手間をかけずに運用を続けるコツとは

これまでお伝えしてきた内容から、ある程度高い頻度での配信が必要ということは認識いただけたと思います。

ただ、頻度を高くして配信するとなると「ネタがない」「時間が取れない」という方もいらっしゃるでしょう。 そこで、ここからは手間をかけずに週1回の配信を続けるコツをご紹介していきます。

コンテンツは見せ方を変える

コンテンツは一度使ったら、もう使えないと思っていませんか?
同じコンテンツでも見せ方を変えれば、別のコンテンツとして活用することできます

「見せ方を変える」とはどういうことかを、導入事例コンテンツを例として紹介します。
導入事例記事の構成は一般的に以下のような流れになっています。

  1. どのような課題があったのか
  2. 導入のきっかけ
  3. 導入の決め手や理由
  4. 活用方法
  5. 効果や成果

この1~5のどこに焦点をあてるかで、メールの件名や本文は変わります。
「1.どのような課題があったのか」と「5.効果や成果」それぞれに焦点をあてた場合、件名・本文は以下のようになります。

コンテンツの見せ方を変える.png

コンテンツの切り口を変えるだけでメールの印象が大きく変わるので、「同じコンテンツがまた届いた」と気づく人はほとんどいないでしょう。
このように切り口を変えるだけで、1つのコンテンツでも数種類のメールが作成できます。

配信したメールを再利用する

配信するネタがなければ、期間をあけてもう一度同じメールを送りましょう。

「また同じメールが来た」と思われないかと心配な方もいるでしょう。
しかし、思い出してみてください。メールの平均開封率は20~25%です。
つまり、一度配信したメールだとしても、リストの8割の人たちは内容を見ていません。

また、人が忘却するメカニズムを表した「エビングハウスの忘却曲線」によると、人は一度勉強したことを1ヶ月後には8割の人が忘れているそうです。
これらを踏まえると、 一度配信したメールを再度送ったところで、「また同じメールだ!」と気づく人はほんの一握りです。

それでも不安という方は、

  • 件名だけ変える
  • 同じメールを送る際は前回配信日から3ヶ月空ける
  • 未開封者もしくは未クリック者のみに配信する
     
    など一工夫することをおすすめします。

件名や本文をコンテンツから引用する

ここからは、メールの作成時間を削減するコツをご紹介します。

文章作成が苦手で時間がかかってしまう人におすすめなのは、配信するコンテンツから文章を引用するという手法です。

件名ならコンテンツタイトル、本文ならコンテンツの導入文などから一部文章やキーワードを引用することで、ゼロから文章を考えなくても良いので、楽に作成ができます。
もし、「どこを抜き出せばいいかわからない」「文章にまとめるのが大変」という場合は、タイトルや導入文をそのまま引用してしまうのも良いでしょう。

以下は弊社のノウハウ記事のタイトルと導入文です。このままメールの件名と本文にしても違和感はないでしょう。

件名・本文作成のコツ.png

「そのまま使ってしまってもいいの?」と不安になる方もいるかもしれませんが、文章を考えることに多くの時間を費やしてしまい、結果配信も続けられないという事態に陥ってしまうのであれば、思い切ってコンテンツから文章を引用して作成負荷を削減することをおすすめします。

テンプレート化する

毎回1からメールを作成している方は、テンプレート化して変更箇所を最小限にしましょう
そもそも、メールに必要な要素と不要な要素があることをご存知でしょうか。

以下はよくあるメルマガの構成です。

メールの構成.png

時候の挨拶や編集後記を考えるのに時間がかかるという人もいると思いますが、実はこの2つはほとんど読者は見ていないので必要ありません。

弊社の調査では、読者がメールを読む時間はおよそ7秒ということがわかっています。この短い時間で本文をすべて読むのは不可能です。メールの内容と関係のない挨拶などはまず目に入っていない可能性が高いです。

では、読者はメールのどこを見ているのか?というと以下の通り、メインコンテンツの部分しか見ていません。 つまり、毎回作成が必要なのは、青色の部分のみです。

メールの構成2.png

グレーの部分も読者は見ていないのですが、差出人情報などは特定電子メール法で記載することが義務付けられています。しかし、毎回内容が変わる部分ではないので、ここをテンプレート化して、作成時間を削減しましょう。