Yahoo!知恵袋、コンテンツSEOの強さを考察

Yahoo!知恵袋は、Yahoo!のホームページの1つのコーナーとして運営されてます。Yahoo!は大手検索エンジンサービスを展開しているので、そういう点でインターネット上でのブランディングはピカイチです。

参考リンクYahoo!知恵袋 - みんなの知恵共有サービス

ただ、そのブランド力をさしひいても、Yahoo!知恵袋がコンテンツSEOを強化していると思われる点について、まとめてみました。
コンテンツSEOが「コンテンツ力のある大量のページをマネージメントする」という認識で考察します。もちろん以下のことだけがSEOに効果的というわけではありません。今回はんみコンテンツをどう効率的にヒットさせていくか、という視点で5つをピックアップしました。

1.検索結果でよく見るのは検索対象のページ数が多いから

何かしらべものを検索すると、ほんとによくYahoo!知恵袋がでてきます。次の図は「無回転シュート コツ」で調べた結果です。

Googleで、「site:ドメイン名」で検索しますと、その検索対象として登録されているページ数(インデックス数)が表示されます。「教えてGoo」など競合するQ&Aサイトと比較してみました。

・site:oshiete.goo.ne.jp 約 36,500,000 件
・chiebukuro.yahoo.co.jp 約 11,900,000 件
・site:okwave.jp 約 6,320,000 件
※デスクトップ版の対象ページ数

インデックス数(Googleの検索対象になっているページ数)は、「OKWAVE」よりは多いものの、「教えてGoo」よりは少ない状態です。

Yahoo!知恵知恵袋のスマホ版は、サブドメインで運用され、それも別にインデックスされていると思われます。

教えてGooは同一URLです。つまり、インデックス数としてはYahoo!知恵袋もひけをとらないと思われます(OKWAVEもサブドメイン運用ですが、桁が違います)。

2.タグが超絶シンプル

タグとは、ホームページをデザインするプログラムのことです。ブラウザがタグを理解し、画面に表示してくれています。

タグがシンプルであればあるほど、Googleページを登録するときの負担が減るとみられ、SEO的には良いとされています(Googleも公式にページの表示速度を測るツールを出しているくらいです)。

参考リンク自分の体臭や口臭をチェックする方法はありますか?自分が臭くないか心... - Yahoo!知恵袋

Yahoo!知恵袋は、なかでも本文以外のページ情報を表す部分(ヘッダー)が、圧倒的に少ないことがわかります。

右のプログラムは一般的なブログヘッダー部分です。最近のホームページは高機能化しており、これくらいのプログラム量は一般的です。実現したいデザインや機能が違いますので、単純比較はできないです。ただ、イマドキのホームページと比べてもYahoo!知恵袋が圧倒的に少ないことがわかります。もちろんスマホ版も超シンプルです。

3.カテゴリーをつくれば自動的に4ページ生成

カテゴリーページというのは、個別記事のページをリスト表示するページです。これは、各ページへのリンクをたどる重要なページなので、Googleでもよくインデックスされます。そして、Yahoo!知恵袋ではそのカテゴリーページが1カテゴリーにつき4種類あるのです。

それらはおそらく自動生成され、それらもすべて検索対象になっているのです。

Yahoo!知恵袋のカテゴリー数は圧倒的な数が存在します。これらすべての4種類のURLが存在し、それらが自動生成されているとしますとすごいことです。ちなみに教えてGooでは3種類が生成されていますが、その1つは関連コラムなので、ない場合もあると考えれば、Yahoo!知恵袋の4種類は強力であると言わざるを得ません。

参考リンクカテゴリ一覧 - Yahoo!知恵袋