ほのぼのとしたつぶやきで一気に人気に

長州力さんと言えば、現役時代は「革命戦士」というキャッチフレーズで、ガチガチの攻めるプロレスをする怖いプロレスラーでした。現役時代、専門誌などのインタビューでは時折笑顔を見せるものの、テレビのバラエティー番組などに出ることはほとんどありませんでした。

しかし、現役引退後はバラエティー番組に出ることも増え、実はゆかいな人柄であることが知られるようになりました(相席食堂での長州力さんはほんとうにおもしろかった)。そういったこともあり、長州力さんのTwitterアカウントは瞬く間に人気となったのでした。

ツイートの内容は、自分の日常のことや、友人知人への私的なメッセージらしきもの、Twitterは難しいといった愚痴的な内容がほとんど。当初はあまりTwitterの内容は理解できていなかったようですが。絵文字を駆使したほのぼのしたツイートは、一種の癒やしにも似た感情をわき上がらせてくれます。

現役時代の無口なイメージとのギャップも、人気の要因と言えます。

「ハッシュドタグ」の生まれた日はTwitter(ツイッター)の「革命記念日」

そんな長州力さんのTwitterアカウントの人気が爆発したのが2020年3月12日のツイートです。

どうやら、スタッフなどに教えてもらいハッシュタグを知った様子。しかし、ハッシュタグを「ハッシュドタグ」と言い間違えているほか、ハッシュタグに使う「#」を「井」と間違えています。これが長州ファンの心をわしづかみにしただけでなく、おそらく長州力さんを知らない層にも広まった模様。リツイート21.3万人、いいねは59.5万人となりました。

このツイートを見たとき、筆者は1982年10月8日のことを思い出しました。この日、長州力さんは新日本プロレスの試合後に、タッグパートナーである藤波辰巳さんに「俺はお前の噛ませ犬じゃないぞ!」という、プロレス史に残る名ゼリフを叫びます。この日は、プロレスファンの間では「革命記念日」と呼ばれています。

この「ハッシュドタグ」が生まれた3月12日は、Twitterにおける「革命記念日」ではないでしょうか。プロレスを引退した後も革命を起こす長州力さんは、まさに革命戦士ですね。

まさかの事態。PR案件なのに写真を付けないミスも大人気に

人気となった長州力さんのTwitterがさらに注目されるようになった出来事があります。それは2020年3月17日のツイート。

なんとPR案件が入った模様。これだけの人気アカウントですから、広告代理店が目をつけるのも当然のことなのかもしれません。どうやら何か商品を紹介するだけの簡単なお仕事だったようですが、ツイート内に商品の名前がなく、その上写真も添付されていないため、何の商品かまったくわからないという状態に。

PR案件としては失敗してしまっているのですが、逆にこのツイートが話題に。同日中には写真付きで再度ツイートされ、内容が明らかになりました。

ツイートの失敗はあったものの、逆に話題となりリツイート3.1万、いいね13.1万となり、広告案件としては成功したのではないでしょうか。さすが長州力さんといったところです。

こういうミスをしてしまうところも、長州力さんらしさ爆発といった感じ。それが許されてしまうのも長州力さんの普段のツイートをみんなが知っているからでしょう。