IT業界はめまぐるしいスピードで変化しています。業界の動向を把握するには業界をリードする企業の動きを見るのが効率的です。
昨年上場したIT企業は28社にのぼり、今年に入ってからも業務提携などの話題は絶えません。

今回は、直近のIT業界の動向をまとめました。

1. 2014年に上場したIT企業28社まとめ

2014年に上場したIT企業28社まとめ
前編:https://ferret-plus.com/1322
後編:https://ferret-plus.com/1381

冒頭でも紹介したとおり、昨年上場したIT企業は28社にも上り、堅実に業績を伸ばしてきたタイプと、短期間で急成長したタイプに分けることができます。
全体の傾向を見ると、アドテクノロジー、スマートフォン関連企業が多いようです。
リクルートは例外ですが、それ以外では設立後10年も経っていないような企業が次々と上場しており、それらの市場の成長スピードが異常に早いことが見てとれます。
上場後の決算も概ね良い結果を出しており、今後の市場へどれだけ影響が出るのかに期待が寄せられます。

2. 2015年上半期の国内IT企業の業務提携ニュース14

2015年上半期の国内IT企業の業務提携ニュース14
https://ferret-plus.com/1435

変化の早いIT業界では、新たな分野に切り込もうとする時や事業をさらに成長させたいと考えた時、自社で全てまかなおうとすると膨大な時間が必要になります。
であれば、既にノウハウを持っている企業と業務提携し、両社メリットが得られるように事業を進めていくほうが合理的です。
スピード感が求められるIT企業だからこそ、既存のリソースをいかに有効活用できるかが肝となります。このような業務提携の流れは海外国内問わず増加傾向にあり、今年に入ってからも多くの業務提携が報じられました。

3. 利用者数急増中の注目のWebサービス10選

利用者数急増中の注目のWebサービス10選
https://ferret-plus.com/1277

スマホが普及した今、多くのWebサービスが急成長を遂げています。
SNSの普及もあり、ユーザーに受け入れられたサービスは一気に拡散され、短期間で多数のユーザーを獲得することも珍しくなくなってきました。
急成長しているWebサービスから、今はどのようなものが受け入れられるのか、ヒントが見つかるかもしれません。
こちらの記事では、直近で利用者数が急増したと発表された10のwebサービスをまとめました。

4. 2014年のLINE動向を時系列で総まとめ

2014年のLINE動向を時系列で総まとめ
https://ferret-plus.com/1294

今、IT企業の中で最も勢いがあると言っても過言ではないLINE株式会社。
2011年にメッセージングアプリ「LINE」をリリースし、今では登録者数6億人を超えています。日本の登録者数だけで5,800万人を超えており、国内メッセージアプリでの圧倒的なシェアを武器にあらゆる分野に事業を拡大しています。
昨年は上場申請したものの一旦延期となりましたが、今年に入り再申請し、時価総額は1兆円にも上ると言われ大きな注目を浴びています。
LINEは様々な分野で新サービスを開始しており、「彼らが着手した分野=今後伸びる可能性のある分野」と捉えることができます。LINE1社の動向を見るだけでもIT業界の大まかなトレンドがわかります。