カオスマップと聞いて、なかなか聞きなれない方も多いのではないでしょうか。
カオスマップとは、様々なサービスや企業を一目で確認できる地図のようなものです。そのツールやサービスごとの得意分野視覚的に理解できることも特徴。業界の勢力図としての使い方もできます。

業界にどんな企業やブランドがあるのか
その企業やサービスの強み
業種分野ごとでの競合相手の確認

このような把握ができ、自社に適したサービスの利用や参入するべき事業の分析にも活かせます。

今回は、今注目のサービス・業界のカオスマップを11個紹介します。

SaaSツール

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ボクシル運営のスマートキャンプ、最新SaaSカオスマップ制作-SaaS業界レポート2019市場規模など先行公開

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名称 SaaS業界レポート2019
発表元 ボクシル
発表時期 2019年9月

クラウド時代のビジネスメディアボクシルマガジンが発表したカオスマップです。
SaaSは、人口減少や働き方改革・業務のデジタル化などが叫ばれる現代において、まさに各社せめぎ合いのような市場。
日本のSaaS市場は年平均成長率約12%の勢いで急成長しており、今後ますます拡大していく見込みです。
グループウェアやタスク管理など、様々な機能に特化したサービスが多く提供されています。

マーケティングツール

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マーケティングテクノロジーカオスマップJAPAN2018公開12分野485製品(前年比178%)・サービスを掲載

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名称 マーケティングテクノロジーカオスマップ
発表元 アンダーワークス株式会社
発表時期 2018年11月

アンダーワークス株式会社が提供しているカオスマップです。近年のデジタルマーケティング活動において、単体のマーケティングツールのみで活動している企業は少なくなっています。
5個以上導入している企業が多く、規模によっては100個以上活用している企業も。その理由はマーケティングにあり、数万人単位の顧客一人ひとりに合わせていく必要があるからです。さらに、広告からCRM・カスタマーサポートといった領域のデータを連携していく必要もあります。
今後自社の取り組みにおいて、デジタルマーケティング全体を見渡せるカオスマップは必須の存在となっています。

SFAツール

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営業活動を効率化する「SalesTech」のカオスマップ2019を公開

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名称 「SalesTech」のカオスマップ
発表元 株式会社インターパーク
発表時期 2019年9月

株式会社インターパークが提供しているカオスマップです。
セールステックの業界は、2016年頃から日本での市場が拡大しています。背景には労働人口の減少による人員確保が困難になったこと・短時間で効率よく成果をあげることが求められるようになっているからです。
このようなことを実現できるシステムであるSFAツールは、今後も様々なシステムがリリースされるとみられています。

Web広告

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【最新版】「マーケティングテクノロジーカオスマップJAPAN2019」公表

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名称 マーケティングテクノロジーカオスマップJAPAN2019
発表元 アンダーワークス株式会社
発表時期 2019年9月

デジタルマーケティングを支援するアンダーワークス株式会社が提供している、カオスマップです。
国内で主要になっている13分野930のマーケティングテクノロジー一覧をまとめています。課題解決の糸口となる、テクノロジーマーケティングツールを把握できる内容になっています。近年の広告業界は非常に熾烈な争いになっており、自社に適したツールの導入がその鍵を握ると言っても過言ではありません。そのためにも、ぜひ活用したいカオスマップに仕上がっています。

チャットボット

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チャットボットをまとめたカオスマップ公開(2019年版)

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名称 ChatbotMap
発表元 AINOW
発表時期 2019年2月

人工知能に関するニュースを報じるメディア「AINOW」が提供しているカオスマップです。
国内外合計81サービスを求めており、チャットボットサービスをログ型・選択型・辞書型・選択肢型&辞書型の4つに分類しています。
なかでも最多のサービスになっているのは、辞書型チャットボットです。
問い合わせやWeb接客サービスに多く利用されており幅広い活用がされています。一方、ログ型チャットボットは高度な自然言語処理分析が必要になるため、他のサービスに比べてそのサービス数は少ない傾向です。

キャッシュレス決済

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国内キャッシュレス決済カオスマップ(2019年6月版)

