顧客をすべての中心に。“Dreamforce 2019”で語られたこれからのマーケターが考えるべき3つのこととは?
顧客を中心にする体験のデザイン
それでは一部だけを作り込むことなく、顧客に良い顧客体験を提供するにはどうするべきか? ここで熊村氏は、 “Customer 360”に繋がる「顧客を中心にする体験のデザイン」を提案します。
熊村氏「顧客の姿をきちんと見極めるためのデータを集めましょう。そのデータは各部門で共有され、誰もが活用しやすいようにします。例えば店舗のデジタル化等、さまざまなものがかなりの勢いでデジタル化されています。その目的は、『お客様の姿をきちんと見極めるためのデータを集める』これに尽きます」
現在、オンライン・オフライン問わずあらゆる顧客接点がデジタル化されています。さらにデジタル化された接点に対して、例えば最適なタイミングでメッセージが届く、昨日訪れた地域の広告が出るなど、日々デジタルな体験が提供されているのです。
ただこの何年かは「あえてデジタルではない体験を提供しているケースが多い」とも熊村氏は語りました。デジタルで顧客接点のデータを取るものの、実際の体験の提供は人が行う形で、顧客に対したケアをきちんとしていくというもの。
「ケアするためにデータがたくさん必要。そのため顧客接点をデジタル化し、そのデータを集め、オンライン、オフライン問わず、つまりデジタルであろうと非デジタルであろうと、そこでベストな体験を提供するということが、よく行われています。顧客接点のデジタル化というのは、そういう点で必須事項です」
Customer 360
ならば、データはどのように取得するのか? ここで株式会社セールスフォース・ドットコムの“Customer 360”が登場します。
Salesforce Customer 360は、当社のB2B・B2Cマーケティング、コマース、サービス製品を連携して動作させるという、新しいクロスクラウドのテクノロジーイニシアティブです。
管理者はCustomer 360によって、Marketing Cloud、Commerce Cloud、Service Cloudの様々なインスタンスを登録できます。
引用:Salesforce Customer 360とは何か|salesforceブログ
“Customer 360”では顧客のすべてのデータを統合し、マーケティング、サービス、コマース、どこからの情報でも同一の人物として認識できるようにしています。つまり顧客データを一元化しつつ、どの部署・部門からでもアクセス可能にしているのです。
「顧客のすべてのデータポイントを統合し、顧客の単一のルールを構築する一連の機能、というものを総称して、“Customer 360”という形で今、発表させていただきました」
これからのマーケターに求められるものは?
最後に、これからのマーケターに求められるものについても熊村氏は言及しました。ここで取り上げられたのは「信頼」「データ」「エンゲージメント」の3つです。
「顧客との信頼関係をきちんと構築していきましょう。顧客は信頼できない企業からものを買わない時代です。顧客はデータ管理をきちんと行っている企業を信頼しています」
「(先ほどの話のとおり)良質な顧客体験を提供するためにはすべてのデータが繋がっている必要がありますよね。そういう話が、“Dreamforce 2019”の中で、マーケターが考えるべきこととして結構大きく取り上げられていました」
「そしてエンゲージメントの在り方も考えなければいけない。突出した顧客体験が業界のベンチマークを引き上げるといった話も多く語られていました」
これは、例えばどこか突出した企業が「クールでイケてる」体験を提供する。そうすると、顧客が、その業界に求める顧客体験の基準が、その企業が提供する体験になってしまうということです。
「つまり他社を比較する時に、突出した顧客体験を提供している企業をベンチマークにして、他の企業を比較するようになります。言い換えれば、良い体験を提供するならば、早いうちにしておいたほうが良いということです。後追いになってしまうことが、大きなハンデになります」
- 顧客に信頼されることをやりましょう
- さまざまなデータを繋いで良い顧客体験を提供するできる土台を作りましょう
- エンゲージメントをもう一回深く考えていきましょう
この3つをまとめとして、熊村氏の公演は終了しました。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- エンゲージメント
- エンゲージメントとは、企業や商品、ブランドなどに対してユーザーが「愛着を持っている」状態を指します。わかりやすく言えば、企業とユーザーの「つながりの強さ」を表す用語です。 以前は、人事や組織開発の分野で用いられることが多くありましたが、現在ではソーシャルメディアなどにおける「交流度を図る指標」として改めて注目されています。
- エンゲージメント
- エンゲージメントとは、企業や商品、ブランドなどに対してユーザーが「愛着を持っている」状態を指します。わかりやすく言えば、企業とユーザーの「つながりの強さ」を表す用語です。 以前は、人事や組織開発の分野で用いられることが多くありましたが、現在ではソーシャルメディアなどにおける「交流度を図る指標」として改めて注目されています。
- エンゲージメント
- エンゲージメントとは、企業や商品、ブランドなどに対してユーザーが「愛着を持っている」状態を指します。わかりやすく言えば、企業とユーザーの「つながりの強さ」を表す用語です。 以前は、人事や組織開発の分野で用いられることが多くありましたが、現在ではソーシャルメディアなどにおける「交流度を図る指標」として改めて注目されています。
おすすめ記事
おすすめエントリー
同じカテゴリから記事を探す
カテゴリから記事をさがす
●Webマーケティング手法
- SEO(検索エンジン最適化)
- Web広告・広告効果測定
- SNSマーケティング
- 動画マーケティング
- メールマーケティング
- コンテンツマーケティング
- BtoBマーケティング
- リサーチ・市場調査
- 広報・PR
- アフィリエイト広告・ASP
●ステップ
●ツール・素材
- CMS・サイト制作
- フォーム作成
- LP制作・LPO
- ABテスト・EFO・CRO
- Web接客・チャットボット
- 動画・映像制作
- アクセス解析
- マーケティングオートメーション(MA)
- メールマーケティング
- データ分析・BI
- CRM(顧客管理)
- SFA(商談管理)
- Web会議
- 営業支援
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング
- フォント
- 素材サイト
●目的・施策
- Google広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- Instagram広告
- LINE運用
- LINE広告
- YouTube運用
- YouTube広告
- TikTok広告
- テレビCM
- サイト制作・サイトリニューアル
- LP制作・LPO
- UI
- UX
- オウンドメディア運営
- 記事制作・ライティング
- コピーライティング
- ホワイトペーパー制作
- デザイン
- セミナー・展示会
- 動画・映像制作
- データ分析・BI
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング