TikTokのバイトダンスが実施する「クリエイター育成プログラム」とは?
2019年1月、音楽に合わせショートムービーを作成し公開する動画共有アプリTikTokを運営するByteDance(バイトダンス)は、5億円を投じて1,000人のクリエイター支援を発表しました。
これまで、10代の若い世代を中心に強い支持を得てきたTikTokの成長と、クリエイター支援について紹介します。
急成長するTikTok
現在、TikTokは世界150ヵ国以上で利用され、MAU(月間アクティブユーザー数)は一億人以上と言われています。米国調査会社センサータワー(Sensor Tower)の調査では、2018年Q1の全世界App Storeでのダウンロード数で、中国国外版の「TikTok」が、4580万回に達してトップの座に着きました。このようにTikTokは目覚ましい勢いでユーザーを伸ばしています。
参考:
[The Top Mobile Apps, Games, and Publishers of Q1 2018| Sensor Tower]
(https://sensortower.com/blog/top-apps-games-publishers-q1-2018)
また最近では、企業の広告プラットフォームとしても存在感を増してきました。1月、TikTokを運営するバイトダンスは、広告配信プラットフォーム「TikTok Ads」を全面リニューアルしたと発表しました。精度の高いユーザー属性のターゲティングや、ユーザーの試聴コンテンツに合わせた広告の配信を可能とし、効果的に潜在顧客にリーチできるようになりました。
今後もユーザー数や広告媒体としての拡大が見込まれます。
クリエイター育成プログラムとは
TikTokは、5億円相当のリソースを投じて、ファッション、コスメ、グルメ、ゲーム、旅行、二次元など20カテゴリーのクリエイターを1,000人公募し、フォロワー1万人以上になるまで支援をするプログラムを発表しました。
プログラムに参加するクリエイターに専属のビデオ製作及び技術的なサポートを提供し、インターネットやテレビなどのメディアへの露出機会を与えます。また、人気クリエイターに対しては、チャレンジ(ハッシュタグを活用して特定のテーマを作って動画投稿を促すサービス)の事前体験や新機能のテスト、ブランドプロモーションに参加する機会の提供なども行います。
2月16日には初となるオフラインイベント「TikTokクリエイターズラボ」を行う予定で、クリエイター同士が繋がる場の提供などもしていく方針です。
参考:
[TikTokが2019年クリエイター育成プログラムの開始を発表|PR TIMES]
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000030435.html)
TikTokのインフルエンサービジネス
今回のクリエイター育成には、有名なYouTuberを多く抱えるUUUMが連携することが決まっています。プラットフォーマーであるTikTokが、専門的なインフルエンサービジネスを行ってきたUUUMの知見を借り、インフルエンサービジネスを一層進めていきます。
現在のTikTokには、若い世代を中心に自分撮りやダンスなどの動画が多く見られます。これらの動画は、誰でも投稿がしやすい点で、ユーザーが増えるきっかけとなってきました。
一方で、自分撮りやダンスなどの動画は、商品やサービスのプロモーションや購買には結び付きにくいジャンルです。
電通報が発表している調査データを見ると、インフルエンサーの紹介の効果が高いジャンルの上位は、コスメ、ファッション、グルメとなっています。
ByteDance 副社長の西田真樹氏も、「ジャンルはファッション、コスメ、グルメ、旅行、ゲームなど、それぞれの(ジャンルの)バーティカルで強いクリエイターをサポートしたい。」と発言しており、今回のクリエイター支援では、インフルエンサービジネスの効果が高いジャンルのクリエイターを増やしていくことが考えられます。
参考:
インフルエンサーの推奨が効果を持つ商品ジャンルとは?
|電通報
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
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