ポリシー違反になりやすいコンテンツ

AdSenseポリシーを読んでからコンテンツを作っても、思わぬところで警告メールが届くことがあります。

では、どういったコンテンツがポリシー違反に引っかかりやすいのでしょうか?

特に注意したいコンテンツと違反になる可能性が高い要素について解説します。

参考:Googleサイト運営者/パブリッシャー向け制限コンテンツ

アダルトコンテンツ

ある程度AdSenseサイトの運用経験がある人なら「アダルトコンテンツには広告は貼れない」ということを理解している人も多いでしょう。

しかし明らかに成人向けの“アダルト”コンテンツの他にも、性的なものを連想させるコンテンツもポリシー違反になり得ます。

例えば水着を着た女性や上半身裸の男性の写真なども対象となることが多いです。こうした写真は女性向けの美容メディアや男性向けのメディアなどでよく使われています。

また「夫婦間のセックスレス」「キスで虫歯はうつるのか」など、一見“アダルト”には少し関連が薄そうなコンテンツにも警告メールが届くことが多いです。

ユーザーに強いショックや不快感を与えるコンテンツ

暴力的な記述やグロテスクな表現・写真など、ユーザーに強いショックや不快感を与えるコンテンツもAdSenseポリシー違反です。

実際にそうした題材を取り扱っていなくても、文中で暴力を感じさせる言葉や激しい暴言を使っていたり、ジョークとして排泄物の記述・写真を載せたりしていても警告メールが届きます。

今一度コンテンツを見直して、ユーザーに不快感を与えてしまっていないかを客観的に確認しましょう。

タバコ・アルコール・ギャンブルなど中毒性の高いもの

タバコ・アルコール・ギャンブル・ドラッグなど、中毒性の高いものを題材にしたコンテンツにもAdSense広告を掲載できません。

例えばコンテンツ中で電子タバコやオンラインギャンブルを推奨したり、アルコールの摂取を助長する表現は好ましくありません。

Googleのチェックは厳しく「こんな表現でもダメなの?」ということがよくあるので、制限コンテンツをよく読んで理解しておきましょう。

ポリシー違反箇所への対処法

ポリシー違反の警告メールを受け取ったらそのまま放置せず、しっかりと対処しましょう。対処をするということは、コンテンツの質を上げることでもあります。

まずは具体的にはどこに問題があるのかを知るために、実際にコンテンツページを開き、違反に該当しそうな箇所を確認します。

該当箇所がわかったら対処法は主に次の3つです。

  • 該当ページを削除する
  • AdSense広告を削除する
  • 該当箇所を修正する

それぞれの対処法を解説します。

該当ページを削除する

そのページがほとんど収益化されておらず、質の低いコンテンツであれば削除してしまうのもいいでしょう。他のコンテンツの質が高くても、たった1ページコンテンツの質が著しく低ければ、サイト全体の質が落ちてしまうためです。

サイト全体の質を保つためにページを削除することで、他のページの検索順位が上昇したという事例もあります。必要であればリライトし、新たなコンテンツとして生み出すといいかもしれません。

該当ページのみAdSense広告を削除する

制限コンテンツに引っかかる内容を取り扱っている場合、そのページからAdSense広告を削除するのが最良の選択でしょう。

特定のページだけ広告を削除するには、AdSenseの「ページ除外」を利用します。Google AdSenseにログインし、広告>サマリーの順に開きます。

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問題のあるWebサイトの右側にあるえんぴつのマークをクリックし、広告を編集します。

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右側のタブから「ページ除外」を探し、横にある「管理」のボタンをクリックしましょう。

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広告の掲載を除外したいページURLを入力し「追加」をクリック。最後に「サイトに適用」をクリックすれば完了です。

AdSense広告の掲載を削除したら他にやることはありません。ポリシーセンターに掲載されているポリシー違反の案内も数日〜10日ほどで無くなります。

該当ページを修正し審査リクエストを送信する

AdSense広告を表示したままにしたい場合には、ポリシー違反に該当する部分の修正が必須になります。該当箇所を修正したらもう一度ポリシーセンターを開き、Google AdSenseに再審査をリクエストします。

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審査リクエストを送りたいページの左側にチェックを入れ、下の「審査をリクエスト」をクリックします。

数日するとAdSenseから再度「AdSenseサイト運営者向けポリシー違反レポート」という同じタイトルのメールが届きますが、内容には審査完了と広告再開の旨が書かれているのでよく読みましょう。

修正してもポリシー違反が検知された場合は、最初に解説したポリシー違反の警告メールが届きます。

もし誤検知で特にページに問題:がなかった場合、何も修正せずそのまま審査リクエストを送信する*だけで問題ありません。