EFO(Entry Form Optimization)=入力フォーム最適化とは、ホームページに設置された問い合わせやアンケートなどの入力フォームを改善することです。

別名:入力フォーム最適化,エントリーフォーム最適化,エントリーフォームオプティマイゼーション

EFOの目的

EFOの目的は、入力フォームの目的達成率を上げることです。

ユーザーが入力フォームに情報を入力する際、フォームの使いづらさがストレスとなりページから離れる原因となる場合があります。

たとえば、ご自身がインターネット上で何かしらの入力フォームにた辿りついた時、以下のような場合にストレスを感じてページから離れてしまった経験はないでしょうか。

1、入力すべき情報がわからない
2、他のページへのリンクが多数あり、ユーザーの興味が逸れてしまう
3、入力フォームのデザインが簡素過ぎるため、ユーザーの興味が薄れてしまう

こうした問題点を改善し、ユーザーを入力フォームから送信完了に導くことで、見込み客や成約数を上げることができるのです。

EFOで実施される施策の例

1、入力作業におけるストレスの軽減

ユーザーのストレスを軽減するためには、以下のことに注意する必要があります。

・入力項目の記載例を表示しユーザーの誤記入を防ぐ。
・入力項目数を明記し、作業量を明らかにする。
・入力を終えた項目の数をリアルタイムにパーセンテージ表示する。
・郵便番号の自動入力機能を導入し、入力の手間を減らす。

2、送信エラーの発生を未然に防ぐ

送信エラーが続くと、ユーザーは強いストレスを感じます。以下の点に注意して、送信エラーを未然に防ぐ必要があります。

・入力必須項目の背景色を変え、ユーザーの注意を引きつける。
・未入力項目がある場合は、送信ボタンを表示しない。
・ひらがなから英数に切り替えるなど、必要に応じて文字入力モードを自動変換する。
・誤入力があった場合は、即時エラーメッセージを表示する。

3、ユーザーの行動解析による問題特定と改善

ユーザーの行動を解析し、問題点を特定した上で改善することも大切です。

・複数の形式の入力フォームをテストし、効果の高い形式を探る。
・送信に至らなかったユーザーの離脱ポイントやエラー発生ポイントなど、入力フォームを閲覧したユーザーの行動履歴を分析し、問題点を特定・修正する。

会話例

「EFOを繰り返した結果、問い合わせが増えた」
「このフォーム離脱率は極めて高いので、EFOを実施しよう」