プレスリリース配信サイトに配信しているNPOの例

ここからは、実際にプレスリリース配信サイトを活用している事例を紹介していきます。

1つ目は、「認定NPO法人育て上げネット」です。育て上げネットは、何らかの理由で働けていない若者に対して、就労規則訓練プログラム「ジョブトレ」などを提供しています。

プレスリリース
認定特定非営利活動法人育て上げネットのプレスリリース

代表理事である工藤啓さんのブログTwitterも有名ですが、団体としての情報発信にも注力しています。プレスリリース配信サイトでは「ValuePress!」を活用しているようです。

2018年6月には、生活に不安を抱えている子どもたちに、学習機会や社会的体験を提供するため、クラウドファンディングを開始したことを配信していました。

クラウドファンディングを開始する時は、多くの人に注目してもらいたいタイミングです。プレスリリースを打つだけでなく、配信サービスの活用を検討してもいいかと思います。

2つ目の事例は、「日本NPOセンター」です。NPOの支援を行っている同団体は、定期的に「PR TIMES」を活用して、プレスリリースの配信を行っています。 2018年7月には、NPO視点のオピニオンサイト「NPO CROSS」の立ち上げを配信していました。

新しいプロジェクトをスタートする際は、目的や背景を簡潔に伝える必要があります。プレスリリースを作成することでメッセージを整理し、配信サービスを通じて届ければ注目してもらえるかもしれません。日本NPOセンターは、定期的にプレスリリースをPR TIMESを通じて配信しており、複数本のプレスリリースがアーカイブされています。

アーカイブされていることで、どれかのプレスリリースを見て日本NPOセンターが気になった人に過去の活動も含めて理解してもらうことも可能でしょう。

参考:
特定非営利活動法人 日本NPOセンターのプレスリリース

まとめ:プレスリリース配信サービスを活用して活動の発信を

今まで挙げてきたように、プレスリリース配信サービスを活用することで、団体内のWebサイトだけでは届けることのできない層にリーチできる可能性が生まれてきます。

情報発信を強化していきたいNPOや、広報がなかなかうまくいっていないNPOは、ぜひこの機会に1度試してみることから始めてみてはいかがでしょうか?