Slackは、チャットをベースとしたコミュニケーションツールですが、さまざまな外部ツールと連携できる点も特徴の一つです。外部ツールとの連携によって、業務効率化が期待できるため、今回は、Slackに連携できるアプリと連携することでできることについて紹介します。

Slackと外部ツールを連携させるメリットは?

Slackと外部ツールを連携させる最大のメリットは、前述した通り、業務効率が大きくアップすることです。情報の受け取りのために、複数の外部ツールを行ったり来たりする状態をSlackに集約することで、リアルタイムに欲しい情報の確認や共有ができ、効率的に業務を進められます。業務効率が上がれば、その分余裕も生まれるため、Slackと外部ツールの連携はぜひ検討したいことの一つです。

業務効率アップのためにSlackと連携しておきたいアプリ

Trello(トレロ)

「Trello」は、情報やタスクをカードに記載しボードで管理するアプリです。各タスクが可視化できるため、進行状況の把握も一目瞭然。

SlackとTrelloを連携させることで、新タスク追加の際にSlackに通知が飛ぶようになったり、Slackから直接カードの管理や期限変更などを行えるようになります。よりスムーズに、チーム全員での可視化されたタスク管理を実現できるでしょう。

参考:Slack上でTrelloへのタスク追加が可能に。SlackとTrelloを連携するメリットを解説

Zoom(ズーム)

テレワーク推進によって、Web会議システムの「Zoom」を利用する企業も増えてきています。注目度の高いZoomですが、Slackと連携することで、Slackから直接ミーティングに参加・開始が可能になったり、ミーティングの録画内容を自動でSlackにて共有できるといったメリットがあります。Slackの情報を閲覧・共有しながらの、より効率的なWeb会議ができるでしょう。

参考:【5分で理解】SlackとZoomの連携方法や使い方、作業効率アップの秘密を紹介

Twitter(ツイッター)

Twitter」は、「中の人」という言葉があるくらい企業アカウントも多いです。そんなTwitterとSlackという企業で活用されている両者を連携することによって得られる効果は大きいもの。

例えば、全ての自社アカウントのツイートを一つのSlackチャンネルに集約させ見逃しをなくしたり、競合他社のTwitterアカウントをフォローし、ツイートされたらリアルタイムにSlackでチェックできるようにしたり、使い方はさまざまです。

他にも、交通情報のツイートを任意のチャンネルに集めたりツイートの追跡にも活用可能。Slackとの連携によって情報を一箇所に集めることができるので、情報収集の手間は大きく削減できるでしょう。

参考:Twitter と Slack を連携させる

Qast(キャスト)

「Qast」は、Q&Aを蓄積してノウハウやナレッジを社内で簡単に共有できるようにするツールです。QastをSlackと連携させれば、Slackで流れてきた質問や回答をボタンひとつでストックできます。

そのため情報の保存箱であるQastは、情報が流れやすいというSlackの弱点をカバーできるアプリとも言えます。何度も同じ質問に答えたり、回答を探して質問者に送るといった手間を減らせるでしょう。

参考:Slackでの投稿をQastにストックできる機能をリリース

Google カレンダー

Googleカレンダー」には通知やリマインダーといった機能がありますが、Slackと連携させることで、チーム内での最新情報の把握や業務の整理ができます。例えば、カレンダーの予定に従ってSlackのステータスを自動で変更するので、逐一担当部署のメンバーと予定の共有をする手間が省けるのです。

Slackと連携する際、2つのオプションから選ぶことができるので、チームで運用しているカレンダーを使用する場合は、個人使用のために設計された「Google カレンダー」ではなく、「Google Calendar for Team Events」をインストールし、連携させましょう。

参考:Google カレンダーと Slack を連携させる

Google ドライブ

Google ドライブ」とSlackの連携で、ファイルへのアクセスや共有・コメント追加などをワークスペース上で行えます。自分が参加しているワークスペース内であればファイルの検索もできます。通知や作業の動線をSlackに一本化することで、効率的で快適な作業環境が整うでしょう。
参考:Slack で Google ドライブを利用する