2014年に上場したIT企業26社まとめ(後編)
昨年は、10億を超える大型資金調達や大手企業の買収など、IT界隈のビッグニュースが絶えない1年でした。
上場を果たした企業も多く、昨年上場した企業の約3分の1をIT企業が占めています。
昨年上場したIT企業は、堅実に業績を伸ばしてきたタイプと、短期間で急成長したタイプに分けることができます。特に後者は、今後大きく伸長していくと予想されます。
今回は、前回に引き続き昨年上場したIT企業の26社の事業内容と上場後の動向(決算、株価等)をご紹介します。
前編はこちら
2014年に上場したIT企業26社まとめ(前編)
2014年上場した企業リスト(後半14社)
※【】内には上場日と上場場所を記載しています。
13.株式会社SHIFT 【11/13 東証マザーズ】
ソフトフェアテストツールを提供する株式会社SHIFTは、2005年に設立されました。
バグや要件漏れを効率よく発見できるソフトウェアテストツールとして着実に売上を上げてきており、2015年4月に発表された決算では過去最高の売上を達成しています。
14.弁護士ドットコム株式会社 【12/11 東証マザーズ】
「専門家をもっと身近に」をコンセプトに、弁護士ドットコムや税理士ドットコム税を運営する弁護士ドットコム株式会社も2005年に設立されています。
「弁護士ドットコム」は8,000人の弁護士が登録しており、ユーザーから投稿された質問に答える他、法律系の最新情報なども掲載している法律ポータルサイトとしての地位を確立しており、月間訪問者700万人を超える人気メディアとなっています。
ユーザーからの月額課金と登録弁護士からの広告掲載料、マッチング料を収益ポイントとしており、2015年1月に発表された決算では大幅に増収増益となっています。
15. GMO TECH株式会社 【12/11 東証マザーズ】
アドネットワーク広告や集客支援等を行うGMO TECHは、もとは2006年株式会社イノベックスとして設立されています。2009年にGMOインターネット株式会社との資本提携し、社名をGMO SEOテクノロジー株式会社へ変更し、2011年に現社名となりました。
2015年4月に発表された決算では売上・利益ともに過去最高を更新しています。
16.株式会社クラウドワークス 【12/12 東証マザーズ】
国内最大級のクラウドソーシング事業を行う株式会社クラウドワークスは、2011年に設立されました。時間や場所に縛られない新しい働き方を提唱したクラウドワークスは、急速に成長してわずか3年で上場するに至りました。
サイバーエージェント以来の赤字状態での上場ですが、その分市場からの期待は高いようです。
17.マークラインズ株式会社 【12/16 ジャスダック】
マークラインズ株式会社は2001年の設立当初から自動車情報プラットフォーム事業を提供し、外国語版リリースや海外支店を設けながら着実に成長を遂げ、昨年上場しました。
2015年5月に発表された決算では国内外ともに好調で、大幅な増収増益を達成しています。
18.株式会社U-NEXT 【12/16 東証マザーズ】
https://ferret.akamaized.net/images/554366c569702d5c6f5a0000/large.jpeg?1430480579
2009年に設立されたU-NEXTは、主にオンライン動画配信サービスを提供しています。
人材派遣業のインテリジェンス創業者であり、USENの取締役会長である宇野 康秀氏が代表を務めており、設立からわずか5年で上場しています。
19.株式会社アドベンチャー 【12/18 東証マザーズ】
オンライン航空券販売事業を行うアドベンチャーは、2006年に設立されました。
上場後はシェア拡大のため、広告宣伝費に予算を割きましたが、売上・利益ともに大幅に増加しています。
20. 株式会社gumi 【12/18 東証1部】
モバイルオンラインゲームの開発・運営を行うgumiは、2007年に設立された当初は自社SNSやSAP事業を行っていましたが、2011年以降はネイティブアプリ事業にシフトし、驚くべきスピードで成長を遂げてきました。
2014年12月に東証一部上場を果たし、この先の展望も明るいと思われた矢先、上場からわずか2ヶ月後に営業利益がマイナスに転じ、業績予想を大幅に下方修正するという事態が発生しました。
IT業界だけでなく、株式市場にも大きな衝撃を与えました。相次ぐITベンチャー上場に対して、改めて慎重に判断するべきだという論調が高まっています。
1部上場した途端のgumiの下方修正問題。IPO市場への影響は? | ハーバービジネスオンライン
4月末には早期退職者を募るなど、業績回復するまでにはまだ時間を要するようです。
21.サイジニア株式会社 【12/19 東証マザーズ】
2005年に設立されたサイジニアは、ネットショップ事業者向けのパーソナライズ・インターネットマーケティングサービス「デクワス」を提供しています。
「デクワス」はレコメンデーションエンジンの1種であり、従来のサービスとは異なるアプローチでユーザーの潜在ニーズにマッチしたレコメンドを図っています。
2015年2月に発表された決算では、過去最高を更新していますが、経営利益はマイナスとなっています。
