MA（マーケティングオートメーション）ツールよりも「メール配信システム」が良い？機能とメリット、おすすめツールを紹介

メールマーケティングにおいて確実に効果を得るためには、高精度で顧客のニーズに合った情報を配信する必要があります。しかしそれを手作業で分析するのは至難の業。

そこでツールとして利用したいのが、メール配信システムです。記事では、MA（マーケティングオートメーション）ツールとメール配信システムの違い、7つのメール配信システムの特徴とメリットを紹介していきます。記事を参考に、自社に適したサービスを見つけましょう。

MA（マーケティングオートメーション）ツールとメール配信システムの違いは？

メール配信システムが欲しいなら、MA（マーケティングオートメーション）ツールを導入すれば良いのでは？と考えている方もいるかもしれません。

確かにMAツールには、メール配信システムが内包されているものが数多く存在します。しかしMAツールの役割は、メールの一斉配信だけではありません。MAツールは、人力でやっているマーケティングを自動化することで、少ない人数でも効率的なマーケティング活動を行えるツールです。MAツールでは、リード管理やスコアリング、シナリオ設計、A/Bテスト、中にはSNS連携やWebページの作成など、メール配信システムには搭載されていない機能が多数搭載されています。

機能が多いのはメリットではありますが、その分価格が高くなる、使いこなすのが難しいなどの課題もあります。その点、メール配信システムは、一度に多数のメールを配信するのに特化したシステムです。メール配信だけが目的なのであれば、MAではなくメール配信システムの導入を検討するのもひとつの手。どちらを選ぶにしても、自社の求める機能はなんなのかよく考えてから導入する必要があるでしょう。

マーケティングオートメーション（MA）とは？機能や効果、おすすめツールの料金、選び方を解説

「マーケティングオートメーション」と聞いて、どんなものかしっかり答えることはできますか？「ちゃんと答えられる！」と言う方もいるかと思いますが、この記事を読む方の6割以上が正確に答えられないのではないでしょうか。今回は、近い将来必ず来るマーケティングオートメーションが必要とされる理由と、その選び方についてご紹介します。

メール配信システムの導入メリットとは

低コストで利用できるため導入しやすい

メール配信システムは比較的安価な価格帯から利用が可能です。配信数によって価格帯が変動する料金体系をとっていることも多く、予算が限られているなかでも導入しやすいというメリットがあります。

また1つのツールで幅広いメールマーケティングの手法を取り入れられるのも、メール配信システムです。ノウハウとして蓄積されてきた知識を容易に手に入れられるため、学習コストが下げられます。

幅広い層に合わせてアプローチ可能

目的に応じて配信方法を変更できるのもメール配信のメリットです。メールを一斉送信するだけでなく、「セグメント配信」のようにユーザーをカテゴリー分けして、適した情報を届けるなど、より顧客層に合った情報発信が可能です。

また、発信したメール内容に対する反応をデータ化できるサービスも存在します。ABテストを積み重ね、より精度の高い内容を模索できるのです。

BtoBマーケ担当者必見！コストからみたメールマーケティングのメリット

BtoBマーケティングを限られた予算、人材といった制約の中で取り組まなければならず戦略や手法に課題を抱えている方もいるのではないでしょうか。 近年、BtoB向けSaaSが注目を集め、効率的に施策を実施できるマーケティングツールが多く登場しています。 例えば、メール配信システムやマーケティングオートメーションツール、Web接客ツール、SEO支援ツールなど各手法ごとに様々なツールが存在します。とはいえ、全てを利用しようと思えば、コストがかさんでしまうのは明らかです。何から取り組めば良いのかわからないと感じることもあるかもしれません。

メール配信システム7選

メール配信システムを利用するメリットについて簡単に触れてもらったところで、具体的なサービスについて紹介していきます。どれもメール配信システムとして異なる強みがあるので、自社に適したサービスであるかどうかを確認してください。

SPIRAL®（スパイラル）

SPIRAL®は、800以上もの機能拡張を可能にしているメール配信システム。通常のメール配信システムとしての機能はもちろんのこと、業務上必要となった機能については、ユーザー側で追加が可能です。

