サイボウズ

クラウドサービス「cybozu.com」を提供するサイボウズは、システムで業務効率化を目指す企業として革新的な社内制度を多数導入し、新しい働き方を推進する企業でもあります。「100人いたら100通りの働き方」を唱え、働きやすい環境づくりにも注力していて、その取り組みはメディアにも多く取り上げられてきました。

育児と仕事を両立させる女性のリアルを描いたワークスタイルムービー「大丈夫」 は大いに注目を集め、数々の女性から共感の声が寄せられました。さらに今の働き方改革に疑問を投げかける働き方改革アニメ「アリキリ」は、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSで総務大臣賞・ACCグランプリを獲得しています。

こうした動画コンテンツが企業の知名度を高め、ブランディングにも大きく貢献しました。扱っているサービスとは直結していませんが、その分共感できるストーリー性を持った動画コンテンツになり、社会に影響を与えています。こうした動画コンテンツは採用活動に貢献するでしょう。

ニキペディア

「プロアクティブ+」ブランドで有名なガシー・レンカー・ジャパンは、日本のニキビケア市場をけん引する企業です。通販をメインとする「プロアクティブ+」のプロモーションとして、ガシー・レンカー・ジャパンが2013年に立ち上げたオウンドメディアが「ニキペディア」。さまざまな情報が流布するニキビケアの正しい情報を発信するメディアとして運営し、そこから「プロアクティブ+」購入につなげてコンテンツマーケティングを実施しています。

ニキビは思春期のメジャートラブル。10~20代のスマートフォン世代がメインターゲットなので、「ニキペディア」ではスマートフォンと親和性が高い動画コンテンツも制作しています。ムービーページにはニキビケアに適したレシピ動画が並んでいます。

まとめ

動画コンテンツマーケティングは、ブランドのロイヤル顧客を生み出す手法のひとつ。労力はかかりますが、それだけファンもつきやすくなります。今回ご紹介した事例を参考にしながら、ユーザーが喜ぶ動画コンテンツを制作し、マーケティングに生かしてはいかがでしょうか。