グループウェアと社内SNSの違いって?それぞれのメリットとデメリット
社内SNSとは
社内SNSとは、社内のコミュニケーションを活性化するためのシステムです。
プライベートで利用しているTwitterやFacebook、Instagramなどがビジネス仕様になったシステムと言えばわかりやすいでしょう。具体的には、メールより簡単にメッセージなどのやり取りが可能になります。
SNSの普及によるコミュニケーション手段の変化、働き方改革の推進による働き方の変化などによって、ビジネスシーンでの社内SNSの活用が広まりました。
社内SNSの機能
社内SNSの主な機能は、以下の通りです。
- チャット
- 音声・ビデオ通話
- コンタクト管理
- グループ作成・投稿
- タスク管理
- ファイル共有
- 通知
- プロフィール
- ユーザー・グループ管理
- 機能制限
社内SNSはグループウェアと違い、社内コミュニケーションを円滑にするための機能がメインであることがわかります。
社内SNSのメリット
社内共有がスムーズになる
社内SNSのメリットは、社内共有がスムーズになることです。
同時に複数人へ共有ができる、鮮度の高い情報が共有できるなど、情報共有のスピードと質を上げることができます。
クラウド型の社内SNSであれば社外からの操作も可能なため、外出が多い営業も情報共有がしやすいです。
【成功事例】
- 情報共有の円滑化によって、営業利益が4倍に増加(コインランドリー運営会社)
- 患者ごとのグループチャットにて治療方針や関連資料などの情報共有を徹底し、平均の3倍の売上を達成(歯科医院)
社内コミュニケーションが活性化する
社内コミュニケーションが活性化することも、社内SNSのメリットの一つです。
メールとは違い、メッセージを投稿するだけで簡単に社内コミュニケーションが取れるようになります。チームや部署内に留まらず、部署をまたいだコミュニケーションも可能なため、企業全体の活性化にも効果的です。
グループウェアとは違い、カジュアルかつオープンなコミュニケーションが促進されます。
【成功事例】
- 導入後3ヵ月ほどでメールの量が1/10に減り、相互コミュニケーションが活性化することで誰もが発言しやすい職場環境に(広告代理店)
- 社内コミュニケーションのスピードが上がったことで、業務も効率化できた(IT企業)
業務状況を把握しやすい
社内SNSのメリットとして、業務状況を把握しやすいことも挙げられます。
スケジュール管理やタスク管理機能を搭載した社内SNSを利用することで、チーム内の業務の進捗を簡単に確認することが可能です。
確認の手間が省けることで、よりスピーディーな業務進行が実現できます。
【成功事例】
- プロジェクトの状況がすぐに把握できるため、休み明けの従業員も問題なくスムーズに対応できるようになった(士業のコンサル会社)
- 他部署や他プロジェクトの状況把握が容易になり、従業員同士の良好な関係構築にも役立った(建設会社)
社内SNSのデメリット
情報漏洩のリスクがある
社内SNSのデメリットは、情報漏洩のリスクがあることです。
不正アクセスの他にも、端末の紛失や盗難など、情報が外部に漏れてしまう危険性が考えられます。
セキュリティ対策が万全なシステムを利用することを大前提とし、社員の意識を向上させるなどの対策も必要だと言えるでしょう。
細かなニュアンスを伝えにくい
細かなニュアンスを伝えにくいことも、社内SNSのデメリットです。
社内SNSに限ったことではありませんが、文章でのやり取りには限界があり、伝えたいことと相手の解釈に違いが生じてしまうことがあります。
特にコミュニケーションが活発になる社内SNSの場合は、そのような状況に陥りやすいため注意が必要です。
文章だけでなく、音声通話やビデオ通話を併用するなど、適切に伝える努力が欠かせません。
仕事以外の話で盛り上がる場合がある
社内SNSには、仕事以外の話で盛り上がる場合があるというデメリットもあります。
社内コミュニケーションが簡単に取れることで、仕事とは関係のない話で盛り上がってしまうケースも少なくありません。
業務の効率化とは程遠い結果を招きかねないため、導入前にはルールを設定するなどの対策が必要です。
代表的な社内SNSサービス
Chatwork(チャットワーク)
Chatwork(チャットワーク)は、200,000社以上の導入実績を誇る社内SNSサービスです。
コミュニケーションを手軽にするチャット機能をはじめ、タスク管理やファイル共有、音声・ビデオ通話によって快適な業務環境を実現します。
モバイルにも対応しているため、外出先でも簡単にコミュニケーションをとれます。
Talknote(トークノート)
Talknote(トークノート)は、メッセージとグループ、タスクの3つを軸に、シンプルかつ効率的なコミュニケーションを実現する社内SNSサービスです。
ファイル添付やメール連携、既読・未読、スタンプ機能など、コミュニケーションに役立つ機能が多数搭載されています。
従業員の利用状況から仕事に対する意欲低下や睡眠不足などを検知することも可能なため、離職防止対策としても効果的です。
Slack(スラック)
Slack(スラック)は、シンプルなコミュニケーションによって組織の生産性を上げる社内SNSサービスです。
チャンネルというコミュニケーション用の場所を使って、メッセージなどのやり取りを行います。
組織全体に公開されるパブリックチャンネルと、メンバーを限定できるプライベートチャンネルに分かれており、さらにチーム、プロジェクト、トピック別に分けることによって情報を整理できます。
相手がメッセージ入力中であるかが表示される機能もあり、どちらが発言する番なのかが一目でわかるため、ムダなやり取りを減らせます。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
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