マーケターのための使えるITソリューション見本市「マケスト」。
今回その中からご紹介するのは、訪問履歴を活用して最適なWeb体験を提供するデジタルマーケティングツール「Sitecore Experience Platform」です。

【ここがポイント】
ポイント1:サイト訪問ユーザーの訪問履歴を収集、管理
ポイント2:ユーザーの趣味趣向から最適なコンテンツを出し分け
ポイント3:別システムとの顧客データ連携が可能

Sitecore Experience Platformとは?

Web来訪者に最適なコンテンツを提供してブランドのイメージアップや収益に繋げていくWebサイトに

今や、Webサイトで情報発信をするのは当たり前の時代。Webサイト上で企業や商品の情報を発信し、ユーザーの興味関心を喚起し、最終的に購買や契約に繋げるというのが理想的です。

しかし、うまく結果に結びついていないという悩みもよく聞かれます。

・いつ訪れても同じトップページのWebサイトのためユーザーに飽きられてしまう
・ユーザーの興味関心と関係のないコンテンツが多いため、ユーザーが目的の情報にたどり着きにくい
・商品情報サイトと販売サイトが別物で、連携がされていない

というのが、その主な理由です。しかし、Webサイトを頻繁に更新したり、ユーザーのペルソナに合わせてコンテンツを出し分けるといった作業にコストや人員を割けない場合や、企業サイトとECサイトで部署が異なるため連携しにくいといったこともあり、なかなかうまくWebサイトを運用できていないようです。

そのような悩みを解消できるのが総合デジタルマーケティングツールの「Sitecore Experience Platform」です。

データ収集から分析、マーケティングまでワンストップで行える「Sitecore Experience Platform」

Sitecore Experience Platformとは

近年、ユーザーの訪問履歴を分析してマーケティングに活用する「デジタルマーケティング」が注目されています。

Webサイトなどからユーザーの行動履歴を収集し、分析までは行っている企業は増えていますが、それを実際のマーケティング活動などに活かしているところは、それほど多くありません。

「Sitecore Experience Platform」は、Webサイトコンテンツ管理機能(CMS)を基本としながら、Webサイトに訪れるユーザーの行動履歴を収集し、趣味趣向や興味を分析。そして、一定のルールに沿って表示させるコンテンツを変化させるといった、インタラクティブなユーザーエクスペリエンス(顧客体験)を演出することができます。

Sitecore Experience Platform利用の流れ

流れ

1.必要なコンテンツを追加

「Sitecore Experience Platform」導入後、メディアライブラリに表示したいコンテンツを追加していきます。

コンテンツの追加

2.顧客に応じたコンテンツの設定

コンテンツの出し分けをしたい箇所の編集画面を開き、表示したいコンテンツと表示するルール(対象となるペルソナなど)を設定します。

コンテンツ設定

3.出し分けた結果の分析

出し分けた結果を確認しながら、PDCAを回し、ユーザーごとに提供するコンテンツを最適化していきます。

分析

Sitecore Experience Platform その他の機能特長

1.Webサイトで収集したデータを分析

「Sitecore Experience Platform」では、Web訪問者や流入元、アクセス履歴を自動的に分析し、レポート形式で表示します。

データ分析

2.Web導線をビジュアル化して効果測定が一目瞭然に

Webサイトで設定しているキャンペーンへの導線をビジュアル化、結果を一目で把握できるので、その後の迅速な改善につなげられます。

ビジュアル化

3.訪問者ごとにサイト内の行動履歴を把握して分析

訪問者のサイト内の行動履歴を分析して、再アクセス時に前回のインタラクションを継続し、カスタマーエクスペリエンスを向上します。

行動履歴を分析

ワンプラットフォームですべてのデジタルマーケティングの機能が扱えるため、幅広い業種で導入

ワンプラットフォーム

国内では、東京ガスやミズノなど、業種問わず「Webサイトを中心にデジタルマーケティングを推進したい」という企業に導入されているのが「Sitecore Experience Platform」です。

「Sitecore Experience Platform」は、CMSから複数Webサイトの連携、メールマガジン発行、MA、パーソナライズといったWebサイト運営およびデジタルマーケティングに関する機能がすべて含まれています。

