SEOは、直訳すると「検索エンジン最適化」です。
現在、日本において主に使われている検索エンジンGoogleとYahoo!の2つですが、Yahoo!はGoogleの検索アルゴリズムを採用しているため、「検索エンジン最適化=Google検索エンジン最適化」と言えます。

SEOを実施するのであれば、まずGoogleに評価してもらうための土俵に上がらなければいけません。検索結果に表示させるべきかどうか判断してもらうためには、Googleデータベースインデックスされる必要があります。
しかし、新規でホームページを立ち上げた時や、新しくページを追加した時、なかなかGoogleインデックスされない状態が続くことがあります。
インデックスされなければどんなに良いコンテンツでも検索結果に表示されることはないので、Web上に存在しないのと同義です。

今回は、インデックスされない主な原因と、インデックスを早めるための対処法を解説します。
SEOを強化したいWeb担当者はぜひご確認ください。

インデックスされているかどうかを確かめるには?

インデックスされない原因は
そもそもどうやってGoogleインデックスされているかを確認すればわからないという方も少なくないのではないでしょうか。
インデックスされているかどうかを調べるには、Google検索エンジンの検索窓に「site:◯◯◯(調べたいURL)」を入力し、検索結果ページ名が出てこればインデックス済み、「ページが見つかりません」と表示されたらノーインデックスということがわかります。

インデックスされない原因は?

インデックスされない原因は様々ありますが、頻繁に起こりがちなものを下記に挙げました。

1.新規で立ち上げたばかりで、ホームページ自体まだインデックスされていない

まだ立ち上げて間もないホームページの場合、コンテンツが少なくクローラーが気付くきっかけとなる被リンク数もほとんどない状態なので、その存在自体をGoogle側が認識していない場合があります。単純にクローラーが巡回してこないだけなので、まずはGoogle側にホームページの存在を知らせるための処置をしましょう。

対策方法

・Google Search Console(旧:ウェブマスターツール)に登録し、サイトマップを送信する。
・Google Console内のFetch as Googleを使ってインデックス速度を早める。

詳細はこちら
Google Search Consoleの基礎知識
サイトマップ送信方法はこちら
Fetch as Googleの使い方はこちら

2.質の低いコンテンツと認識されている

Googleのガイドラインで推奨されているものと大きくかけ離れた内容だった場合、Googleが質の低いコンテンツとみなしてインデックスしない場合があります。

対策方法

・ページ数が少ない
・1ページあたりのコンテンツ量が少ない
・大半をコピーコンテンツが占めている

上記のいずれかに当てはまるようであれば、早急に改善しましょう。
ページ以上あれば良い、1ページあたり何文字以上含まれていれば良い、という明確な基準はありませんが、客観的にみて中身が無い印象を受けるようであれば、まずはオリジナルコンテンツを増やすことが重要です。

3.ペナルティを受けている

Googleペナルティを受けてしまった場合、インデックス削除されてしまう可能性があります。
「昨日までインデックスされていたのに急になくなってしまった」という場合はペナルティの可能性が非常に高いので、Google Search Consoleでペナルティの有無を確認し、解除するための処置を行いましょう。

詳しくはこちら
Googleペナルティの解除事例、意外な原因がわかった2例

中古ドメインを利用している場合、以前のホームページに対してペナルティがついていたり、低品質とみなされていた場合はその評価を引き継いでしまう可能性もあります。
その場合はペナルティ解除時と同じようにGoogle Search Consoleから再審査リクエストを送り、現在のホームページには問題無い旨を伝えるか、ドメイン移管を行う方が良いでしょう。