SEOを進めるとき、現在ではコンテンツ拡充など、内部対策を重視する方も多いと思います。一方で、URLの正規化などテクニカルなこと以外では何をしたらいいのか分からない、という人も多いのではないでしょうか。

今回は、キーワードの洗い出しからコンテンツSEOを進め、ターゲットキーワードでの流入数を増やしました事例を聴くことができましたので、ご紹介します。

事例:デザインスマホケースストア「phocase」

事例サイト概要

【事例対象】SEO内部対策
事例ホームページ:デザインスマホケースストア「phocase」
どんなホームページか:ネット通販によるデザインスマホケース販売。

参考リンクデザインスマホケース|phocase(フォケース)

改善結果

【ビフォー】ターゲットキーワード流入数 85
【アフター】ターゲットキーワード流入数 323
 +160%
【ポイント】コンテンツの定期追加

STEP1 課題~コンテンツをどう増やすのか

私たちは、ネット通販でオシャレなケースを探している人に向けて、デザインスマホケースを企画・制作・販売を一括して行っています。

基本はネットの販路のみで全国に向けて販売をしています。2013年2月に立ち上げ、おかげさまで売上も順調に伸びています。

他機種他デザインで商品を提供するために、受注生産方式をとっています。ともすれば売価が高くなってしまうところを、広告費の削減などで業界内での適正価格を実現しています。

ですので、SEO対策はインハウスでできる集客手段として重視しています。一方で、昨今のコンテンツSEOについてはどう対応していものか、思案していました。

ソーシャルメディアを立ち上げたものの、直接の売上に力強く関わってくるとは言えない状況でした。

ですので、やはり商品企画や特集ページなどを、どういう方法で定期的に追加していくかが命題となっていました。

STEP2 改善~流入キーワードを洗い出した

Googleアナリティクスを活用

主要なキーワード(機種名×ケース)やミドルワード(機種名×ケース×かわいいなど)での流入は増えているものの、その他にも獲得できそうなテールワードを探すために新たにキーワードの洗い出しを行いました。

具体的には、Googleアナリティクスで(not provided)が多いものの、直近3ヶ月の流入キーワードをリストアップしました。いっぽうで、Yahoo!からのワードは取れますので、それをEXCEL形式でダウンロードし並べ替えします。

Googleアナリティクス>集客>キーワード>オーガニック検索

並べ替えをしてピボットテーブルなどで集計をしますと「北欧」というキーワードを軸に、平均PV流入数などが良い数字が出ていることがわかりました。

また、実際にGoogleやYahoo!で検索してみますと、上位表示されていないこともわかりました。ですので、これはSEO対策をする伸びしろがあると直感しました。

コンテンツの追加

内部対策としてコンテンツ追加とシステム的な対策を行いました。

まず、コンテンツ追加は「北欧」関連のデザインケースのまとめページを作ったり、特集ページを作ったりなどしました。また、北欧を感じさせるデザインも投下しました。

そして、コンテンツ追加は定期的に行いました。そのキーワードで定期的に更新しているホームページと認識されるはずと思ったからです。月に2~3本の該当KWによる特集記事を追加しました。

コンテンツ

「【iPhone5s】北欧カラースマホカバー大特集!」
 (iPhoneや北欧といったミドルワードに絡めました)

「冬にぴったり北欧&ノルディック柄のスマホカバー特集」
 (ノルディックという新しい切り口も追加)

「【Xperia Z1 f】女子注目の北欧スタイルに出会えるスマホカバー特集」
 (女子注目などターゲットを絞って)

つぎにシステム的な対策です。まず、「北欧」タグを追加し、「北欧」を連想させる商品にタグ付けをし、タグ検索結果ページが検索にヒットするようにしました。ウェブマスターツール(Google Search Console)などでもtagページインデックスを確認します。

コンテンツ追加で留意した点

特集記事はたんなるまとめページではなく、ユーザーにきちんと提案として、読んでもらえるものでなければいけません。

私たちは、ネットショップを運営しているというより、「雑誌を編集している」という気持ちで記事を書こう、とスタッフには意識させています。オシャレに敏感な女子達に評価される、つまりサイトに訪問してもらうだけではなく、そこから商品を購入したい!というところまで気持ちを高めてもらうためには、それくらいの気持ちでないといけないと思っています。

また、もちろんですがコピーコンテンツなどは絶対にしないよう、厳しく言い聞かせています。一度信頼を失うと取り返すのは、まず不可能だからです。

いっぽうで、前述のようにタイトルタグや特集内容にも、意図的にミドルワードを入れ、機種、性別、感性、イメージなど、アプローチが偏らないように試行錯誤しながら記事を作成しました。