つながりの核心

遅野井氏:最後にお二人にお聞きします。組織内外でつながりを育むにあたり、大事にしたいことはなんでしょう?

 日比谷氏:
1つは、自分の好奇心や、興味、エネルギーの源泉を知ること。
自分は何がやりたいのか、何ができるのかをはっきり自覚する。
もう1つは、相手のそれも知ることですね。


澤氏:
自己を知るってことと、自分をアイデンティティを否定する必要はない。
今ある自分を知りましょう。なんか本を読まなきゃとか、そんなこと実は必要ない。
発信することの方が重要です。なんでもいいから自分から発信することです。
どうやったら会話がうまくなるかなと考えて、僕が必ず行っているのがコンビニやカフェの店員の方に丁寧に返事をすることなんです。

お釣りを受け取るときに「ありがとうございます」と言う、そうしていると「ありがとうございます」と言う時にかまなくなります。

一言目が出ないことってあると思うんですが、それがなくなってスムーズに話せるようになります。
僕は隙間時間全て練習だと思っているので、ずっとそういうことをやっています。

まとめ

テクノロジーが発達した現在、時間と距離を超えたコミュニケーションが容易に行えるようになり、コミュニケーションのあり方そのものが変化したように感じられます。
しかし、「対面での対話」が必要という前提は変わっていないようです。

コミュニケーションを苦手と感じる方ほど対面の対話を避けてしまうかもしれませんが、澤氏が話されているように、まずはコンビニやカフェなどで簡単なコミュニケーションを取る場面で、丁寧な返答を心がけてみると、克服できるきっかけをつかめるかもしれません。

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