項目 詳細
名称 国内キャッシュレス決済カオスマップ
発表元 CROWDCAST
発表時期 2019年6月

CROWDCASが提供しているカオスマップです。
2019年の10月からの消費税増税に伴い、国内のキャッシュレス事情はさらに盛んになっています。このマップを大きく分けると、電子マネーとコード決済・クレジットに分類されています。
電子マネーでは前回にはなかった注目度の高いメルペイを追加。
コード決済ではコンビニ系からPayPayLINEPayといった、国内キャッシュレス決済の認知度を上げたサービスが出揃っています。

スマートフォンゲーム

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「スマホゲーム業界マーケティングカオスマップ」の正式版を公開

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名称 スマホゲーム業界のマーケティングカオスマップ
発表元 ONNELLP
発表時期 2019年3月

スマートフォンビジネスにおける多様な領域のスペシャリストが参加する、ONNELLPが提供するカオスマップです。
240個のサービスを63種類のカテゴリーに分類しています。国内のスマートフォンゲーム市場は年間で1兆円を超える成長を見せており、成熟期を迎えています。
サービスがヒットしユーザーに長く愛されるために、各ステージでのマーケティングの重要性が求められている市場とも言えるでしょう。まさに、スマートフォンゲームは「戦国時代」に突入していると言えそうです。

EC業界

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EC業界カオスマップ2019-ECモール&プラットフォーム編

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名称 EC業界カオスマップ
発表元 eコマースコンバージョンラボ・日本ネット経済新聞
発表時期 2019年1月

eコマースコンバージョンラボと日本ネット経済新聞の共同発表した、カオスマップです。
EC業界は各サービスジャンルに多くのサービスが乱立し、年々進展を続けています。
しかし、全体的にサービス数は減少傾向となっており、ECモールやプラットフォーム領域のサービスは淘汰されているものも多くなっています。今回紹介しているカオスマップの中でも唯一減少傾向になっており、今後は革新的なサービスが期待される市場でもあります。

インバウンド

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インバウンド業界カオスマップ2019年上半期最新版

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名称 インバウンド業界カオスマップ
発表元 訪日ラボ
発表時期 2019年上旬

訪日ラボが提供しているカオスマップです。
インバウンド業界は2020年のオリンピック効果もあり、盛り上がりを見せている業界のひとつです。このカオスマップでは、様々なインバウンド対策ソリューションやインバウンドメディアを網羅。
プロモーション、分析・マーケティング、受入環境整備の項目に分類し全体像を把握できるような仕上がりとなっています。

ライブコマース

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「ライブコマース・サービスカオスマップ2018」ECモール型のほか越境EC・SaaS型なども登場

項目 詳細
名称 ライブコマース・サービスカオスマップ
発表元 Moffly
発表時期 2018年11月

クラウド型ライブコマース・サービス「TAGsAPI」を展開する、Mofflyが提供してい、カオスマップです。
2017年のライブコマース元年ete2018年ではECモール型とキュレーション型以外にも、「越境EC型」や「SaaS型」・「クラウドファンディング型」などが登場。
サービスの多様化が目立っている業界です。
今後は、ライブコマースの実施に関する重要が高まっていることから、新たな企業の参入や成長が見込める市場になっています。

副業系

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副業系サービスをまとめたカオスマップの2018年度版が公開

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名称 副業サービスマップ2018
発表元 シューマツワーカー
発表時期 2018年10月

副業したい人とスタートアップ企業のマッチングサービスなどを運営する、シューマツワーカーが提供しているカオスマップです。
この一年で副業系サービスが大きく増えており、働き方改革や人材不足による副業リソースの活用が後押しになっています。2018年のカオスマップによると副業社員型と営業方が増えた一方でクラウドソーシング系のサービスは減少。
全体として誰でもできる業務より、高いスキルや専門性を活かした副業が主になって来ています。

まとめ

このように、現代では様々なサービスがしのぎを削っています。
それぞれのサービスの強みや特徴今後の傾向の確認は、ビジネスにおいて非常に重要性を持っています。また、ビジネスパーソンのみならず副業系やスマホゲームといったカオスマップは一般の利用者にとっても活用したいところです。