マンガをヒートマップ解析してみた

では、ストーリー性やコマの表現など、各種テクニックを用いてマンガを導入することでWebコンテンツは上部から下部まで読まれるのか。

株式会社ユーザーローカル様が提供しているヒートマップ解析ツール「User Heat」を用いて検証しました。

参考:
User Heat

一般的なランディングページのヒートマップ

まず一般的なランディングページや記事コンテンツヒートマップはこのようになります。

熟読度が高い 赤⇔オレンジ⇔黄色⇔緑⇔青 熟読度が低い

heatmap.001.jpeg

コンテンツの上部が赤いため良く読まれており、下部に行くにつれてユーザーの興味が薄れ離脱し下部まで読まれていないことが分かります。

マンガコンテンツのヒートマップ

では、一般的なランディングページと比べて、マンガはどのように読まれるのか検証しました。

マンガが読まれていなければ下部に進むにつれて青一色になるはずです。

heatmap.002.jpeg

赤丸で囲っている部分が熟読度が比較的高いエリアになり、特に一番下の赤で囲っている部分が他の部分よりも赤くなっているため下部まで読まれていることがわかります。

このコンテンツがたまたま読まれていただけでは?と思った方もいると思いますので他のコンテンツでも検証しました。

heatmap.003.jpeg

同様に上部から下部までに緑や黄色になっており、特にコマ内の情報量が多い部分は黄色くなっていることが分かります。

マンガで伝えたいことを伝えた上で本題のコンテンツへの導線を引くことでより効果的な訴求が行えると考えられます。

テキスト主体のランディングページを作成しているものの、下部のCTAまで到達せずCV数が伸びないと悩んでいるというWeb担当者であれば、マンガを用いるのも1つの手段といえるのではないでしょうか。

まとめ

マンガは、一貫したストーリー性や、描き文字による印象付けなど様々な要素によって、読者の関心を惹き付けることができます。

ヒートマップ解析ツールを利用し比較してわかるように、テキストベースのランディングページと比べ、最後まで“読まれやすい”ことは明白です。

もし、ランディングページや記事コンテンツを用いたCV獲得に課題を感じているのであればマンガを活用してみましょう。