22.株式会社インターワークス 【12/22 東証マザーズ】
求人サイト運営を行うインターワークスは、1991年にビスコ株式会社として設立され、当初はコンピュータシステムの開発・保守・運用を行っていました。
2006年に株式会社インターワークスに商号変更し、以降は求人関連事業に積極的に進出しました。
2015年2月には、同じく求人サイトを運営するリブセンスと提携し、より幅広い層へ業界特化型の求人情報を発信していくようです。
23.データセクション株式会社 【12/24 東証マザーズ】
2000年に設立されたデータセクションは、主にビッグデータ分析ツールを提供しています。
あらゆる分野でIT化が進み、ビッグデータが容易に集まるようになった今、ビッグデータ解析ツールへのニーズは高まってきています。
ビッグデータ解析力を活かし、TBSや東急電鉄など大手企業と取り組みを行っており、今後更に伸長していくことが期待されます。
24.株式会社カヤック 【12/25 東証マザーズ】
デジタルコンテンツ事業を手がける株式会社カヤック(通称:面白法人カヤック)は、1998年に合資会社カヤックとして設立され、2005年、現在の商号に変更しています。
設立当初から「世の中を面白くする」という理念のもと、非常にユニークなコンテンツを次々と生み出してきました。
そんなカヤックがなぜ、創業17年目というタイミングで上場に踏み切ったのか、創業者の1人である柳澤氏がブログで綴られています。
面白法人カヤックが上場した理由|ニュース|面白法人カヤック
25.株式会社エクストリーム 【12/25 東証マザーズ】
(2020年8月7日時点でページが存在しないためリンクを削除しました)
法人向けにはエンターテイメントコンテンツ開発リソースを提供し、個人向けにはオンラインゲームを提供しているエクストリームは、「ハリウッドスタイル」の開発スタイルを提唱しています。「ハリウッドスタイル」とは、スキルの高いクリエイターがプロジェクトごとに集結し開発に取り組むスタイルのことで、現在、開発リソースは外注するというスタイルが徐々に定着しつつあります。
26. MRT株式会社 【12/26 東証マザーズ】
https://medrt.co.jp/index.html
医療関係者向け求人サイトを運営するMRT株式会社を運営するMRTは2000年に設立され、昨年上場しました。
主に、外勤(大学病院勤務の医師が他の医療機関で勤務すること)の紹介サービスを行っており、医師による、医師を中心としたサービス展開でより良いマッチングの実現を目指します。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
- ポータルサイト
- ポータルサイトとは、インターネットの玄関口となる巨大なWEBサイトのことを言います。 サイトが独自の情報を発信するのではなく、検索エンジンやリンク集を核として、ニュースや株価などの情報や、メールやチャットなどのユーザーがインターネット上で必要とする機能を提供しています。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
- SEO
- SEO(Search Engine Optimization)とは、GoogleやYahoo!などのサーチエンジン(検索エンジン)で、特定キーワードで検索が実行されたとき、ホームページが表示される順位を上げるためのさまざまな施策のことです。
- クラウドソーシング
- クラウドソーシング(Crowdsourcing)とはcrowd(群衆)とsourcing(業務委託)を組み合わせた造語であり、webサービス上のやり取りで不特定多数の人々に仕事を依頼する新しい雇用形態の一種です。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- ビッグデータ
- ビッグデータとは、一般に、インターネットの普及とITの進化によって生まれた、事業に役立つ知見を導くためのデータのことを指します。「データの多量性」だけでなく、「多様性」があるデータを指します。
- ビッグデータ
- ビッグデータとは、一般に、インターネットの普及とITの進化によって生まれた、事業に役立つ知見を導くためのデータのことを指します。「データの多量性」だけでなく、「多様性」があるデータを指します。
- ビッグデータ
- ビッグデータとは、一般に、インターネットの普及とITの進化によって生まれた、事業に役立つ知見を導くためのデータのことを指します。「データの多量性」だけでなく、「多様性」があるデータを指します。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- ブログ
- ブログとは、ホームページの一種です。運営者はブログシステムに登録し、利用開始をすることで、ホームページ制作のプログラム技術を修得する必要なく、本文のみを投稿しつづければ、公開・表示はおろかページの整理や分類なども効率的に行えるシステムを言います。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
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