茨ひよりを通じて、茨城県をもっと身近な存在に

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ferret:
今後の茨ひよりさんの活動について教えてください。どのような形で地域活性化に活用していくのでしょうか?

小林 氏:
今後も動画の配信は継続していく予定です。また、動画の流入経路としてTwitterが多いので、Twitterの更新頻度をあげていきたいと思います。

また、ユーザーにとっては、「自分がコメントした時に返事がもらえた」という体験が嬉しいものです。なのでそこは、コミュニケーションをとる機会をもっと増やしていければとも思っていますね。

新しいことでいうと、リアルイベントへの出演も増やしていきたいです。まず第一弾として、つくば市で行われます、国内初のe-sports国体プレ大会のアシスタントMCとして大役を担います。これを皮切りにリアルイベントでの露出も広げていきたいと考えています。リアルイベントの司会やMCなどを茨ひよりにやってもらって認知度を高めながらイベントを盛り上げる。またその記事がインターネットに掲載されれば、イベント情報も茨ひよりの情報もより拡散されます。そうやってよい循環が作っていけたらなと考えています。

あとはライブ配信。リアルタイムでユーザーとコミュニケーションがとれる生放送などもやっていけたらなと思っています。県の職員とのコミュニケーションって、普段は役所にいって手続きをする時にしかとらないと思うんですよ。

そのような「距離が遠い」「お堅い」イメージを感じさせないように、ユーザーから親近感を持ってもらえるようなキャラクターにしていければなと。

谷越 氏:
そうですね。茨ひよりも県の職員として、みんなに愛され、ユーザーと一緒に茨城県をより盛り上げていければと思います。

まとめ:コミュニケーション手段としてのバーチャルYouTuber

自治体としては初となるバーチャルYouTuberの活用について話を伺いました。

普段だと「自分とは遠い存在」に感じる自治体とTwitterやYouTubeなどを通じて直接コミュニケーションがとれるのは、まさにバーチャルYouTuberならではと言えるでしょう。

茨城県のバーチャルYouTuber活用はまだまだ始まったばかりです。今後、リアルイベントやライブ配信などで活躍の場がどのように広がっていくのかに注目です。