メール配信機能についても、大量の情報を一度に取り扱えます。毎時260万通を可能とする処理速度で快適な利用を提供しており、他にも自動でのエラー処理やスマホ対応など役立つ機能も。

不明な点はカスタマーサポートが充実しているので、迅速な対応と解決が可能です。セグメント配信などの機能もあり、LINEとの連携によって幅広い顧客層にリーチできる設備が整っています。

メール配信システムの枠を超えた！万能型プラットフォーム

「SPIRAL®（スパイラル）メール配信」は、メール配信からアンケートフォームまで、メールマーケティングに必要な機能を幅広く提供する万能型のアプリケーションプラットフォームです。通常のメール配信機能だけでは難しい、マーケティングオートメーション・アンケート作成・セミナー管理・CRMやLINE連携など、顧客情報を活用したマーケティング施策が実現可能です。

オレンジメール

1日100通のメールであれば無料で利用可能なオレンジメール。シンプルな構造をしているため、初心者でも利用しやすいのが特徴です。

手軽に利用できるサービスですが、メールマーケティングに必要な機能は利用可能です。配信のタイミングなども調整可能なので、マーケティングに割く予算がない場合に、試験的に導入するのもよいでしょう。

100件までなら無料でステップメールやクリック計測もできる「オレンジメール」の使い方を解説

今回は、メール配信サービス「オレンジメール」の使い方を解説します。 オレンジメールは無料ながら、ステップメールやリンククリック数の計測といったメールマーケティングに必要な機能を備えています。配信先100件まではすべての機能が無料で利用できるので、まずは小規模からでも取り組みたいという方は参考にしてみてください。

Dr.Lead（ドクターリード）

Dr.Leadは20年以上もの間、BtoBマーケティングを支援してきた企業によるメール配信システムです。リードナーチャリングに特化したツールで、見込み客の興味関心を引く情報発信を得意としています。

また、BtoBマーケティングの施策において、CRMやメール配信に加えてオフラインの施策まで完結できるため、これまでに複数のツール導入で運用に苦悩していた経験がある企業には適しているシステムと言えます。

運営会社の株式会社アイアンドディーは、企業から顧客データを借りてコンサルティングなどを行ってきた企業。これまで培ったノウハウから、データ管理がしやすいシステムが構築されているので、業務上の手間を省いてくれるツールとなってくれるでしょう。

『Dr.Lead(ドクターリード)』BtoBマーケティング担当者の実務を助ける総合支援型マーケティングオートメーションツール

「Dr.Lead」は、BtoBマーケティング担当者の実務を助けるためのマーケティングオートメーションツールです。特に、「リードナーチャリング」に強みを持ち、CRMやSFA機能、メール配信からオフラインでのマーケティング施策までが1つのツールで完結します。

CAMCARD BUSINESS（キャムカードビジネス）

名刺管理サービスを展開していたCAMCARD BUSINESSにもメール配信機能が搭載されています。管理している名刺のデータをベースとしてメールを配信することが可能です。文中に個人名を挿入できるなど、ビジネスの場で役立つ機能が導入されています。

また、差出人のアドレスを自由に変更できるので、状況に応じて会社内で使い分けも可能です。加えて、メール配信の上限回数もないことから、大量のメール送信が複数回必要な場合でも安心して利用できます。

より時短を図れるテンプレート機能や、開封率チェック機能も搭載。円滑な営業活動やマーケティングを行うために必要な機能が揃っているツールです。効率的な業務のためにも導入を検討してみるとよいでしょう。

名刺管理ソリューション「CAMCARD BUSINESS」にメール配信機能を実装

キングソフト株式会社（取締役社長：馮達 本社：東京都港区 以下、キングソフト）は、提供する名刺管理ソリューション「CAMCARD BUSINESS（キャムカードビジネス）」に企業が集約した名刺データベースからメールを簡単に一括配信できる「メール配信機能」を新たに実装したことを本日5月18日(水)に発表いたします。

MMDS（エムエムディーエス）

月額950円から導入可能なMMDS。テコラス株式会社によって開発されているサービスで、メールの到達率が99％を超えるなど、安心して利用できる品質を誇っています。メール配信における問題として、迷惑メールとして認識されてしまうことがあるでしょう。MMDSは手頃な価格帯で、その問題を解決してくれるのです。

