この記事は2015年8月31日に書かれた記事を再編集したものです。

meta descriptionは、内部対策SEOで最も基本的な要因の1つです。
しかし、Google検索結果をチェックしてみると、最適化しているとは言い難いスニペットをたくさん見かけます。

SEO関連の記事では必ず触れられる項目にも関わらず設定していないウェブサイトが多いのは、meta descriptionのSEO効果をきちんと理解していないウェブ担当者が多いのかもしれません。
meta descriptionを最適化することはユーザーのクリック率に大きな影響を与え、トラフィックの増加を期待することができます。

今回は、meta descriptionの役割、設定方法、クリック率を高めるテクニックを解説します。いまさらと思わずに再確認してみてください。

※一部、内容を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

meta descriptionの役割

meta description (メタディスクリプション)は、検索結果に表示される「スニペット」と呼ばれるウェブページの概要を説明した文章に表示させることができます。

Google

ユーザーGoogleにウェブページの内容を伝えることができるmeta descriptionは、Googleのランキング要因ではありません。
しかし、ユーザーがウェブページをクリックするかどうかのクリック率に強く影響しています。

それを顕著に示しているのが、データ分析企業のDynamical.bizが行ったアイトラッキングデータです。このデータによると、タイトルよりもスニペットの方が、「fixations」の数値が高いことを示しています。

date
画像引用:http://dynamical.biz/blog/web-analytics/serps-user-behaviour-eye-tracking-study-32.html

「fixations」は”固定”という意味ですが、ユーザーの視線がタイトルよりもスニペットをじっと見ており、より長い時間(time)を費やしていることを意味しています。
つまり、この結果だけで考えれば、ユーザー検索結果のウェブページをクリックするかどうかの判断基準として、Titleタグよりもmeta descriptionで表示させるスニペットを重要視しているといえるのです。

もちろんクリック率が高まれば、自然とウェブサイトへのトラフィックが増加します。たとえそれが数%の違いであっても、長い目でみれば大きな違いとなります。
meta descriptionを最適化していないウェブ担当者はこの点を軽視しているようです。

なお、スニペットに表示される内容はmeta descriptionが優先されますが、全てをコントロールできるわけではありません。
検索キーワードによってはGoogleが適切だと考えるコンテンツの一部分をスニペットに表示しますので、同一ページであっても全て同じスニペットが表示されるわけではありません。

meta descriptionの設定方法

meta descriptionの設定方法は2通りあります。

HTMLにmeta descriptionを直接記載する方法

まず、HTMLに直接記載する方法です。今やほとんど使われない方法ですが、HTMLタグ内に、次のコードを挿入します。

<head>
<meta name="description" content="ウェブページの内容を説明した文章をここに記載します。">
</head>

WordPressでmeta descriptionを設定する方法

次にWordPressサイトの場合は、投稿管理画面の「抜粋」に記載するか、「Yoast SEO」 のようなSEOプラグインを使用すると簡単に設定することができます。
WordPressのテーマによっては「抜粋」がmeta descriptionに反映できないものもありますので、プラグインを活用するのがオススメです。

yoast_seo
たとえばSEOプラグインの「Yoast SEO」 を導入すると、投稿管理画面で簡単にmeta descriptionを設定できるようになります。

参考:
テキストYoast SEOを使ってWordPressのSEO対策を実施しよう

meta descriptionの設定で守るべきルール

meta descriptionの設定で必ず守るべきルールは次の3つです。

    1. 文字数を120文字以内にする。
    1. ターゲットキーワードをいたずらに含ませない。
    1. 全てのページで同じmeta descriptionを使用しない。

meta descriptionの文字数の上限は120文字程度なので、120文字以内でユーザーがクリックしたくなるような文章を記述する必要があります。

しかし、SEO対策を意識しすぎてターゲットキーワードを異常に含ませたディスクリプションを設定することはNGです。
Googleがこうしたキーワードで埋め尽くされたコンテンツを嫌うのは周知の事実です。

また、面倒だからといってウェブサイトの全てのページで同じディスクリプションを使用することはオススメできません。
ディスクリプションを自動的に生成できるプラグインなどもありますが、クリック率に大きな影響を与える作業こそウェブ担当者が汗を流すべきです。

検索結果のクリック率を上げるためのテクニック

検索結果のクリック率を向上させるために、meta descriptionの設定に活用できる3つのテクニックをご紹介します。

いかにユーザーにディスクリプションを見てもらい、「クリック」というアクションを起こしてもらうかを考慮したこれらのテクニックは、コピーライティングでも使用されるテクニックです。

1.「Call To Action」を含ませる

誰かに何かを頼むときは、その依頼内容をシンプルに伝えることが重要です。
クリックして欲しいのならば「ここをクリック!」、続きを読んでほしいのならば「続きはこちら!」のように、ユーザーに次に起こしてもらいたいアクションをディスクリプションに記述することが効果的です。

記事の最下部に、「記事を気に入ったらシェアしてください!」というメッセージをつけるのと同じです。

2.アドワーズ広告を参考にする

Google検索結果のトップやサイドに表示されるアドワーズ広告は、広告主がクリック率を高めるためにA/B テストを繰り返した末にたどり着いた効果的なコピーです。
そのため、ディスクリプションにアドワーズ広告で何度も繰り返し使用されるキーワードやフレーズを含ませることで、クリック率を向上させることが期待できます。
ターゲットキーワードで検索した際に表示されるアドワーズ広告の文章をチェックして、頻繁に使用されるキーワードやフレーズを探し出してください。

3.A/B テストを繰り返す

クリック率が最も高いディスクリプションを探し出すためには、A/B テストが効果的です。
例えば、ディスクリプションに「続きはこちら!」というフレーズを使用した場合と、「ここをクリック!」を使用した場合にどちらのクリック率が高くなるのかを計測します。
そして、「続きはこちら!」というフレーズを使用した場合の方がクリック率が高いという結果がでたら、次に「今すぐチェック!」というフレーズを使用した場合と比較します。
こうしたA/B テストを繰り返すことで、クリック率を最大化させることができるディスクリプションを探し出すことができます。

まとめ

meta descriptionの最適化は、今すぐ取り組むことができる簡単な内部施策です。
コンテンツ数が多いウェブサイトを抱えるウェブ担当者は、過去のウェブページのディスクリプションを見直すことが面倒だと感じるかもしれません。

自然検索からのトラフィックの少なさに悩んでいる場合は、基本に立ち返ってみてはいかがでしょうか。