自分のトラッキングコードが分かったら次にすること

計測したいWebページに記述する

確認したトラッキングコードをそのままコピーします。

そして、計測したいWebページHTML のhead セクションに記述します。

または、 Webサイト作成ツール(WordPressやShopifyなど)を使用している場合には、 Webサイト作成ツールのカスタム HTMLフィールドにコピーしたトラッキングコードを記述します。

トラッキングコード記述の際の注意点3つ

1.計測したい全てのページに設定する

トラッキングコードは、計測したい全てのページに記述する必要があります。例えばトップページに設置しただけでは、Webサイト内全てのページを計測することはできませんので、最初の設定時に注意しましょう。

2. コードの始まりと終わりに注意する

トラッキングコードはJavaScriptと呼ばれる、ブラウザ上で動く小さなプログラムで構成されています。

そのため、コードを記述する際にはscriptで始まり/scriptで終わる部分を正しくコピーして記述しないと、正常に計測されません。コピーしてコードを埋め込んだら、正しい内容が記述されているかよく確認しましょう。

3.決して他のWebサイトのソースをコピーしない

Googleアナリティクスを利用しているサイトは日本国内だけでも数多くあります。

例えばブラウザのメニューから「サイトのソースを表示」を選択して見に行けば、他のWebサイトのソースを見ることができ、Googleアナリティクスを利用していることが伺える場面もあり得ます。

しかし、他のWebサイトのトラッキングコードは決してコピーしてはいけません。理由は、この記事の冒頭で述べたように、サイト固有の「トラッキングID(測定ID)」を含んでいるためです。

トラッキングコードをコピーする際には、必ず自分が管理しているGoogleアナリティクス画面から取得してください。

CMS利用の場合は、トラッキングIDを連携させるだけで設定完了のケースもあり

WordPress」「WIx」「ペライチ」など、Webサイト作成ツールを利用しているなら、トラッキングコードを全ページに手動で記述しなくて良い場合もあります

トラッキングID(測定ID)を管理画面から連携させるだけで測定が始まるツールもあるため、詳しくは利用中のWebサイト作成ツールでのGoogleアナリティクス連携方法を確認してみると良いでしょう。

HTMLが分かれば、それほど難しくない

この記事では、Googleアナリティクスで計測を始めるために必要不可欠な「トラッキングコード」について解説をしてきました。

HTMLの知識をある程度お持ちの方なら、それほど難しい手順ではないことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

また、CMSツール利用の場合は手動ですべてのページにコードを記述しなくても、もっと簡単にGoogleアナリティクスと連携できる手法もあります。まずは自身のWebサイトの環境をよく確認してから、トラッキングコードの設定を行いましょう。