結果

月別オーガニック流入数

2015年1月
全体流入:1,440
「評判」関連キーワードの流入:224

2015年5月
全体流入:4,032
「評判」関連キーワードの流入:864

全体:280%増加
「評判」のみ:385.7%増加

1月の数字と比較し、5月のアクセス数は全体、想定していたキーワードからの流入ともに大幅に増加しました。

対策内容2:サイト構造の変更

対策を行った背景

「フランチャイズ名+評判」(例:セブンイレブン+評判)という組み合わせのキーワードで流入するユーザが多く、競合サイトの状況と比較してもまだ流入を伸ばせる余地があると推測しました。
「フランチャイズ名」で検索するユーザーには、該当企業の詳細ページに直接流入できた方が満足度が高いと思われるため、企業詳細ページSEO強化・ユーザビリティ向上を目的に要件を検討し、本部ページをタブで口コミ内容ごとに切り分けるデザインに変更しました。

施策詳細

企業詳細ページをカテゴリ別に分割

企業詳細ページの情報を整理し、各企業で4ページを追加し、ツリー構造で配置することで、企業詳細ページSEO強化を図りました。

変更前

kokofura_old.png

変更前の企業詳細ページは、1ページに全ての情報を掲載していました。

変更後

kokofura_new.png
変更後は、ページ内の情報を「総合」「オーナー経験談」「加盟金収益」「本部の雰囲気」「気になる点」の5つのカテゴリに分類して専用ページを構築し、企業詳細ページ配下に入れ込みました。
それぞれのカテゴリはタブとして設置し、1クリックでカテゴリの切り替えができるような設計にしています。

結果

月別オーガニック流入

2015年6月
全体流入:4,397

 
2015年10月
全体流入:8,505
 
全体流入:約190%増加

2つの施策を行った結果

2015年1月
全体流入:1,440

 
2015年10月
全体流入:8,505

全体流入:約600%増加

まとめ

SEO内部対策の中でも、h1にキーワードを含めることは基本とされており、検索順位にも大きな影響を与えると言われています。
コンテンツSEO全盛期の今、基本の内部対策が軽視されがちになりつつありますが、このように少しの手間で驚くほどの効果を上げることができます。

適切なキーワードが設定されているか、改めて自社ホームページの内部を確認してみましょう。

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