メールの配信方法も複数用意されており、HTMLメールや絵文字メールなど多様な選択肢から選べます。開封率やクリック率などのデータ測定もされるので、多くの人にメールを確実に届け、その結果をデータして蓄積可能です。

300万通を超える配信要求にも応える実績を持ち、大手企業の利用実績もあります。外部ツールとの連携も可能となっているので、必要に応じてマーケティング施策を促進できる点もメリットの1つです。

到達率99.9%の高性能メール配信を月額950円から始められる｢MMDS｣の提供開始

テコラス株式会社は、メール配信クラウドサービス｢MMDS｣(エムエムディーエス)の新プランの提供を開始しました。

配配メール

続いて紹介する配配メールも、リーズナブルに高機能が享受できるシステム。月額1万円から利用できる料金形態で、基本的なメール配信にとどまらず、データ分析機能の利用も可能です。

日々業務に追われている企業担当者でも、楽に操作できることを意識した設計なので、安定したパフォーマンスでマーケティングが行えるツールと言えるでしょう。

4500社以上の導入実績があることから、企業からの信頼も厚いツールです。セグメント配信などの機能も使えるので、データ測定機能と合わせて利用していけば、最適なメール配信を模索していけます。

『配配メール』忙しい担当者でも「楽に」顧客に「届く」メール配信を実現するメールマーケティングシステム

配配メールはメールマーケティングを行うのに必要十分な配信機能と分析機能を持ち合わせたメール配信システム。月額1万円からという低価格ながら、専任のカスタマーサポートによる安心感のあるサポートも強みです。

Cuenote FC（キューノートエフシー）

大手実績も多数持っているメール配信システムのCuenote FC。1200社以上の企業に導入されたサービスで、膨大なメール配信数にも耐えうる体制を整えています。その実績は月間36億通の配信ができるほどです。

配信数のみならず配信スピードもCuenote FCの強み。タイムセール情報などのすぐに届けたいメールであっても、自社開発の配信エンジンを活用することで迅速に対応が可能なのです。

またメールの到達率も高く、携帯キャリアごとに最適化された配信方法を導入。セキュリティ対策も万全で、多くの顧客情報を扱うメールマーケティングにおける危険性を対策してくれます。

『Cuenote FC』数百万単位のユーザーに“高速”かつ“確実”に届けられるメール配信システム

「Cuenote FC」は、100万件以上の大量のメールを素早く確実に届けられるメール配信システムです。多くのメルマガ会員を抱えるネットショップや人材サービス、メディアなどの事業者のメール配信における課題を解決します。

自社に必要な機能を明確にしてからツール選びを

会社の状況によって導入すべきツールは異なるため、どのメール配信システムが自社に適切なのか見極め流ことが肝心です。いきなり本格的に導入する前にまずは、無料で利用できるものを活用してみましょう。メール配信システムの使い心地を体感することで、どのような機能を必要としてるのか見えてきます。本記事を参考に、自社にマッチするメール配信システムを見つけましょう。

メールマーケティングの種類を押さえよう

メールマーケティングとは？「小さな工夫で大きな効果」が得られる事例と改善手法

メールマーケティングとは何か。読んで字のごとくメールを通じてコミュニケーションを図るマーケティングのことなのですが、もしあなたが「今からメールマーケティングを実際に運用してください」と言われたら――そのプランや手法・方法をどれくらい具体的にイメージできるでしょうか？本記事をご覧にいただいている人の中には初めてメールマーケティングを実施する方も、既に実施されている方もいらっしゃると思いますが、今回はそんな「メールマーケティング」について、その全貌を明らかにしていきたいと思います。

個人に「最適化」できている？ メールをパーソナライズ化するときのチェックポイント

メルマガなどを使ったメールマーケティングにおいて、サイト上での行動などをもとにしたパーソナライズ化による配信の成果が注目されています。ユーザーに合わせたメールを配信するユーザー一人ひとりへの最適化とはいったいどんなものがあるのでしょうか？メルマガ運用者なら知っておきたいパーソナライズ化のポイントについて解説します。