本記事で学ぶ内容

・Facebookで発行できるクーポンについて理解できる。
・Facebookでクーポンが発行できる。
・Facebookでクーポン発行の評価ができる。

実店舗をお持ちの方やホームページを柔軟に運営できる人であれば、Facebookクーポンはとても強力なツールです。

投稿と同じようにクーポンを発行し、ユーザーとコミュニケーションが図れます。

本カリキュラムでは、Facebookにおけるクーポン活用とその利用手順について解説します。

Facebookクーポンとは

ページに50人以上が「いいね!」しているFacebookページを運営している管理者であれば、手軽に発行できるクーポンです。

通常の投稿と同じように、イベント発行ボタンをクリックで、すぐに発行できます。とくに、実店舗をもっている場合などは、顧客とのコミュニケーションツールとして活用できることでしょう。

クーポンを入手すると、ユーザーにはメールが届きます。実店舗などでは、店頭でそのメールを見せてもらい特典をあたえると良いでしょう。

ホームページにコードを入力させるようなキャンペーンもできます。クーポンコードを入力してもらえるようなホームページを用意しておけば、図のようにクーポンコードを入力してもらうような文言も書かれたメールが届き、交流ができます。

このように、Facebookクーポンを使えばより深いコミュニケーションが行えます。

Facebookクーポンの発行方法

Facebookクーポンを発行することはとても簡単です。

STEP1 発行するクーポンを検討する

Facebookクーポンは、発行枚数、期間、画像、特典の内容、プロモーションコードなどを設定できます。あらかじめ考えておきましょう。

発行枚数を無制限にして、プロモーションコード入力をさせなければ、画像とアップロードしタイトルなどの入力ですぐに発行ができます。

STEP2 クーポン内容を入力する

下図のような内容を入力すればすぐに発行できます。

・タイトル
・説明
・画像
・有効期限
・発行枚数(利用数制限)
・開始日 ※オプション
・オンライン利用リンク ※オプション
・オンラインプロモコード ※オプション*

以上のことを入力して「クーポンを作成」をクリックします。開始日を「今」にしている場合はすぐにニュースフィード上に表示されます。

より広めたい場合は、プロモーテッドポスト(投稿の広告)を活用し宣伝すると良いでしょう。

STEP3 クーポンの発行を停止する

発行枚数を無制限にした場合で、発行を止めたいときは、クーポンの投稿の右上のメニューから停止を選びます。

あとは、店舗利用であれば、ユーザーにその届いたメールを店頭で見せ、特典を受ける、という流れになります。

Facebookクーポンの効果測定

Facebookクーポンは残念ながら、誰にリーチ(表示)したのか、誰がゲットしたのかまでは追跡できません。

クーポン取得時にユーザーに届くメールが、管理者にも届きますので、取得されたのかどうかだけはわかります。

また、Facebookページの管理画面からインサイトを見ましょう。そこで、クーポンのリーチ(表示)とクリック数は確認できます。あまりクリックされていないようであれば、プロモーテッドポスト(投稿の広告)を使い宣伝するのも良いでしょう。

Facebookクーポン活用のコツ

Facebookクーポンは、ユーザーと気軽にコミュニケーションできる便利なツールです。

運用はシンプルにすることが重要です。実店舗であれば、スタッフへの徹底や特典の準備、ホームページでのプロモーションコード入力であればそのホームページの用意など、それなりに手間もかかるものです。

ユーザーははっきりと特典を感じてもらいたい際、Facebookページ運営がマンネリ化してきた際、刺激として活用すると良いでしょう。

また、参考にできそうな運用事例がインターネットには豊富にあります。ぜひ参考にしてみてください。

参考リンクただの割引券じゃない!Facebookで「顧客を育てるクーポン」をつくったル・クルーゼの取り組み

ここがポイント

・Facebookクーポンは手軽にユーザーと交流できるツール。
・クーポン発行は投稿と同じように簡単にできる。
・準備はたいへんだが活用することでFacebookページ運営の刺激になる。

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