トラッキングとは、インターネット上でのユーザーの行動を記録することです。主に特定のWebサイトで、あるユーザーがどのような経路でそのサイトに流入したか、そのサイト内でどのようページをどれぐらいの時間閲覧したか、の記録を取ることです。

ネット上の事業者がトラッキングを行う目的な何種類か存在します。一つには、ネット上にディスプレイ広告リスティング広告を掲載した場合、その広告効果を図るために、どのような経路で自社サイトに流入したか、実際の注文にどの程度結び付いたかなどのデータを得るためにトラッキングを行います。

またECサイトやサイト上で入会申込や資料請求を受け付けている場合、ユーザーが自社サイト内でどのような経路をたどって申込等に至ったか、また逆にどのような経路で申込に至らなかったか、どのページでの離脱が多いのかなどの分析することにより、注文や申込に至るコンバージョン率を向上させるための施策を考えることが可能になります。

トラッキングに関しては、ユーザーに告知することなく情報収集が行われ、かつ外部の広告配信会社などに販売・提供されているケースがあり、そのことが問題視されることがあります。

使い方

「先週のトラッキングデータの分析はもう終わったかな?」
「トラッキングデータの分析と、想定しているユーザーシナリオのギャップを見る事が重要なんじゃないかな?」
「最近は、トラッキングを拒否する機能があるブラウザもあるらしいじゃないか…」