Web広告を運用する企業が増えてきている中、今注目を浴びている資格がGoogle広告認定資格」です。簿記やTOEICなどの資格と比べると知名度は低いですが、Web広告業界では非常に評価の高い資格となっています。

本記事ではGoogle広告認定資格について、概要や取得するメリットなどについて解説します。

Google広告認定資格とは

Google広告認定資格とは、Googleが設けているGoogle広告に関する資格です。Googleの認定資格を保有することで、Google広告の知識を持っている点をアピールできます。これから広告代理店で働きたい方、また社内で広告運用部署に異動したい方などにおすすめの資格です。

取得可能な認定資格の種類

Google広告認定資格には、下記の4科目が設けられています。

●検索広告
自動入札、オーディエンスソリューションなどを利用したマーケティング能力など各種検索広告に関する知識がある点を証明できます。

ディスプレイ広告
ディスプレイ広告を利用した戦略立案やキャンペーンの作成、マーケティングを行う能力を証明することが可能です。

●動画広告
YouTubeを用いた動画広告の展開、見込み客へのリーチ方法など、各種動画広告を利用する上で必要となる知識や能力を証明できます。

●ショッピング広告
コンバージョンやリーチを最大化するためのショッピングキャンペーンの作成、最適化などショッピング広告運用に関する能力を示すことができます。

各種Google広告認定資格は、英語や中国語、日本語、韓国語など全部で22言語に対応しています。上記のうち、1つでも取得すればGoogle広告認定資格の保有をアピールできます。複数の科目で資格取得をすれば、それだけGoogle広告の運用に精通しているということを示すことができるでしょう。

どのようなGoogle広告のスキルが求められているのかを事前に確認して、取得する資格を絞るのも1つの手です。

Google広告認定資格を利用するメリット

Google広告認定資格を利用するメリットとして、下記の点が挙げられます。

  • 自身にGoogle広告の専門知識があることをアピールできる
  • 所属する代理店がGoogle Partnerバッジを取得する際にサポートできる
  • 就職、転職の際に履歴書に記載できる

自身にGoogle広告の専門知識があることをアピールできる

Google広告認定資格を利用することで、自身にGoogle広告の専門知識があることをアピールすることができます。営業先での商談や顧客と面談する際に、認定資格を提示すれば広告運用の仕事獲得につなげることも可能です。

所属する代理店がGoogle Partnerバッジを取得する際にサポートできる

Google広告認定資格を保有することで、所属する代理店がGoogle Partnerバッジを取得する際にサポートを行うことができます。Google Partnerバッジに関しては後ほど詳細を解説しますが、簡単に言うとGoogle広告の正規代理店である証明のことです。

広告代理店がGoogle広告の正規代理店になるためには、広告代理店にGoogle広告認定資格を保有しているメンバーが1名以上いる必要があります。自身がGoogle認定資格を保有することで、自社の代理店が認定代理店になるきっかけを作ることが可能になります。

就職、転職の際に履歴書に記載できる

就職や転職時に使用する履歴書にGoogle広告認定資格を記載することができます。Google広告認定資格を保有していれば、Google広告運用の即戦力としてアピールすることが可能です。入社してから資格を取るのも悪くはありませんが、入社前の段階で資格を保有していた方が、周りの求職者に差を付けられます。