モバイルサイトやECサイトとの連携を行えば、Webサイトを中心としたリアルタイムなユーザーエクスペリエンスの提供を実現できるなど、ワンパッケージでデジタルマーケティングに関するあらゆることができるという点が、多くの企業に導入されている大きな理由と言えます。

Sitecore Experience Platform 導入事例

東京ガス株式会社(大手都市ガス事業者)

会員データベースと連携させ、「Sitecore Experience Platform」のパーソナライズ機能を使って会員属性に合わせたコンテンツバナーの出し分けなどを行うことで、会員数が6〜7倍にアップ!

ミズノ株式会社(大手総合スポーツ用品メーカー)

部署ごとに個別に運用していた数十ものブランドサイトを「Sitecore Experience Platform」(サイトコアエクスペリエンスプラットフォーム)で統一。テンプレート活用や内製化により外注費を約50%削減しました。

ダノンニュートリシア(オランダの乳幼児向け食品メーカー)

「Sitecore Experience Platform」(サイトコアエクスペリエンスプラットフォーム)のパーソナライズ機能を用い、Webサイトの会員向けにアクセスのたびに子どもの年齢に合わせた商品のレコメンドや、妊婦や育児に関するアドバイスを提示。また、ショッピングモールに設置された自動販売機と連携し買い物をスムーズにするなどの施策を行い、売上の月間75%アップを実現しました。

Sitecore Experience Platform担当者からのメッセージ

Sitecore Experience Platform担当者

サイトコア株式会社:安部様 堀内様

「Sitecore Experience Platform」は、デジタルマーケティングプラットフォームとしての機能をフルで提供しています。

昨今Webサイトはデジタルマーケティングにおける役割がますます大きくなっています。「Sitecore Experience Platform」のベースはコンテンツ管理システム(CMS)のため、Webサイトを中心にさまざまなチャネルをつなげてデジタルマーケティングを実施していくことができるように設計されています。

単純にWebサイトを見栄えのよいものにリニューアルしたいというだけでは、多機能なシステムへの投資に聞こえるかもしれません。しかし、CMSマーケティングオートメーション、パーソナライズ、ECサイト連携、メールプッシュ機能など、それぞれの機能に特化したツールを別々にそろえ連携させることを考えると、長期的に見れば割安になります。

現在、サイトコアでは機械学習によるパーソナライズ機能の強化を行っています。現状は、Webサイトやモバイルサイトに訪れたユーザーの趣味趣向や興味を分析した結果やA/Bテストなどのデータから、ある程度セグメントしてコンテンツを出し分けるよう設定が必要ですが、その部分を機械学習で自動化することで、ある程度のペルソナさえ設定すれば、そのユーザーが起こしたアクションに対して表示させるコンテンツの選択を自動化することができるようになります。

我々は、よりよいユーザーエクスペリエンスをWebサイトだけではなく、モバイルサイト、ECサイトといったデジタルプラットフォーム全体に広げていくお手伝いをさせていただきたいと考えています。

今のWebサイトをただ見栄えをよくするためではなく、ブランドとユーザーエンゲージメントを高め、より強い絆を作りたいというお客様のお手伝いをさせていただければ幸いです。

マケスト編集部より一言コメント

同じ会社のWebサイトなのに、ブランドごとにデザインやクオリティがバラバラ。その上、自分にとって不要な情報ばかり表示されて、ほんとうに欲しい情報へは検索をしてやっとたどり着ける…。そんなWebサイトに何度もアクセスしたいとは思わないでしょう。

逆に、訪れるたびに自分が欲しい情報が得られるWebサイトは、何度も訪れたくなるものです。

そんな、ユーザー一人ひとりに最適化されたWebサイトを構築するのに適したシステムが「Sitecore Experience Platform」。ユーザーの行動データの収集・分析から興味関心を浮き彫りにし、ユーザーの状況に合わせたコンテンツの提供が、比較的簡単に行えると感じました。

Webサイトユーザーに特別な体験を提供したい」という想いがある企業が、「Sitecore Experience Platform」のメリットを感じられるのではないかと思います。

続きは、