導入の手順

1.アプリ専用のプリパティを作成
「アナリティクス設定」のプロパティの新規作成画面より「新しいプロパティを作成」をクリックします。
図1.png

アプリ専用のレポートが可能な「モバイルアプリ」を選択します。
図2.png

SDKの入手方法が表示されるので、ダウンロードします。
図3.png

2.計測用SDKを組み込む
スマートフォンアプリ計測用のSDKをアプリへ組み込みます。

  • iOSの場合:iOS版のGoogle Analytics SDKを導入
  • Androidの場合:Google Analytics Android SDKを導入

3.計測の初期設定を行う
アプリ計測における各種初期設定を行います。

例)

  • スクリーンビューのオート計測
  • クラッシュ測定のオン/オフ
  • イベント、ソーシャルアクションの計測

2,3の詳しい実装方法はGoogle Analyticsの開発者向けサイト「Google Developer」で公開されてる「アナリティクスのデータ収集」を参考してください。
https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/

アプリ解析で見るべき視点4つ

実際の運用で見るべき4つの主要レポートのご紹介です。
図4.png

1.ユーザーレポート

ユーザーの基礎情報を見ることができます。
例)
アプリのバージョン
・地域や言語、年齢・性別・興味関心
アプリの使用頻度と使用時間
・最もよく使用されているOSデバイス

2.集客レポート

ユーザーがアプリを最初に起動するまでの行動を見ることができます。
例)
アプリをインストールした新規ユーザー数の推移
・ユーザー獲得におけるマーケティングキャンペーンの効果
Google Playに到達するまでの流入状況や流入別の成果を視覚的に表示
・AdWords広告経由でのインストールと、その後の捜査状況の確認

3.行動レポート

ユーザーがアプリを使用している時の行動を見ることができます。
例)

  • 各スクリーンのビュー状況やセッションあたりの合計スクリーン表示回数
  • スクリーンが表示された順序、フロー
  • アプリのクラッシュなどの技術的エラーの件数
  • アプリ要素が読み込みに要した時間
  • イベントとして登録したユーザーの各種アクション

4.コンバージョンレポート

設定した目標をユーザーがどのように達成しているのかを見ることができます。

  • 設定した目標の達成数値
  • 目標達成までの遷移、フロー
  • eコマース設定した収益の詳細情報