モバイルPASMOがApple Payに対応!特徴を解説

さて、ここまでで何度か出てきたApple payのPASMO。「for iPhone」という名前じゃないのは、Apple Watchにも対応しているためです。

では、Apple Pay対応の特徴やiPhoneでの設定方法を見ていきましょう。

モバイルPASMO for Apple Payの特徴
モバイルPASMOを利用できるAppleデバイスはこちら。
iPhone:iPhone 8以降(iOS14以降を搭載)
Apple Watch:Apple Watch Series 3以降(watchOS 7を搭載)

機能面として、for Androidとの大きな違いはありません。ただ先述した通り、モバイルSuicaとの併用が可能な点やApple Watchにも対応している点が大きな特徴です。

参考:Apple PayのPASMOスタート。定期券もオートチャージもiPhoneで

「Apple PayのPASMO」の登録方法・使い方

PASMOのApple系デバイスへの対応を楽しみにしていたPASMOユーザーも多いのではないでしょうか?ここでは、Apple PayのPASMOの登録方法と使い方を見ていきましょう。

持っているPASMOカードをiPhoneに移行する手順

すでにPASMOカードを持っている人は、モバイルに移行してもっと便利に・簡単に使用してみましょう!ここでは、持っているPASMOカードをiPhoneに移行する手順を解説します。

持っているPASMOカードを取り込む場合は、PASMOアプリから設定、またはWalletアプリから設定をします。

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画像参考:PASMOカードの移行(取り込み)|Apple PayのPASMO

まずはApple Storeから「モバイルPASMO」のアプリをインストール。起動したら「はじめる」に進みましょう(①)。さらに「お手持ちのPASMOカードではじめる」に進みます(②)。

Apple Walletアプリが開くので、右上の「+」をタップして画面に沿って進んでいきましょう(③)。

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画像参考:PASMOカードの移行(取り込み)|Apple PayのPASMO

WalletアプリからはPASMOカードを選び(②)、「お手持ちの交通系ICカードを追加」をタップ(③)。カードの裏面に記載されているIDを入力すれば移行完了です(④)。

新規でモバイルPASMOを発行する手順

「iPhoneに対応していなかったから…」という人は、これを機にモバイルPASMOを発行してみましょう!ここでは、新規での発行方法を解説します。

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画像引用:iPhoneやApple Watchへの新規発行|Apple PayのPASMO

最初の手順はPASMOカードからモバイルPASMOへの移行と同じです。Walletアプリを開き、交通系ICカード欄からPASMOを選択します(①②)。

さらに金額を指定し、右上の「追加」をタップしましょう(③)。最後にApple Payが起動するため、認証・支払いをすれば完了です(④)。

モバイルPASMOを新規発行しても、PASMOカードは発行されません。あなたのスマホをPASMOとして使用してください!

駅改札やお買い物で使用してみよう

モバイルPASMOはカードタイプのPASMOと同じように、駅改札での運賃の支払いやお店・自動販売機等でのお買い物に使用できます。

さらにすごいのは、エクスプレスカードの設定をすればPASMOアプリやApple Pay、Walletアプリなどを立ち上げる必要なく(画面が暗いままで)、カードリーダーにかざすだけで利用できる点です。エクスプレスカードは設定ボタンをオンにするだけなので、PASMOアプリから簡単に設定できます。

Apple Watchの場合、Watchの画面をカードリーダーに向けなくても、タッチするだけで利用可能です。

モバイルPASMOを手に入れた人は、ぜひ駅やお店で利用してみてください。