Instagramでは、プロフィールに設定できるリンクが1つに限られています。

「Linktree(リンクツリー)」を利用すれば、複数のURLを1つのページにまとめて表示できるようになります。ユーザーに見せたい複数のページのうちどれか1つに絞る必要はありません。

今回は、Instagramを利用している方に特におすすめの「Linktree」の使用方法を紹介します。

目次

  1. Linktree(リンクツリー)とは
  2. Linktree(リンクツリー)の登録方法
  3. Linktree(リンクツリー)の基本的な使用方法3つ
  4. Linktree(リンクツリー)のメリット
  5. Linktree(リンクツリー)の懸念点
  6. Linktree(リンクツリー)のSNS担当者の活用方法
  7. Linktree(リンクツリー)を使ってInstagram(インスタグラム)に複数リンクを掲載しよう

「Linktree(リンクツリー)」とは

スクリーンショット 2020-09-03 19.33.41.png出典: Linktree

Linktreeとは、Instagramのプロフィールページリンクを複数貼ることができるツールです。

Instagramでは、プロフィールページに掲載できるリンクは1つ。そのため、企業のホームページやECサイト、他のSNSのアカウントなどをユーザーに紹介した場合、ユーザーはブラウザ上でURLをベタ打ちしなくてはなりません。

Linktreeを利用すれば、すべてのURLをひとつのページにまとめられるようになります。また Linktreeは、スマートフォンページにも対応しているため、スマートフォンでも各種設定できます。

Linktree(リンクツリー)の登録方法

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Linktreeにアクセスし、画面中央の「SIGN UP WITH INSTAGRAM」をクリックします。

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Instagramのログイン画面から、任意のアカウントでログインしてください。

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アクセス権限に関する確認画面が表示されますので「Authorize」をクリックしてください。

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Linktreeの登録画面が表示されますので、名前とメールアドレスを入力してください。
名前の欄にはデフォルトで、Instagramのアカウントで利用している名前が入力されています。

変更する場合は、アルファベットで入力してください。その後、「私はロボットではありません」と「I agree to the Linktree Terms & Conditions」にチェックを入れてください。

「Why?」にカーソルを合わせると、個人情報の使用理由及びプライバシーポリシーのリンクが表示されます。すべての項目の入力が完了したら「Save details」をクリックしてください。

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プランの選択画面が表示されます。 Linktreeは、基本機能であれば無料で利用できます。有料プランでは、Google アナリティクスでトラフィックを認識させる、詳細なオプションやテーマを変える、などの機能が搭載されます。

無料プランで利用する場合は「Continue with free」を、有料プランで利用する場合は「Select Linktree PRO」をクリックしてください。

以下、無料プランでの利用を想定して解説しています。

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登録が終了し、ホーム画面が表示されます。

Linktree(リンクツリー)の基本的な使用方法3つ

1.リンクの作成

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保持しているURLを1つのページにまとめます。まず「+ADD NEW BOTTEN/LINK」をクリックしてください。

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リンクを入力するフレームが表示されます。
「Title」には表示するタイトルを、「url」では追加したいページURLを入力します。タイトル名は、「Twitter」や「〇〇公式Twitter」など、見たときに何のURLを指しているのかがすぐわかるようにしておきましょう。

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入力が完了すると、右側のプレビュー画面が変化します。このプレビューは、スマートフォンで実際に表示される画面です。同じ操作を繰り返してその他のリンクを追加します。

この場合、プレビュー上では新しく追加したリンクが上に表示されます。順番を入れ替えた場合は、フレーム左側の黒い部分(画像青枠部分)をドラッグして入れ替えてください。

フレーム右側のボタン(画像緑枠部分)をタップすると、一時的にオンオフを切り替えられます。緑色が点灯しているときはオン、灰色のときはオフです。新規URLを入力するとデフォルトでオンになります。

画像赤枠部分のアイコンは、左からスケジューリング、アナリティクス、削除ボタンとなります。スケジューリング・アナリティクスについては有料版の機能です。リンクのクリック数は、アナリティクスアイコンをクリックすると確認できます。

2.カラー設定

Linktreeのカラーは、デフォルトで緑です。設定画面から変更すると、4種類の中から選べます(無料版の場合)。

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画面上部の「Settings」をクリックします。

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カラーの一覧が表示されます。任意のカラーを選択してください。

3.最終確認・リンク発行

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画面右上のリンクをクリックすると、実際のページが表示されます。 Linktreeはブラウザでもスマートフォンでも表示がほぼ変わらないため、どちらでも共通の確認ができます。

画面右のコピーアイコン(画像青枠部分)をクリックするとリンクをコピーできますので、Instagramのプロフィールに貼り付けて完了です。

Linktree(リンクツリー)のメリット

リンクを複数掲載できる

Linktreeを使うメリットは、自社ホームページURLやECサイトなど必要なリンクを複数掲示できることです。

URLをコピーして検索する手間を省けるため、自社(自分)に興味を持ってくれたユーザーが自社ホームページやECサイト、その他のSNSにアクセスしやすくなります。

Linktree(リンクツリー)の懸念点

1クリックで直接ページに遷移できなくなる

ユーザーがページを閲覧するためのアクションがひとつ増えることになるので、場合によってはアクセスが減少する原因にもなるでしょう。優先して遷移させたいページが決まっている場合は、 Linktreeを使用せずにそのままURLをプロフィールに貼ったほうがよいでしょう。

また、 Linktreeを知らないユーザーからは、「怪しいリンクなのではないか」と誤解されてしまう可能性も否定できません。ユーザーの不安を軽減するためにも、「自社に関するページは、以下のURLよりすべて閲覧できます」など、一言添えておくことが望ましいでしょう。

Linktree(リンクツリー)のSNS担当者の活用方法

SNSを運用している方におすすめの運用方法は、 Linktreeで作成したリンクの露出を増やすことです。InstagramやTwitter、Facebookなどの各種SNSはもちろん、自社ホームページへネットショップなど、保持しているページにはなるべく掲載しましょう。

ユーザーの入口はInstagramやTwitter、Facebook、ECサイト、自社ホームページなど、多岐にわたります。どの入口から入ったとしても、 Linktreeで作成したURLからすべてのページへ遷移できれば、Instagramを入口としたユーザーがすぐにECサイトを訪問することができます。

Linktree(リンクツリー)を使ってInstagram(インスタグラム)に複数リンクを掲載しよう

Instagramにおいて、プロフィール画面上には1つのリンクしか掲載できないというのはネックでした。そこで Linktreeを使用すると、様々なページを紹介できるため、企業にとってもユーザーにとっても非常に便利です。どのようなURLなのかを記載して、ユーザーに親切なアカウント作りを目指しましょう。

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