③ブランド資産として"効き"続ける:コンテンツとして残るストック型のコミュニケーション

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記事広告を一回掲載するためには、ある程度まとまった予算が必要になります。短期的なROIだけを見れば必ずしも数字が合うわけではないことも多い中、それでも実施する広告主が多い理由は「メディアで新しく作ったブランド文脈が、コンテンツとして残っていく」ということです。ロングテールのキーワードも意識して記事を作っておけば、クラスタごとの顕在ニーズに対して長期的にアプローチすることも可能です。

また、コンテンツの二次利用もよく行われます。冊子にして営業資料として活用したり、取材でプロのカメラマンが撮影した素材をWantedlyなどの求人メディアにも転用したり。メディアの視点を通してブランドベネフィットを「言語化」し、その表現を本番の広告コミュニケーションやLPの設計などに活用するという使い方もあります。

"効く"記事広告で、読者の心を動かそう

ここまで紹介したように、TVCFなどでのマスに向けた大きなメッセージと違い、記事広告は「メディアの読者」というクラスタに対して適切なメッセージングを行うためのもの。場合によってはマスで訴求すべきUSP(Unique Selling Proposition=そのブランドならではの強み)とは訴求点を変えた方がよい場合もあります。

日々読者と向き合っているメディアの編集部だからこそ生み出せる「深く刺さる」コミュニケーションを引き出すには、まずはここで紹介した3つのポイントを意識してプランニングをする必要があります。

ferretもマーケターを数多く読者として抱えるメディアとして、多くの広告主から記事広告の依頼を受けています。ferretの記事広告の実例は、この記事下部の「おすすめ記事」や「おすすめエントリー」からも閲覧できます。8月にはマーケター求人に特化した記事広告job ferret」もリリースし、"効く"記事広告の新しいカタチを作っていきます。

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執筆/神保康介