
Excel(エクセル)を使ったバブルチャートの作り方
データ分析を行う際、羅列されている数字データをグラフや図に整えるとより把握がしやすくなります。
どのようなグラフを作図するのかは用途やデータ量などによっても変わりますが、視認性の高さや1つのグラフにより多くの情報を掲載できるなどの点から、バブルチャートを利用してみるのもおすすめです。
作図が難しそうなバブルチャートですが、Excelを使用すれば誰でも簡単に作図できます。
今回はExcelでバブルチャートを作る方法を紹介します。まずは簡単なサンプルデータを使用して作図してみてはいかがでしょうか。
バブルチャートとは
バブルチャートとは、散布図の一種でデータ間の相関を調べる際に利用するチャートです。
通常の散布図では縦軸と横軸の2種類のデータが表示されますが、バブルチャートでは縦軸・横軸に加え、点の大きさで3つ目のデータを表示できます。
バブルチャートを利用するメリットは
- ひとつのグラフで多くの情報量を表示できること
- 直感的にデータの内容を把握することができること
の2つです。
「比較したい指標が3つある」「同じチャートで比較したい」「同時に比較するデータ数が少ない」という場合、バブフチャートの利用をおすすめします。
バブルチャートと相性のよい「PPM分析」
PPM分析とは、市場成長率と市場におけるシェアを元に自社のビジネスがどのような立場にいるかを分析するフレームワークです。
PPM分析では、縦軸の成長率、横軸の市場シェアを元に4つの象限に区切り、それぞれを「花形」「金のなる木」「問題児」「負け犬」と名付け、各象限に合わせた対策を取ります。
参考:
自社の事業の成長を把握できている?今後の方針を事業別に判断するためのPPM分析とは|ferret [フェレット]
ここにバブルチャートを重ねると「事業規模」のような3次元を表現できるようになるため、視覚的にどこに問題があるのか把握しやすくなります。
Excel(エクセル)でバブルチャートを作る方法
Excelにはバブルチャート作成機能が搭載されています。
バブルチャートを初めて作図する方でも、データを入力して以下の手順に沿って操作すれば簡単に作成することが可能です。
以下の手順を参考に、Excelでバブルチャートの作図をしてみましょう。
Excelでグラフを作成する際は元となるデータが必要です。まずは簡単に、バブルチャートに必要なデータをExcelに入力してください。
ポイントは、必要なデータを3列で揃えて入力することです。データの枠線などは設定しなくても構いません。
データの入力が完了したら、バブルチャート上に表示したい部分を範囲選択します。
選択したら、選択範囲の右下に表示される、クイック分析のアイコンをクリックします。
図の種類を選択します。
バブルチャートを選ぶ場合は「グラフ」から「その他」を選択してください。
「おすすめグラフ」の中に表示されている「バブル」を選択します。
自動でグラフが作成されます。上画像のグラフでは、横軸がPV数、縦軸が平均滞在時間、バブルの大きさがCVRを表しています。
グラフの作成はこれで完了ですが、軸の名称や色などを編集すると、より視認性の高いグラフに仕上がります。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
- フレームワーク
- フレームワークとは、アプリケーションソフトを開発する際によく必要をされる汎用的な機能をまとめて提供し、アプリケーションの土台として機能するソフトウェアのことです。 元々は枠組み、下部構想、構造、組織という意味の英単語です。アプリケーションのひな形であり、これを開発に利用することで、大幅な効率の向上が見込めます。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
- PV
- ページビューとは、ホームページにおいて閲覧者が実際に見たページのページ数を言います。
- CVR
- CVRとはコンバージョンレートの略で、ウェブサイトに訪れた人のうち、最終成果に至った人の割合のことです。たとえば、今まで見込み客であったユーザーが購買客に転換するなど、ユーザーがホームページ運営者側にとって歓迎すべき状態に転換する割合を把握し、ビジネスの精度向上に役立てます。
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