商品といえるでしょう。

デニーズ

店舗限定メニュー|デニーズ.png
http://www.dennys.jp/menu/limited/

レストランのデニーズでは、特定の店舗でしか食べられない店舗限定のメニューを販売しています。例えば、葉山森戸店限定でモーニングにモンティクリストというサンドイッチを販売しています。
店舗限定なので、顧客はわざわざ店舗に足を運んで商品を購入します。せっかく来たんだからと、目的であった限定商品だけではなく他の商品を購入することもあります。
限定商品だけではなく既存商品を売上増加が期待できるでしょう。