LP(ランディングページ)の効果は十分に出ていますか? LPは購入や問い合わせに直結するページであり、Webマーケティングの肝となる存在です。継続的に売上げが上がるLPを作ることができれば、反響が増えて無駄なテレアポなどの営業をする必要がなくなり、今まで新規営業にかけていたコストをリピーター創出や新規事業立ち上げに回すことができます。

消費者に行動を起こしてもらうLPを作るためには、色選びがとても大切です。今回は色彩心理学に基づいて、人々がすぐに行動を起こしたくなる色の選び方を紹介します。LPの効果を上げる色を知り、売り上げをアップさせるLPを制作しましょう。

メインカラー・サブカラー・コンバージョンカラーの決め方

LP制作では、まずどんな情報をどこに配置するかを決め、その次に配色を決めます。色は全体のイメージを決め、さらには反響も大きく左右する重要な要素です。
色を使いすぎると迷走するので、3色程度に絞りましょう。その際に基準となる「メインカラー」「サブカラー」「CVカラー」の決め方を紹介します。

メインカラー

LPでは色味を統一させることが重要です。色の数が多いとごちゃごちゃした印象になり、読みにくいページになってしまいます。視認性を高めるためにも、なるべく色の数を絞って色味を統一し、すっきりした見た目にしましょう。
メインカラーはブランドを表現する色なので、商品や会社のイメージカラーにするのが一般的です。微妙に濃淡を変えたりせず、ぴったり同じ色にそろえてください。メインカラーが有色部分の7割を占めます。

サブカラー

有色部分の2割を占めるサブカラーは全体にアクセントを添える色で、メインカラーを引き立てながら、LP全体にメリハリをつけます。メインカラーとのバランスを考えながらブランドイメージに近い印象を持つ色を選ぶのが大切です。
たとえば、落ち着いた印象を与えたいならダークカラーを、ポップで明るい印象を与えたいならビビッドなカラーを選ぶといいでしょう。ただし、メインカラーを邪魔しない色にしてください。メインカラーが赤ならピンクや紫にするなど、メインカラーの同系色にするのがおすすめです。

コンバージョンカラー (CTAカラー)

LPのゴールである購入ボタンや問い合わせボタンなど、得たい反応へと誘導するボタン「CTAボタン」などに使用するコンバージョンカラー(CTAカラー)におすすめなのは補色です。補色とは、色相環と呼ばれる色の関係において正反対に位置する色のこと。メインカラーを主軸としたランディングページの中で一番目立つ色になります。有色部分の1割を占めます。
たとえば、メインカラーが青であれば補色はオレンジ、メインカラーが緑であれば補色は赤です。わからなければ、色相環の図を見て選びましょう。一番目を引き注目されやすい補色であれば、パッと見た時にすぐにクリックできて機会損失を防げます。

▼成果の出るLPデザインのポイントを知りたい方はこちら

成果の出るLPデザインのポイント【チェックリスト・クリエイティブ例付き】

成果の出るLPデザインのポイント【チェックリスト・クリエイティブ例付き】