まとめ:本業の糧となり自身の成長にも繋がる「複業」

「ふくぎょう」と聞くと、かつては本業の合間に取り組む「副業」という印象が強かったものの、西村 氏が語るように「複業」の推進はIT業界を起点に様々な業界で広がりを見せています。

複業という概念では、本業で身につけたスキルやそこで獲得した自身のバリュー(価値)を活かすことで、収入のような副次的なメリットだけでなく本業への貢献、自身のさらなる成長に繋げることができます。

終身雇用や年功序列といった日本の伝統的な経営スタイルが陰りを見せ始めた現代において、企業にとっても優秀な人材と新たな知見を獲得するきっかけとして「複業」に取り組むメリットは大きいと言えるでしょう。