Amazon WorkSpaceの始め方

Amazon WorkSpacesを利用するには、AWSのアカウントが必要です。まだアカウントを作成していない方は、下記の記事を参考に作成してみてください。

参考:
もうユーザーを待たせない!AWSで既存のホームページを一気に高速化させる方法|ferret [フェレット]

1. 新しいWorkSpaceを作成

マネジメントコンソールのAWSサービスの検索窓で、「WorkSpaces」と入力し、Amazon WorkSpacesに移動します。

移動したら、リージョン選択画面に移動します。どの場所のサーバーに仮想デスクトップを設置するかを選択します。

ここでは、一番廉価な*米国西部 (オレゴン)*を選んでみましょう。なお、*米国東部 (オハイオ)が選択できないのと、国内でアジアパシフィック (東京)*を選択すると、別途利用料に8%の消費税がかかるので注意してください。

リージョンを選ぶと、すぐにスタートできるウィザード画面に進みます。*「今すぐ始める」*をクリックします。

次に、*「高速セットアップ」または「詳細設定」*を選びます。ここでは、初心者向けの解説のため「高速セットアップ」を選びます。

続いて、Amazon WorkSpacesの開始方法を指定します。「バンドル欄」ではWindows 7・10とOffice 2010・2013・2016のバージョンの組み合わせ、およびCPUの数やストレージ容量などを指定します。

ここでは、試しに使ってみたい初心者の方向けに、バンドルを無料対象枠の*「Standard with Windows 10」に、言語を「Japanese (日本語)」に設定します。また、以下にユーザー情報を入力し、準備ができたら青い「WorkSpacesの起動」*ボタンをクリックします。

すべてのバンドルには、Internet Explorer 11、Firefox、7-Zipが同梱されていますが、WorkSpacesを起動後、独自のアプリケーションをWorkSpacesにインストールすることも可能です。

2. WorkSpaceを起動

次に、*「WorkSpacesコンソールの起動」*ボタンを押すと、「WorkSpacesの起動中」という表示が出現します。設定にもよりますが、最低20分を要するので、ここで少々お待ちください。この間にWorkSpaceへの接続手順を確認しておいてもよいでしょう。

WorkSpaceが作成されて20分ほど経つと、ステータスのPENDINGがAVAILABLEに変わります。

AVAILABLEになると、メールが送信されるので、手順に従い、WorkSpacesクライアントのダウンロードとログインを行います。なお、クライアントをインストールせずにブラウザでログインすることもできます。

無事にログインできると、上記のように対応デバイスの画面上で仮想のWindowsコンピュータを操作することができます。

もちろん対応デバイスインターネットに繋がっていればインターネットにも接続したり、外部からダウンロードしたソフトウェアをインストールすることも可能です。